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Speed Wi-Fi NEXT WX05の実機レビュー

Speed Wi-Fi Next WX05レビューの概要(ポイント)

国産NECのWiMAXルーター

WiMAXは基本国産と海外製の2ラインナップになることが多いですが、国産で作っているものがこのWX05。

クレードルによって、無線LAN電波を強化する機能が付いています。

WiMAXは壁により電波が妨げられやすいため、クレードル本体をアンテナ代わりにすることによって、機能強化した機種になっています。

簡易スペック表

受信最大速度 440Mbps
送信最大速度 75Mbps
重量 128g
メーカー NECプラットフォームズ
コネクタ USB-C

 

Spee Wi-Fi NEXT WX05 実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。

 

WX05の特徴

ビジュアルステータス

Wi-Fiの無線通信には、2.4GHzと5Ghzという2つのチャンネルがあります。

この2つのチャンネルの中でも、細かくさらにわかれていますが、2.4GHzのチャンネルのうち、混雑していないものを意図的に選ぶことができる機能です。使い方は、まず一番左の情報をクリック。

 

次に、Wi-Fi設定をタップ。

 

さらにWi-Fiチャネル使用状況をタップ。

 

選択肢が出てくるので、「はい」をタップ。

 

ここでチャンネル変更することができます。

 

画像では混雑していないため表示は白黒ベースになっています。

このように、周辺で使われて混雑しているチャンネルから外してやることで、モバイルルーターの速度を上げてやることができます。

 

ハイパワーとエコノミーの設定可能

WX05は他のモバイルルーターと異なり、電波の強さを意図的に変えることで、電波の飛びを変更することができます。

ハイパワー、エコノミーモードなど設定を変えることはできますが、正直私は変更したことがありません。理由は、過去からWXシリーズを使っていても、スタンダードで十分だからです。

 

クレードル利用可能

WX05にはクレードルが付属してきます。

 

このクレードルは、ただの充電器ではなく横についたウィングにより電波をより効率的に掴む仕組みになっています(Wウィングといいます)。

 

さらにクレードルを装着することにより、ビームフォーミング機能の強化をすることができます

ビームフォーミングとは

接続した機械に対して集中的に電波を飛ばす技術です。受信側でも対応している必要があります。

 

外にいる場合はモバイルルーターを肌身離さず、持ち歩いていると思うのであまり気にする必要はありませんが、家の中では事情が違います。

家でも、固定回線を契約せずにWX05を使う場合は、一緒にクレードルを購入してしまいましょう。

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WX05のスペック

今回レビューしたWX05のスペックは以下の通りです。

マシンスペック

発売年度 2019年3月
メーカー NECプラットフォームズ
最大受信速度 440Mbps
最大送信速度 75Mbps
バッテリー 3200mAh
質量 128g
サイズ 111×62×13.3mm
ディスプレイ 2.4インチ(TFT)
SIMカードサイズ nanoSIM
Wi-Fi a/b/g/n/ac
最大接続台数(Wi-Fi) 10台
最大接続台数(bluetooth) 3台
bluetooth規格 ver4.0
コネクタ USB-C

スペックの解説

最大通信速度は440Mbpsとなっており、一般的な光通信と比べると理論値はそれを上回っています。ただ、実はスペック上で見ると、以前発売されたWX04とほとんど差がありません。以下はWX04です。

 

WiMAXのスペックは最大受信速度が重視されることを考えると、最大通信読度が変わっていないため、進化はほぼないといえるでしょう。

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WX05の外観

今回のレビュー品は白色ですが、背面はグレーとなっています。

WX03からすこしづつ角ばりつつ大きくなっている気がしますが、見るだけで「NECのワイマックスモバイルルーターだね」と分かる形状になっています。

 

WX05の充電器はUSB-Cになっています。MacBookやAndroidのUSB-C対応スマホの場合は充電器を共用して使うことが可能です。

 

背面のパネルを外すと電池パックが入っており、さらに開けるとSIMカードが収納されています。

 

WX06のSIMカードは、nanoSIMサイズになっています。2017年まではmicroSIMカードが主流でしたが、2018年からnanoSIMカードになってきています。

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WX05の通信環境テスト

ギガ放題に対応する「ハイスピードモード」で測定した結果が以下です。十分な速度が出ています。

 

