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レビュー・評価の概要
Alienware X14は非常に薄いゲーミングノートパソコン。
dGPUを搭載するため、一般的なノートパソコンよりも熱くなりがちですが、軽量ノートパソコンと同じレベルで薄型化されたモデルになっています。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i7-12700H |
RAM | 32GB |
ストレージ | 1TB |
画面サイズ | 14インチ |
GPU | GeForce RTX3060 |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 非対応 |
重量 | 1790g |
Cinebench R20 | 5353pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではAlienware x14 プラチナの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
ゲーミングらしくない薄型筐体
Alienware X14の最大の特徴はなんといってもゲーミングらしくない非常に薄い筐体。一般的なノートパソコンよりも薄いため、dGPUが入っているように感じません。
第12世代intelプロセッサ搭載
プロセッサには第12世代のintel Hシリーズが搭載されています。ベンチマーク結果でも後述しますが、高いパフォーマンスを備えています。
GeForce3000番台を搭載
dGPUにはGeForce RTX3060が搭載されており、高いパフォーマンスを誇ります。
USB PDに対応
薄型である強みに加えて、本モデルはUSB PDに対応しています。こちらも後述しますが、20Wでも充電可能な珍しいモデルです。
価格とコストパフォーマンス
主な価格帯は15~20万円台となっており、搭載しているプロセッサ、dGPUのパフォーマンスからすると少し高めの設定ですが、唯一無二の軽量性を考えるとかなり安いと感じました。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
スペック
今回レビューしたAlienware x14 プラチナのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2023年 | |
サイズ | 262.77×321.5×14.5mm | |
重量 | 本体 | 1790g |
アダプタ | 465g | |
CPU | Core i7-12700H | |
GPU | GeForce RTX3060 Laptop | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 14インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 144Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 公式記載なし |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | v5.2 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 公式記載なし |
公称値 | 公式記載なし |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。R20は1回の測定、R23は10分間の連続測定結果を掲載しています。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 5353 |
シングル | 613 | |
Cinebench R23 | マルチ | 12691 |
シングル | 1692 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 6757.74 | 517.25 |
SEQ1M Q1T1 | 3713.02 | 1006.61 |
RND4K Q32T16 | 529.81 | 423.42 |
RND4K Q1T1 | 61.17 | 154.92 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | 6953 | 快適 |
高品質 | 9459 | とても快適 |
軽量品質 | 11736 | とても快適 |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 100 | 141.5 |
Adobe RGB | 90.8 | 104.9 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 580.06 | 388.34 | 13 |
ポイント② | 226.52 | 248.13 | 14 |
ポイント③ | 483.47 | 380 | 34 |
ポイント④ | 309.76 | 331.99 | 13 |
ポイント⑤ | 212.32 | 137.28 | 34 |
ポイント⑥ | 170.7 | 177.56 | 15 |
通信スピードテストの評価
全エリア100Mbpsを超えており、非常に高いパフォーマンスを持っています。ゲームとしてのパフォーマンスを最大に出すなら優先かもしれませんが、これだけの結果が着いてきているのは大きなメリットと言えるでしょう。
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | 〇 | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | Anker 736 Charger |
外観
天板は少しくすんだ白色でAlienwareのロゴと14の数字が配置されています。このロゴマークは電源オン時に光ります。

背面も同様のカラーとなっています。ゲーミングPCとしてはスリットは少なめな印象を受けました。

開いた様子です。ベゼルの広さは並み程度です。ディスプレイは色域のベンチマークからもわかるように鮮やかな色彩となっています。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

キーボード全体です。エンターキー横に音量ボタン等が配置された少し特殊な配列です。

本体右側にはスリットのみが配置されています。

本体左側も同様にスリットのみとなっています。

インターフェイスは背面に集中しており、USB Type-Cポートが3つ、USB Type-A、ヘッドフォンジャック、フルサイズHDMiとなっています。

本体の重量を測定したところ、1790gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、2255gとなりました。充電器単体では465gとなります。

メリット・魅力
薄型で持ち運びも可能
なんと言ってもAlienware X14のメリットは薄型で持ち運びが楽な点。場所を問わずゲームすることが可能です。
素晴らしいパフォーマンス
ベンチマーク結果からも分かるようにこんなにも薄いにも関わらず高いパフォーマンスを有しています。
USB Type-Cによる充電
USB PDテストでも書いている通り、このモデルの素晴らしい点は20Wから充電ができること。持ち運びさとの相乗効果で特に大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット・欠点
発熱は気になるところ
キーボード上部とパームレスト部分に熱を持つ傾向が見られました。薄型のゲーミングパソコンということでトレードオフになる部分です。
背面にインターフェイスが集合
本モデルのインターフェイスは左右にはなく、背面に集約されています。普段使いするデバイスを背面に常時取り付ける場合は気にならないかもしれませんが、USBなどのつけ外しが多い人は気をつけておいて下さい。
おすすめなタイプ
持ち運びしたいゲーマー
このパソコンのターゲットはなんと言っても持ち運びしたいユーザー。実際に持ってみると驚きますが、驚異的な薄さと軽さです。
クリエイティブな仕事をする人
実際に触ってみて思ったよりも良かったのがクリエイティブな仕事をするユーザー。色域も広いですし、グラフィックス性能も高め。さらに持ち運びしやすく、USB PD充電器が使える点も大きなメリットと言えるでしょう。
おすすめできないタイプ
よりパフォーマンスを求める人
薄型ということもあり、パフォーマンスとはトレードオフになりやすいデメリットはあります。同じ値段であれば薄型を切り捨てて、一般的なものにするだけでよりスペックの高いモデルを購入することができるでしょう。
カスタマイズ・モデルの選び方
プロセッサは全てCore i7-12700Hシリーズを搭載しており、ラインナップでグラフィックボードの種類が異なるのみです。予算に応じて選ぶようにして下さい。
実機レビューのまとめ

Alienware X14は今までの常識を覆すような薄型、軽量重視のゲーミングPCとなっています。
場所を問わずゲームをしたい方はもちろん、クリエイティブにも使えるノートパソコンになっています。
現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。また、お得なDELLのポイントシステム「Dell Rewards」を活用して下さい。
安く買う方法・コツ
Alienware x14 プラチナに限らず、DELLのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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