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レビュー・評価の概要
Yoga Slim750i(14)は基本を抑えつつ、薄型でモバイル性の高いノートパソコンです。またコンパクトなだけでなく、他メーカーの製品と比べて価格競争力が高く、コストパフォーマンスに優れる点がメリットの一台です。
また薄型でありながら、必要なインターフェイスをしっかりと備え、バッテリー保持は20時間を超えており、ビジネスシーンに置いても使い勝手の良いモデルに仕上がっています。
自宅でのネットサーフィン、Wordやエクセルといった事務処理がベースで、できるだけ薄型、かつ値段の安いノートパソコンを探すなら第一候補に入れておいて良いPCです。
発売年度 | 2020年 |
プロセッサ | Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 Core i5-1035G7 Core i7-1065G7 |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
GPU | 内蔵グラフィックス |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1330g |
Cinebench R20 | 1712pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではYoga Slim 750iの一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリット・デメリットからご覧ください。
薄型で持ち運びに向く筐体
Yoga Slim750i(14)は薄型でコンパクトな筐体が特徴です。ベゼル幅がしっかりと抑えられているため、14インチノートパソコンとしては非常にコンパクトなことも魅力と言えます。また、持ち運びに向く筐体でありながらインターフェイスをしっかりと備えており使い勝手が良い点も魅力と言えるでしょう。
USB-PD充電にも対応
Yoga Slim750i(14)は元々の純正充電器もUSB-PDに対応しています。もちろん、社外の窒化ガリウム対応のUSB-PD充電器を用いることによって、よりモバイル性を高めることが可能になります。
上位モデルもチェック
Yoga Slim 750i(14)には上位モデルとしてYoga Slim 750i Carbonという特殊モデルが存在します。画面アスペクト比、CPU、メモリのクロック数、重量と全てが異なります。
価格ももちろん高くなりますが、より軽いモデルが欲しい場合はこちらもチェックしておいてください。
価格とコストパフォーマンス
Yoga Slim 750iのコストパフォーマンスは非常に高く、自宅にコンパクトなノートパソコンを置いておきたい人にぴったりの一台です。Core i5モデルとCore i7モデルがありますが、自分の利用用途に合わせて選ぶと良いでしょう。どちらを選んでも市場価格からはリーズナブルな値段帯となっています。
スペック
今回レビューしたYoga Slim 750iのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2020年 | |
サイズ | 354.9×259.9×22.6~27.2mm | |
重量 | 本体 | 1330g |
アダプタ | 330g | |
CPU | Core i7-1065G7 | |
GPU | 内蔵グラフィックス | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 14インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 720p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
bluetooth | v5.0 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 4セル |
公称値 | 23.7時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 1712 |
シングル | 455 | |
Cinebench R23 | マルチ | 4156 |
シングル | 1200 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 2358.84 | 1369.11 |
SEQ1M Q1T1 | 1556.51 | 1144.91 |
RND4K Q32T16 | 829.71 | 400.37 |
RND4K Q1T1 | 49.04 | 121.31 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 1630 | 動作困難 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。最長距離である部屋2において速度が大きく低下する傾向が見られています。モデムより離れた場所で利用する場合はメッシュWi-Fiなどの利用をおすすめします。データはクリックで拡大できます。
1階部分

2階部分

USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | △ | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | △ | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
本体の天板です。金属ですが、マット加工されており高い質感になっています。

