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本機種の後継機種もレビューしています。「ThinkPad X13 Gen5の実機レビュー」をご覧ください。
レビュー・評価の概要
ThinkPad X13 Gen4は第13世代のintelプロセッサを搭載している13.3インチ軽量パソコン。
モバイルしやすいサイズ、重さでありながら価格は約10万円からと買い求めやすいプライス設定のモデルとなっています。
発売年度 | 2023年 |
プロセッサ | Core i7-1365U vPro Core i7-1355U Core i5-1345U vPro Core i5-1335U Core i3-1315U |
RAM | 8~32GB |
ストレージ | 256GB~1TB |
画面サイズ | 13.3インチ |
GPU | Iris Xe Graphics |
USB-PD | 対応 |
モバイル通信 | 対応モデル有り |
重量 | 1160g |
Cinebench R20 | 2403pts |
※スペック情報は執筆時のものです。現在の情報は以下から公式サイトでご覧ください。
2024年8月9日時点で100,980円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
本記事ではメーカーより貸し出しを受けて、テストを行っています。
特徴
ここではThinkPad X13 Gen4の一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
第13世代intelプロセッサ搭載
本モデルでは第13世代のintelプロセッサを搭載しており、高いパフォーマンスが魅力。ベンチマークの結果からもわかりますが、Core i5モデルでありながら2400ptsを超えるパフォーマンスとなっています。
モバイルに適した13.3インチ
X13は名前の通り、13インチモデルでモバイル性能に優れます。本体は約1.1kgでラフに持ち出すことができ、USB PD充電に対応しているため、充電インターフェイスをまとめることも可能です。
低価格からハイエンド構成まで存在
プロセッサに応じて、Core i3からCore i7モデルまでを幅広く選択できるカスタマイズ構成になっています。また、LTEモデルや高精細ディスプレイモデルを選べることも特徴と言えるでしょう。
価格とコストパフォーマンス
低価格モデルは高コストパフォーマンスだが、ハイエンドは並程度のコストパフォーマンスとなっています。
2024年8月9日時点で100,980円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
スペック
今回レビューしたThinkPad X13 Gen4のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売年 | 2023年 | |
サイズ | 214.8×301.7×15.95mm | |
重量 | 本体 | 1160g |
アダプタ | 310g | |
CPU | Core i5-1335U | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 16GB | |
ストレージ | 1st | 512GB |
2nd | – | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 60Hz |
フロントカメラ | 画素数 | 720p |
物理シャッター | 無し | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | v5.3 | |
モバイル通信 | 非対応 | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 41Whr |
公称値 | 14.7時間 |
レビュー機種以外にも詳細のカスタマイズが可能です。細かなスペック内容についてはテーブル下の公式サイトのリンクからご覧ください。
ベンチマーク結果一覧
CINEBENCH
CINEBENCH(シネベンチ)のベンチマーク結果は以下の通りです。
バージョン | 測定モード | 測定値[pts] |
---|---|---|
Cinebench R20 | マルチ | 2403 |
シングル | 610 |
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Mark(クリスタルディスクマーク)の測定結果は以下の通りです。
Read[MB/s] | Write[MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 | 7061.93 | 4932.72 |
SEQ1M Q1T1 | 4720.63 | 3301.39 |
RND4K Q32T16 | 566.39 | 199.33 |
RND4K Q1T1 | 75.64 | 139.28 |
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。
モード | スコア | 評価 |
---|---|---|
最高品質 | – | – |
高品質 | – | – |
軽量品質 | 2140 | 重い |
モニター評価(色域)
モニターの色域カバー率は以下の通りです。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
測定項目 | カバー率[%] | カバー比[%] |
---|---|---|
sRGB | 98.6 | 104.6 |
Adobe RGB | 76.7 | 77.6 |
通信環境(Wi-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。
テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
1階部分

