Tab Plusのレビュー概要
サウンド重視のタブレット
Tab Plusは外観からもわかるようにサウンドに重点を置いたタブレットになっており、JBLスピーカーを8基も搭載しています。
またハイレゾ対応のコンボジャックまで備えたモデルです。
こんなタイプにマッチ
- 動画鑑賞する人
簡易スペック表
発売日 | 2024年7月2日 |
SoC | MediaTek Helio G99 プロセッサー |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | 11.5インチ |
重量 | 650g |
5G | 非対応 |
※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください
Tab Plusの目次
実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。
※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。
Tab Plusの特徴
ここではTab Plusの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
サウンドに特化
Tab Plusはサイドを見てもわかるように、サウンドに特化したモデルのタブレットです。JBLのスピーカーを8基も搭載しています。
美しいディスプレイ
ディスプレイは2Kとなっており、低価格タブレットの中では一回り解像度に優れています。
ハイレゾオーディオにも対応
昨今のタブレットとしては珍しくイヤホンジャック(コンボジャック)を搭載しています。ハイレゾに対応しており、対応したイヤホンを使うことで音楽や動画を楽しむことができるでしょう。
キックスタンドが標準付属
本体にはキックスタンドが標準装備されており、別途スタンドを購入する必要がありません。タブレットを動画端末として使う人にとっては嬉しい機能です。
Tab Plusの価格とコストパフォーマンス
タブレットとしては標準から少し安めくらいの価格帯と言えます。映像を見る用途に絞れば、この価格帯とは思えないほどのバリューがあるため、人によってコスパ評価が大きく変わるモデルと感じます。
Tab Plusのスペック
今回レビューしたTab Plusのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売日(月) | 2024年7月2日 | |
製品名 | Tab Plus | |
型式 | - | |
サイズ | 174.3×268.3×7.8~13.6mm | |
本体重量 | 650g | |
ディスプレイ | サイズ | 2560×1440 |
アスペクト比 | 16:9 | |
サイズ | 11.5インチ | |
形式 | - | |
リフレッシュレート | 60Hz | |
バッテリー | 容量 | 8600mAh |
ワイヤレス充電 | 無し | |
リバースチャージ | 無し | |
急速充電 | 無し | |
SoC(CPU) | MediaTek Helio G99 | |
GPU | 内蔵グラフィックス | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 256GB | |
コネクタ | USB Type-C | |
外部メモリ | 形式 | microSD |
最大容量 | 1TB |
通信速度 | 上り数字 | - |
下り最大 | - | |
Wi-Fi6 | 対応 | |
bluetooth | バージョン | v5.2 |
最大接続台数 | 公式記載なし | |
生体認証 | 指紋認証 | ー |
ディスプレイ内指紋認証 | ー | |
顔認証 | ー | |
光彩認証 | ー | |
おサイフケータイ | 無し | |
緊急避難速報 | 無し | |
防水 | × | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | 無し | |
OS | 無し | |
OS | Android14 | |
SIMサイズ | - | |
DSDV | 無し | |
5G通信 | 無し |
※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。
Tab Plusの通信環境(WI-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
検証結果
スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。
ダウンロード数値比較
アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。
測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 336.53 | 296.49 | 16 |
ポイント② | 215.08 | 206.94 | 44 |
ポイント③ | 336.73 | 270.63 | 17 |
ポイント④ | 305.692 | 228.27 | 22 |
ポイント⑤ | 224.76 | 159.79 | 18 |
ポイント⑥ | 137.9 | 70.03 | 17 |
通信スピードテストの評価
全エリアで十分なパフォーマンスが発揮されています。最長距離で100Mbpsを超えている点は低価格タブレットとしては特に評価できるポイントです。
Tab Plusのカメラスペック
Tab Plusで撮影した作例
作例を掲載しています。各画像はクリックで拡大することができます。
被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。
明るい色、暗い色の花の撮影による変化を検証しました。
前後でピントを調整し撮影しました。
Tab Plusの外観
背面です。ロゴマークが刻印されているのみであり、すっきりとした印象を受けます。
背面カメラです。大きく感じますが、カメラバンプはそれほど高くありません。
キックスタンドを使って建てた状態です。
キックスタンドの内部構造を撮影した様子です。無段階で調整が可能になっています。
本体上側には音量ボタンを備えます。
本体右側にはUSB Type-Cポートを備えています。
本体左側にはハイレゾ対応のコンボジャックと電源ポートを備えています。
Tab Plusのメリット・魅力
音質がタブレットとしては抜群に良い
メーカーがスピーカーを推していることもあり、タブレットの音質としては非常に高いレベルになっています。普段からタブレットで音楽を聴いたり、動画を見たりする人にとってはとても魅力的と言えるでしょう。
キックスタンドが非常に便利
標準付属しているキックスタンドが動画視聴にはとても便利です。外観の項目で書いた通り、普段会で調整できるため人に合わせて使い勝手が変えられる点がとても嬉しいポイントと言えるでしょう。
Tab Plusのデメリット・欠点
動作はすこしもっさり感がある
ホーム画面や、アプリの立ち上げ時にはあまり気になりませんでしたが、YouTubeを見ているときに上下の動作のもっさり感があることが気になりました。
メモリが8GB
昨今のタブレットはメモリが16ギガであることも多々ありますが、本モデルの場合はメモリが8GBとなっています。低価格のタブレットのためしょうがない部分ではありますが、長い目で見ると気になるポイントと言えるでしょう。
みんなの口コミ
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とにかくスピーカー性能が良く、さらにディスプレイが美しいため動画鑑賞に向いてます。無段階のキックスタンドも使い勝手が良く、動画鑑賞マシンとして隙がないモデルと言えるでしょう。
Tab Plusがおすすめな人
動画鑑賞メインで使う人
本モデルは音質が良いこと、そして2Kのディスプレイを採用していることから動画鑑賞を使う人にとっては非常に価値のあるモデルです。YouTubeだけでなくVODのような動画コンテンツを楽しむ人にとって相性が良いと言えるでしょう。
電子書籍をよく読む人
無段階のキックスタンドで人に合わせて角度を調整できるため、電子書籍コンテンツを楽しむ人にとっても本モデルはお勧めです。
Tab Plusがおすすめではないタイプ
ネットサーフィンが主目的の人
Tab Plusはスピーカーと無段階のキックスタンドが特徴であるため、逆にそれを活用しないユーザーにとってはあまり価値がありません。さらにデメリットで述べたように動作にもっさり感が感じられるシーンがあったため、ネットサーフィンを主に使うのであればコストをよりプロセッサ側に振ったようなモデルを購入することをお勧めします。
Tab Plusの実機レビューまとめ
Tab Plusを安く買う方法
Tab Plusに限らず、Lenovoのタブレットを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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