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レビュー・評価の概要
Yoga 670は天板に布地を採用した非常に珍しい2in1型ノートパソコンです。
プロセッサにAMD Ryzen5000シリーズを搭載し高いパフォーマンスを誇りつつ、比較的低価格で購入できるため、コストパフォーマンスに優れています。
発売年度 | 2022年 |
プロセッサ | Ryzen7 5700U Ryzen5 5500U |
RAM | 8~16GB |
ストレージ | 256~512GB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | AMD Radeon Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1650g |
Cinebench R20 | 3139pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではYoga 670の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
天板に布地を採用
Yoga670の天板は非常に珍しく、布地を採用したモデルになっています。独特な外観で他のノートパソコンと差別化されています。

AMD Ryzen5000シリーズを採用
プロセッサにはRyzen5000シリーズが採用されており、高いパフォーマンスが魅力です。後述しますが、AMDを採用していることもあってかコストパフォーマンス面でも有利となっています。

スタイラスペンが標準付属
Yoga 670にはスタイラスペンが付属してきます。どのメーカーにも言えることですが、純正スタイラスペンは通常1万円前後することが多いので、これだけでもお得に感じます。
また純正のため、PC本体との接続性が良い点もメリットとなります。
価格とコストパフォーマンス
2022年6月23日時点で10万円未満でRyzen5 5500Uモデルを購入することができます。このモデルでも一般ユーザー(オフィスソフトやネットサーフィン中心のユーザー)なら十分以上に使える性能であることから、非常にコストパフォーマンスが高い機種と言えます。
スペック
今回レビューしたYoga 670のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2022年 | |
サイズ | 218×304×18.27mm | |
重量 | 本体 | 1650g |
アダプタ | 310g | |
CPU | Ryzen7 5700U | |
GPU | AMD Radeon Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | IPS液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 1080p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 59Whr |
公称値 | 20時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 3139 |
シングル | 467 | |
Cinebench R23 | マルチ | 6694 |
シングル | 1239 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 2137.10 | 1221.81 |
SEQ1M Q1T1 | 1700.76 | 715.59 |
RND4K Q32T16 | 550.82 | 263.93 |
RND4K Q1T1 | 49.28 | 105.54 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2185 | 重い |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 99.0 | 102.8 |
Adobe RGB | 74 | 76.2 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 459.15 | 599.23 | 15 |
ポイント② | 425.44 | 395.27 | 14 |
ポイント③ | 464.76 | 382.13 | 13 |
ポイント④ | 374.18 | 484.3 | 14 |
ポイント⑤ | 366.63 | 339.74 | 13 |
ポイント⑥ | 157.72 | 104.23 | 14 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | △ | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | AUKEY PA-B7 |
外観
天板は布地でダークティールというカラーになっています。YOGAとメーカーのロゴが配置されています。

背面センターにスリットがあります。

開いた様子です。ベゼル幅は上下左右ともに狭めです。フロントカメラには物理シャッターが設けられています。

テントモードにした様子です。

タブレットモードにした様子です。

キーボード全体です。他のYOGAシリーズ同様にキーボードの一部が接合していますが全体的にクセがなく、扱いやすくなっています。またパームレスト部分には指紋認証も備えています。

本体右側には電源ボタン、USB Type-Aポートが2つ備わっています。タブレットモードでもアクセスできるように横側に配置されています。

本体左側にはUSB Type-Cポートが2つ、フルサイズHDMI、さらにヘッドフォンジャックを備えています。

スピーカー音質はノートパソコンとしては中の上といったところです。低音は控えめなため、タブレットモードで動画を見るときに聞き取りやすいと言えるでしょう。

本体の重量を測定したところ、1650gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1960gとなりました。充電器単体では310gとなります。

メリット・魅力
コストパフォーマンスが高い
Yoga670はとにかくコストパフォーマンスが高いことが特徴です。高性能なプロセッサ、持ち運びできるサイズ感、そして2in1でありながら10万円以下から買えるのは大きなメリットと言えます。
動画鑑賞に向く
2in1ノートパソコンであること、さらにスピーカー性能が比較的良いことからテントモードで利用しつつ動画鑑賞することができます。13.3インチで持ち運びしやすいため、宅内なら場所を問わずに移動できるのも利点です。
アクセサリーの追加購入が必要ない
本モデルにはスタイラスペンが付属します。コストメリットがあるだけでなく、純正品だからこそ接続性、精度、そして何より使い勝手に優れる点が魅力です。
sRGB100%カバー
ディスプレイはsRGBカバー率100%となっています。高い色域カバー率ながら、フルHDのためバッテリー持ちに影響が少ない点も魅力と言えるでしょう。
フロントカメラが1080p
10万円以下のノートパソコンの場合、フロントカメラが720pであることが多いですが本モデルは1080pでより高精細。ビデオ会議などで役立ちます。
デメリット・欠点
ファン音が気になる
普段使いのテスト、およびベンチマークテストをしていてファン音が多少気になりました。
毎日持ち運びするなら質量に注意
普段からPCを持ち運ぶなら、質量に注意して下さい。2in1ということもあり、13.3インチにしては1,375gと質量があります。毎日持ち運ぶなら1.1kg台以下が良いと感じます。
値段は上がってしまいますが、Yoga Slim 760 carbonやThinkPad X1 Carbonを検討してみて下さい。
おすすめなタイプ
コスパの良い小型PCを探す人
Yoga 670は非常にコストパフォーマンスの高い13.3インチノートパソコンです。また、安い上に性能やデザイン面で見劣りする面がないことも魅力です。
場所にとらわれず動画を見る人
テントモードやタブレットにできるノートパソコンであり、さらにスピーカー性能が高めのため場所にとらわれず動画を見たい人に向いています。色域が広いディスプレイのため、映像表現をより深く味わえる点もポイントです。
資料修正などペン入力したい人
Yoga670はスタイラスペンが純正付属するため、メール等で資料を受信→修正箇所をスタイラスペンで書き込み→返送という一連の流れを一つのパソコンで完結することができます。
部下の資料添削が多い人に向いているでしょう。
おすすめできないタイプ
持ち運び性を最重要視する人
13インチモデルとしては比較的重めです。もし持ち運びを最重要視するなら、軽量モデルをおすすめします。
カスタマイズ・モデルの選び方
Yoga670はRyzen5 5500UもしくはRyzen7 5700Uが選択のポイントになります。Ryzen5モデルでも一般用途としてのパフォーマンスは十分です。
よりハードに使う人はRyzen7 5700Uモデルを選択するようにして下さい。
実機レビューのまとめ

布地の天板を採用しているため外観は珍しいモデルですが、実は性能と価格のコストバランスに優れた機種。
仕事用だけでなく、私用で動画鑑賞したりすることが多い人にもぜひすすめたいモデルです。
安く買う方法・コツ
Yoga 670に関わらずLenovoのパソコンを買う場合は以下の記事を参考にしてください。
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