LTEを併用するハイスピードプラスエリアモードが以下です。3倍近い速度が出ており、非常に快適ですね。

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YOGABOOK C930のメリット・魅力

国産(日本製)でありNECの子会社が作っている

WX05の一番のメリットは国産(日本製)であることです。ライバルのW06は、中国のHuawei(ファーウェイ)が作っています。

 

ファーウェイはアメリカの制裁の件でニュースにも上がり、日本でも重要な情報機器からは外す動きが出てきています。情報安全性を重視する場合は、日本製のWX05の方が安心です。

 

クレードルにより電波感度を上げられる

クレードルはWX05ならではの利点です。WiMAXはスマホで使われているLTE回線とは異なる回線を使っており、WiMAXで使っている回線はUQ WiMAXのエリアが狭くなっています。

またWiMAXの電波は性質上、壁を通過しづらいという欠点を持っています。そのため、電波感度の向上はとても大きなメリットがあります。

 

家に帰ってきてから有線化が楽

クレードルはLANケーブルを接続できるため、パソコンと有線接続化が簡単にできます。

 

家に帰ってきたらそこにW06を置くだけでクレードルに設置するだけで、有線接続できます。パソコンと有線接続できるほうが、当然スピードが速くなるメリットがあるので、快適に使えるようになります。

 

充電も置くだけで楽

クレードルがあることで、置くだけで充電することも可能。モバイルルーターは電源を切り忘れて充電が無くなっていることがよくあるので、逆に「置くだけで充電できる」ということは大きなメリットです。

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WX05のデメリット・欠点

最大速度が低い

WX05の最大速度は440Mbpsになっています。一方、同じ時期にラインナップしているW06は最大1.2Gbps(有線接続の場合、無線は867Mbps)。

最大通信速度はネットサーフィンの快適性に効いてくるので、高いに越したことはありません。440Mbpsという速度はデメリットになります。

クレードル経由でUSB-Cが使えない

クレードルに差した状態で有線接続できることがメリットですが、クレードル上で有線接続できるのは「LANケーブル」のみです。

USB-Cで接続することができないため、最近のノートパソコンだとLAN端子がなく使えないケースがあります。

MacBookなどはまさにその一例で、有線接続することができません。クレードルからの有線接続はメリットが大きいのですが、使えないのはちょっともったいないですね。

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みんなの口コミ

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Wi-Fi Speed Next WX05
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 1 reviews
 by SIMPC編集部

クレードル接続可能なWiMAXです。置くだけで充電でき、無線強度アップできるのでそこはメリット。

もともとの受信最大速度が440Mbpsなのが弱点。併売されているW06は1.2Gbpsとギガビット越えなので、数値が小さく感じます。

ただし、こちらは国産となっておりアメリカ規制がかからず安心です。

 

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Wi-Fi Speed NEXT WX05がおすすめな人

情報漏洩を気にする人

WX05は国産で無線LANとして有名な「NECプラットフォームズ」が作っています。そのため安心感は抜群です。

もともとHuaweiの輸出規制もスパイ疑惑から発生したものでした。そのため情報漏洩を気にする人(特に企業で使っている人)はNECの方がバックドアなどの可能性は低いでしょう。

モバイル充電を忘れがちな人

WiMAXルーターの弱点は、家に帰ってきたときに充電を忘れる可能性が高いことです(家では固定回線を利用して、充電が切れても気づかないケースが多いため)。

クレードル接続なら「充電していないこと」が一見してわかりやすいので、置くだけで充電できるWX05は便利です。

自宅でWiMAXを併用している人

自宅でWiMAXを利用するなら、通信速度の観点から有線接続が断然おすすめです。速度が大きく変わります。WX05はクレードルによるアンテナ感度を高めながら優先LAN接続が可能。

固定回線を引かずにWiMAXで運用している人にはWX05はとても良い選択肢です。

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Wi-Fi Speed NEXT WX05の実機レビューまとめ

クレードルで電波アップ

結論

この記事では、WX05について、その実力を詳しく検証し、評価をまとめました。

クレードルがあることや、国産であることがライバルのW06との違いになっています。

それぞれにメリットがあるので、自分に合った方を選ぶといいでしょう。

 

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