背面です。センターにスリットが入った形状となっています。

開いた様子です。ベゼルはかなり狭くなっています。

フロントカメラはIRカメラを搭載し、Windows Helloに対応しています。

本体は180°まで開きます。なお本モデルはYogaの名前がついていますが、360°回転はしません。

キーボードです。一般的な配列です。ただし、エンターキー及びスペースキーが変則となっています。

キーボードバックライトが付属しています。また、スピーカーがキーボード横に配置されています。背面にはスピーカーはありません。

ミツトヨのデジタルノギスで2つのキーから割り返してキーピッチを計測したところ17.8mmでした。またキーストロークは1.4mmでした。

タッチパッドです。幅は105mmとなっています。

パームレストは金属でできています。

本体右側です。電源ボタン、USB-A×2、microSDカードとなっています。

本体左側です。USB-C、HDMI、USB-C、ヘッドフォンジャックとなっています。

本体質量を測定したところ1330gとなりました。

充電器込みの質量は1660gです。充電器単体では330gとなります。

メリット・魅力
薄くてモバイル性が高い
Yoga Slim750i(14)の最大の魅力は何と言っても薄くてモバイル性が高いことと言えます。低価格モデルにもかかわらず、本体に金属を採用しているため、全体的にスッキリとしたデザインになっていることも魅力と言えるでしょう。
インターフェイスが豊富でビジネスに向く
昨今の薄型のノートパソコンはどれもインターフェイスが省かれる傾向にあり、特にUSB-AとHDMIが無くなっているケースが多数あります。しかしこのYoga Slim750iではビジネスシーンで必要なインターフェイスが全て備わったモデルとなっています。
IRカメラ搭載し顔認証も可能
低価格帯ノートパソコンではWindows Helloが省かれる傾向がありますが、Yoga Slim750i(14)では搭載しています。実際に使ってみるとわかりますが、Windows Helloは非常に便利です。
比較的安く手に入る
最大の魅力はこれでしょう。安さを最大限まで求めるのであれば同メーカーのIdeaPad Flex550やIdeaPad Slim350が候補ですが薄さ、モバイル性まで考慮するとYoga Slim750iの方に軍配が上がります。
デメリット・欠点
ライバルに比べると重い
14インチのノートパソコンとしては重さがあるモデルになります。できる限り軽さを求めるのであれば、上位のYoga Slim750i Carbonが良いでしょう。
上位モデルの魅力に負ける
軽さもそうですが、Yoga Slim 750iは上位モデルのCarbonの出来が非常に良く、かつ価格差も小さいため通常版の魅力に欠けてしまいます。もし予算があるなら上位モデルを購入する方が後から後悔しないでしょう。
おすすめなタイプ
安くてスタイリッシュなPCが欲しい人
安い、かつデザイン性に優れたノートパソコンが欲しい人はYoga Slim750iは非常におすすめです。本体が金属で質感が高い点も評価できるポイントです。
マウスを使わない人
Yoga Slim750iは低価格帯パソコンとしてはタッチパッドがサラサラで使いやすいメリットを持ちます。そのため、マウスを使わない人(例えば外出利用が多い人)などにはおすすめできる一台と言えるでしょう。
おすすめできないタイプ
外で縦長画面を使いたい人
Yoga Slim750iは本体が16:9のアスペクト比になっています。もし情報を多く表示したいなら、4Kの他のPCを選択するかアスペクト比が16:10などの縦長になるモデルを選ぶと良いでしょう。なお、上位モデルにYoga Slim750i Carbonは16:10になっています。
より軽量なモデルが欲しい人
Yoga Slim750iは薄型ですが、本体重量は14インチノートパソコンとしては重い部類に入ります。もっと軽いPCが欲しい場合は、同メーカーの場合、Yoga Slim750i Carbon、ThinkPad X1 Carbon、そしてThinkPad X1 Nanoを検討してください。
カスタマイズ・モデルの選び方
Yoga Slim750iのカスタマイズはプロセッサの強さで選ぶと良いでしょう。ネットサーフィンや軽いオフィス作業だけならCore i5でも十分です。ビジネスシーンを初めPCを使う時間が長い人はCore i7モデルを購入しておく方が快適に使えるでしょう。どちらのモデルも市場価格からは割安になっています。
実機レビューのまとめ

薄型で持ち運びしやすく、コストパフォーマンスに優れるノートパソコンです。バッテリー持続時間が長いことも魅力の一つ。
できるだけ安く、デザインが良く、かつ持ち出しでも使うPCが欲しい人におすすめのノートパソコンと言えるでしょう。
インターフェイスが多いので、外部接続が多いビジネスパーソンにも向いています。
安く買う方法・コツ
Yoga Slim 750iに限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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