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ThinkCentre Neo Ultraの実機レビュー

ThinkCentre Neo Ultraのレビュー概要

ThinkCentreの上位モデル

小型パソコンの代名詞であるThinkCentreシリーズの上位モデルにあたるのが本機種です。

Ultraの名前の通り、コンパクトでありながら十分なパフォーマンスを有しています。またAI機能を強化できるNPUカスタマイズもできるモデルになっています。

こんなタイプにマッチ

  • デザインにこだわる人
  • 小型と高性能を両立したい人

簡易スペック表

発売日 2024年
CPU Core i5-14500
Core i5-14500T
Core i7-14700
Core i7-14700T
Core i9 14900
Core i9 14700T
RAM 16~64GB
ストレージ 256GB~2TB
画面サイズ -
GPU GeForce RTX4060
USB-PD -
LTE・5G通信 -
MSオフィス 選択可能
重量 3.5kg
Cinebench R23 22414pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2024年12月12日時点で203390円(税込)から。現在の価格は公式サイトでご確認ください。

 

ThinkCentre Neo Ultraの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

 

ThinkCentre Neo Ultraの特徴

ここではThinkCentre Neo Ultraの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

第14世代intelプロセッサ搭載

本モデルではintel第14世代プロセッサの中からいくつか選択肢があります。Core i5モデルからCore i9モデルまで存在するため、パフォーマンスを追求することも可能です。

 

独立NPUを搭載

昨今AIが取り沙汰されていますが、ThinkCentre Neo UltraではAI機能を強化する目的で独立NPUを搭載することができます。使い所は難しい部分はありますが、新しい物好きには魅力的に映るでしょう。

 

コンパクトながら高級感のあるボディ

高機能な点も魅力ですが、本機の最も魅力的な部分はWindowsパソコンとは思えないほどスタイリッシュなところにあります。前面に最低限のインターフェイスしか備えていないこともあり、どこに置いてもすっきりするでしょう。

 

ThinkCentre Neo Ultraの価格とコストパフォーマンス

本体の価格がCore i5モデルで約20万円からとなっています。一般的なデスクトップパソコンで考えると価格帯はためと言えるでしょう。

本体デザインに高級感があり、仕上げが素晴らしいため、そこに魅力を感じる人でなければどうしてもコストパフォーマンスが下がってしまいます。

2024年12月12日時点で203390円(税込)から。現在の価格は公式サイトでご確認ください。

 

ThinkCentre Neo Ultraのスペック

今回レビューしたThinkCentre Neo Ultraのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

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発売年 2024年
製品名 ThinkCentre Neo Ultra
型式 -
サイズ 195×191×111mm
重量(実測) 本体 3.5kg
電源アダプタ -
CPU Core i7-14700
GPU GeForce RTX4060
メモリ(RAM) 16GB
ストレージ 1st 512GB
2nd -
ディスプレイ サイズ -
解像度 -
形式 -
リフレッシュレート -
生体認証 指紋 無し
顔認証 無し
フロントカメラ 画素数 -
物理シャッター -
リヤカメラ 画素数 -
Wi-Fi Wi-Fi7対応
bluetooth 公式記載なし
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ -
公称値 -

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

他グレードを見てみる

 

ThinkCentre Neo Ultraのベンチマーク

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は22414pts、シングルコア2088ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。本体のReadのスコアは6000MB/sを超えており、パフォーマンスとしては充分高いレベルにあると言えるでしょう。

 

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 10645 快適
高品質 15222 非常に快適
軽量品質 19949 非常に快適

 

ThinkCentre Neo Ultraの外観

上から見た様子です。ロゴが少なめ、かつインターフェイスが最小限のためシンプルなデザインになっています。

 

全面と異なり、背面にはインターフェイスがたくさん設けられており使い勝手が良くなっています。排熱スリットが多い点も冷却の点で有利です。

 

真正面にはUSB Type-Cポートが一つ、Type-Aポートが二つ、コンボジャックを備えます。

 

マウスとキーボードです。本体デザインは良いもののこちらには安っぽさを感じます。

 

