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ThinkStation P360 Tinyの実機レビュー

ThinkStation P360 Tinyのレビュー概要

コンパクトでパワフルなPC

ThinkStation P360 Tinyは手のひらに乗るサイズ感のコンパクトデスクトップパソコンでありながら、Tシリーズのプロセッサを搭載したパフォーマンスの高いモデル。

コンパクトさと性能を両立したい人におすすめのモデルです。

こんなタイプにマッチ

  • コンパクトを求める人
  • パフォーマンスが欲しい人

簡易スペック表

発売日 2022年
CPU Core i3-12100T
Core i5-12400
Core i5-12400T
RAM 8~64GB
ストレージ 256GB~1TB
画面サイズ -
GPU 内臓グラフィックス
NVIDIA T400
NVIDIA T600
NVIDIA T1000
USB-PD 非対応
LTE・5G通信 非対応
MSオフィス 選択可能
重量 1.4kg
Cinebench R20 4663pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2023年9月23日時点で133,100円(税込)から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ThinkStation P360 Tinyの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

 

ThinkStation P360 Tinyの特徴

ここではThinkStation P360 Tinyの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

非常にコンパクトな筐体

本モデルは手のひらに乗せられるくらいのサイズ感のデスクトップパソコン。ディスプレイの横に置いていても、これがパソコン?と思ってしまうほどのコンパクトさになっています。

 

第12世代intelプロセッサ搭載

プロセッサは第12世代のintelプロセッサを搭載し、デスクトップ向けであるTシリーズを積んでいます。ベンチマークテスト結果で後述しますが、非常に高いパフォーマンスとなっています。

 

NVIDIAのGPU搭載

これだけコンパクトなノートパソコンでありながら、NDIVIAのdGPUを搭載することが可能です。NDIVIAのため、ワークステーション向けとなり、限定されたユーザー向けにはなるものの、このコンパクトさで選択肢があること自体が素晴らしいといえるでしょう。

 

ThinkStation P360 Tinyの価格とコストパフォーマンス

本体価格は135,000円からとなっています(2023年9月20日時点)。dGPUを搭載していないデスクトップでは割高と言えるかもしれません。ただし、他にはないコンパクトさがある点が魅力なので、単純にコスパが悪いとは言い切れません。

2023年9月23日時点で133,100円(税込)から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ThinkStation P360 Tinyのスペック

今回レビューしたThinkStation P360 Tinyのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売年 2022年
製品名
型式 -
サイズ 182.9×37×179mm
重量(実測) 本体 1.4kg
電源アダプタ -
CPU Core i5-12400
GPU intel UHD Graphics
メモリ(RAM) 8GB
ストレージ 1st 256GB
2nd -
ディスプレイ サイズ -
解像度 -
形式 -
リフレッシュレート -
生体認証 指紋 無し
顔認証 無し
フロントカメラ 画素数 -
物理シャッター 無し
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth 公式記載なし
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ -
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ -
公称値 -

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

他グレードを見てみる

 

ThinkStation P360 Tinyのベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は4663pts、シングルコア607ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。コンパクトデスクトップとは思えない高いパフォーマンス結果が得られています。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は11862pts、シングルコア1685ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。CrystalDiskmarkの結果、READは6000MB/sを超えておりとても快適に使えるでしょう。

 

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 - -
高品質 - -
軽量品質 1521 動作困難

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

ThinkStation P360 Tinyのモニター評価(色域・トーンカーブ)

デスクトップのため、評価を行っておりません。

 

ThinkStation P360 Tinyの通信環境(WI-Fi)のテスト

デスクトップのため、評価を行っておりません。

 

ThinkStation P360 TinyのUSB-C(PD)による充電テスト

デスクトップのため、評価を行っておりません。

 

ThinkStation P360 Tinyの外観

フロントから見た様子です。ThinkStationのロゴが配置されています。前面には電源ボタンの他、USB Type-C、USB Type-A、ヘッドフォンジャックが備わっています。

 

上側から見た様子です。

 

背面です。コンパクトでありながら非常にポートが豊富で、フルサイズ有線イーサネットコネクタ、USB Type-Aポート、HDMI、ディスプレイポートを備えています。

 

付属のスタンドを使って立てかけた様子です。

 

本体付属のキーボードとマウスです。

 

電源コネクタです。240Wサイズのため、かなり大きめになっています。

 

ThinkStation P360 Tinyのメリット・魅力

他にはないコンパクト感

何度も繰り返しにはなりますが、本モデルの魅力はなんといってもコンパクトさ。リビングに置いても邪魔になりませんし、オフィスでも他にスペースを開けておくことができます。

 

ミニPCとは思えないパフォーマンス

コンパクトデスクトップとは思えないほどの高パフォーマンスもこのパソコンの魅力。2023年時点で一般的なノートパソコンはCinebench R20で2000~2500ptsであることが多いことを考えるとそれの2倍近いスペックが出ていることは大きな魅力と言えるでしょう。

 

カスタマイズ選択肢の豊富さ

LenovoのミニPCは過去モデルからカスタマイズの豊富さが魅力の一つでもあります。CPUのグレードを選べることに加えて、NVIDIAのGPUを選べるのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

ThinkStation P360 Tinyのデメリット・欠点

GeForceが選べない

このパソコンはほとんど弱点がありませんが、唯一あるとすればカスタマイズ選択肢の中にGeForceのdGPUが選べないことくらいでしょう。ただし、ゲーム向けでGeForce RTXを選択するならよりサイズ感の大きいデスクトップパソコンを買うとも感じます。

 

みんなの口コミ

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ThinkStation P360 Tiny
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

コンパクトで高いパフォーマンスを持ったエッジのあるパソコンで、配置場所が限られている人にとっては嬉しいモデルと感じました。一般用途であれば、十分以上の性能ということもあり、長く使えるでしょう。

 

ThinkStation P360 Tinyがおすすめな人

コンパクトさを求める人

リビングに置いたり、オフィスをパソコン以外の環境で広々と使いたいような場合、コンパクトデスクトップである本機は強い味方になってくれます。それでいてパフォーマンスが十分なので、実用性も抜群です。

 

ThinkStation P360 Tinyがおすすめではないタイプ

ゲーミングや動画編集をする人

CPUのプロセッサパフォーマンスは十分あるものの、GeForce RTXシリーズを搭載していない(選択できない)ため、ゲームや動画編集には向きません。

 

より低価格で小型デスクトップが欲しい人

同メーカーではミニPCのラインナップでIdeaCentreモデルがあります。こちらはプロセッサのパフォーマンスが落ちてしまう欠点があるものの、より低価格で購入可能です。

 

ThinkStation P360 Tinyのカスタマイズ・モデルの選び方

ThinkStation P360 TinyはdGPUを選択せずに、一般的な用途であれば最低グレードのものでも十分パフォーマンスを発揮してくれます。ただし、メモリについては長期で使うことを前提に16GBモデル以上をおすすめします。

公式サイトを見る

 

ThinkStation P360 Tinyの実機レビューまとめ

高性能コンパクトを求める人に

結論

ThinkStation P360 Tinyはコンパクトながら高性能プロセッサを搭載したエッジの聞いたデスクトップパソコンです。

小型で高性能なPCを求める人にぜひおすすめです。

2023年9月23日時点で133,100円(税込)から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ThinkStation P360 Tinyを安く買う方法

ThinkStation P360 Tinyに限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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