2階部分

測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 530.66 | 386.97 | 14 |
ポイント② | 430.14 | 268 | 14 |
ポイント③ | 531.9 | 290.92 | 14 |
ポイント④ | 505.46 | 342.13 | 13 |
ポイント⑤ | 393.31 | 231.53 | 15 |
ポイント⑥ | 281.63 | 160.52 | 14 |
通信スピードテストの評価
USB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。「〇」は通常通り充電、「△」は充電されるものの低速表示、「×」は充電できないことを示します。
W数 | 充電の可否 | 検証に用いた機種 |
---|---|---|
20W | × | PowerPort Ⅲ Nano |
30W | △ | PowerPort Atom Ⅲ Slim 30W |
45W | 〇 | PowerPort Atom Ⅲ Slim 45W |
61W | 〇 | RP-PC133 |
100W | 〇 | Anker 736 Charger |
外観
天板にはThinkPadとLenovoのロゴが配置されています。カメラ部分にはZシリーズのように少し出っ張りがあります。

背面にはセンターにスリットが設けられていますが小さめで主張はあまりありません。

開いた様子です。ベゼル幅は普通です。

上部ベゼルです。

下部ベゼルです。

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、18.93mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.7mmとなっています。

タッチパッド幅を計測したところ、120mmとなりました。

本体右側にはセキュリティロック、フルサイズHDMI、USB Type-Aポートがあります。

本体左側にはUSB TypeCポートが2つ、USB Type-A、そしてヘッドフォンジャックがあります。

本体の重量を測定したところ、1160gとなりました。

充電器込みの重量を測定したところ、1470gとなりました。充電器単体では310gとなります。

メリット・魅力
13.3インチが10万円前後はかなりお得
13から14インチは各社がしのぎを削るサイズのため、軽量モデルが特に高くなる傾向があります。ところが、X13に限って言うと1.1kgの軽量モデルでありながら、10万円を切るモデルすら存在します(2023年9月19日現在)。この価格帯は非常に珍しく、価値があるといえるでしょう。
ThinkPadの打ち心地が魅力的
ThinkPadは他のノートパソコンと比較して、打ち心地が滑らか。モバイル時のタイピングの強いお供になってくれるでしょう。
デメリット・欠点
ハイエンド機ではコスパが悪くなる
ThinkPad X13 Gen4の残念な点はプロセッサのパフォーマンスを上げると、ThinkPad X1 CarbonやNanoとの価格差がグッと縮まってしまう点にあります。X13の方が安く手に入るものの、もう少し手を伸ばすと超ハイエンド機まで手に入る点は悩ましいところです。
おすすめなタイプ
持ち出し用のThinkPadが低価格で欲しい人
ThinkPad X13は持ち出し用として低価格でパソコンが欲しい人に非常におすすめです。
第13世代intelはCore i3モデルであっても十分なパフォーマンスを持つため、外でメール返信や書類作成程度なら軽くこなしてくれるでしょう。
おすすめできないタイプ
持ち出し頻度が高くハイエンドモデルが欲しい人
デメリットでも書いた通り、プロセッサのパフォーマンスを上げるとThinkPadの更なる上位モデルとの価格差が小さくなってしまう点が悩ましいポイント。
筆者としてはThinkPad X1 Carbon、そしてNanoは別格に良い存在ともいえるため、もし予算が届くならそちらをぜひ検討してほしいです。
以下よりレビュー記事を参考にしてみて下さい。
カスタマイズ・モデルの選び方
ThinkPad X13 Gen4を狙うなら、Core i3モデルが最もお得感のあるモデルです。もしメインPCとして使うなら、少し高くはなりますがCore i5モデルにしておいても良いでしょう。
実機レビューのまとめ

ThinkPad X13 Gen4はコストパフォーマンスに優れたモバイルノートパソコンです。
約1.1kgで10万円切りから買えて、さらに打ち心地がよく生産性が高いため、持ち出しが多いユーザーはぜひ検討してみてください。
2024年8月9日時点で100,980円(税込)から。現在の価格は以下の公式サイトで必ずご確認ください。
安く買う方法・コツ
ThinkPad X13 Gen4に限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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