ThinkCentre Neo Ultraのメリット・魅力

WIndows機っぽくないデザイン

本体デザインは真四角で外観に余分な情報がないことから、 Windows機とは思えないようなデザインになっています。

今までデスクの上にパソコンがあると、いかにもパソコンといった印象を受けますが、ThinkCentre Neo Ultraに限ってはデスクの上に出していてもインテリアの邪魔にはなりづらいでしょう。

 

高いパフォーマンス

第14世代のデスクトップ用プロセッサーを搭載しつつ、さらにGeForce RTX4060も搭載しているためコンパクトながら充分なパフォーマンスを持っています。

コンパクトになればなるほどどうしても性能面では不安が残るかもしれませんが、 2024年時点においてはプロセッサーのパフォーマンスがあがっているため一般用途においてはほぼ問題なく使えるでしょう。ゲームをするようなユーザーの場合は少しスペック的に物足りないかもしれません。

 

豊富な背面インターフェイス

このパソコンの大きな特徴のうちの一つにインターフェースが豊富なことが挙げられます。すっきりと設置するだけでなく、背面ポートをフル活用して多面ディスプレイ環境を構築したりすることもできるでしょう。

 

Wi-Fi7を搭載

本機では最新規格であるWi-Fi7を搭載しています。これに合わせてWii-Fiルーターを買い替えることはあまりないかもしれませんが、パソコン自体は長期間使うものなので、最新規格に対応していることは長い目で見て重要です。

 

ThinkCentre Neo Ultraのデメリット・欠点

価格帯からするとGPU性能が低め

デスクトップパソコンで20万円台のモデルとしてはGeForce RTX4060しか選択できず、コストパフォーマンスが低く感じました。

 

キーボードとマウスが安っぽい

本体デザインが優れている一方で、キーボードとマウスが廉価モデルとほぼ同じクオリティのものが同梱されています。このパソコンをデザインで選んでいるなら、キーボードとマウスは納得できない可能性が高いため、別途用意する方が良いかもしれません。

 

Thunderbolt4ポートがない

少し異色な使い方になるかもしれませんが、このパソコンをUSB Type-Cケーブルでディスプレイと1本で接続して環境を作ることはできません。ハブ機能を搭載したディスプレイを持っている人にとってはデメリットになるでしょう。

 

みんなの口コミ

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ThinkCentre Neo Ultra
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

コンパクトで高級感のある筐体が非常に魅力的なデスクトップパソコンです。一方で価格は少し割高に感じる部分もあるのでデスクトップとしてのデザイン性をとるか、その値段で買える最高の性能をとるかという部分は評価が分かれそうです。

 

ThinkCentre Neo Ultraがおすすめな人

すっきりとPCを設置させたい人

高性能なノートパソコンでありながら、同時にすっきりとしたデザインを有している本モデルはWindows機としては唯一無二の存在です。すっきりとノートパソコンを設置したいユーザーはぜひ検討してみても良いでしょう。

 

デザイン重視の人

重複しますが、デザイン、重量感、表面仕上げ、どれをとっても高いクオリティと感じました。机の上にポンと置いていても絵になる印象のデスクトップパソコンです。

 

ThinkCentre Neo Ultraがおすすめではないタイプ

コスパを重視する人

外観の仕上がりに重きが置かれたモデルということもあり、プロセッサ側のコストパフォーマンスは高くありません。そのため、コストパフォーマンスを重要視する人にはあまりお勧めできません。

 

ThinkCentre Neo Ultraのカスタマイズ・モデルの選び方

プロセッサーのカスタマイズ幅広いものの、グラフィックボードのカスタマイズはなく1点しか選ぶことができません。また特徴的なのはAIに対して有効的に活用できるNPUを搭載できることにあります。

普段使いでAIを多用する人はあまりないかもしれませんがオプションでつけても、極端に高いわけではないので試しにつけてみてもいいかもしれません。

公式サイトを見る

 

ThinkCentre Neo Ultraの実機レビューまとめ

高性能なコンパクトPC


結論

Windows機では珍しいデザインに優れた高性能コンパクトデスクトップです。

背面部分はインターフェイスが豊富なため、Windows機としての良さもしっかりと兼ね備えています。

2024年12月12日時点で203390円(税込)から。現在の価格は公式サイトでご確認ください。

 

ThinkCentre Neo Ultraを安く買う方法

ThinkCentre Neo Ultraに限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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