Yoga920のレビュー概要
見た目も中身も優れた2in1
2in1でスタイラスペンが付属するパソコンが増えてきましたが、その中でも特に魅力的なものがこのLenovo Yoga920。
このパソコンのスタイラスペンは本当に紙に書いているよう。
Lenvoのパソコンの中でも「ハイスペック」とスタイラスペンを用いたタブレットの延長上での使い方ならYoga920に勝るものはないほど。
2in1のため重さはありますが、薄さも兼ね備えていてモバイル性にも優れた一台となっています。
簡易スペック表
CPU | Core i5-8250U Core i7-8550U |
RAM | 8~16GB |
ROM | 256~512GB SSD (NVMe) |
画面 | 13.9インチ タッチ対応モデルあり |
GPU | UHD グラフィックス 620 |
Yoga920実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人で安く買いたい人はキャンペーンを必ずお読みください。
※本機はレノボさんよりお借りした上で実機レビューを行っています。
Yoga920の特徴
光沢のある4Kディスプレイ
パソコンをメインで使い、かつ仕事ではなく遊びの要素(例えば、Youtubeなど)もするのであれば、頭に入れておいてほしいポイントがディスプレイ。
上位グレードのYoga920は、光沢のある4Kディスプレイになっています。パソコンには、光沢があるタイプと非光沢のタイプがあります。MacBookProやSurface Goは光沢ディスプレイ。ThinkPad X1 CarbonやVAIO S14は非光沢ディスプレイです。
もし動画を楽しんだり、ネット配信を見たりするなら光沢ディスプレイがおすすめ。非光沢に比べて、非常に美しく動画が映ります。
純正で付属するスタイラスペン
Yoga920には、本体購入で付属してくる筆圧4096段階のスタイラスペンがあります。Lenovoのスタイラスペンはあまり知られていませんが非常に高性能で使いやすいことが特徴。後ほど、メリットの部分でも記載していますがまさに紙のような書き心地になっています。
Yoga920のスペック
今回、レビューしたYoga920のスペックは以下の通りです。
マシンスペック
発売年度 | 2018 |
サイズ | 323mm×223.5mm×13.95mm |
CPU | Corei7-8550U |
GPU | 内臓 UHDグラフィックス 620 |
メモリ | 16GB |
ディスプレイサイズ | 13.9インチ |
ディスプレイ | 3840×2160ドット Ultra HD IPS液晶 マルチタッチ可能 |
記録方式 | SSD:512GB |
生体認証 | 指紋認証、Windows Hello |
フロントカメラ | 720万画素 |
リヤカメラ | なし |
SIMカードサイズ | 対応無し |
LTEモジュール | 非対応 |
重量 | 1.37kg |
光学ドライブ | なし |
詳細の仕様はこちら。
スペックの解説
Yogaのフラッグシップモデルということだけあって、メモリが標準で16GB。ハイスペックなことを伺わせてくれます。
また、このモデルは4KモデルとHDモデルがあります。上位モデルを選択すると4Kとなりメモリ等々もアップグレードされるような構成になっています。
Yoga920の外観
Yoga920の特徴の1つは、その外観です。とにかくすっきりしていて美しい。ポイントは、「薄型」、「滑らかなアルミボディ」「ウォッチバンド技術を使ったヒンジ」の3点。
特に、薄型に貢献するために使われているウォッチバンド技術が、魅力を増しています。
後ほど紹介しますが、ThinkPadシリーズの無骨なピーチスキンと比較して、Yogaシリーズはスタイリッシュですね。Yoga920のポートは左側に USB-Cが二つヘッドホンを入力ジャックがひとつあります。
右側には通常のUSBと電源ボタンがあります。
残念ながら、ビジネス上でよく使うHDMI ポートやVGA用のポードがありません。必要に応じて、拡張用のポートを買わなければならないためデメリットとも言えますが、見た目のすっきりさにこだわりたいならYoga920の見た目はとても優れています。
キータッチは好みがわかれそうな、押し込みが浅いタイプ。とはいっても、MacBookProのようにペチペチなるタイプではありません。
ただ跳ね返りが強いタイプなので、タイピングは割と早くできます。最高レベルのCPUを搭載しているので、入力が遅れることもまずありません。
Yoga920のメリット・魅力
13.9インチもあるのに薄く、軽い
Yoga920の最大のメリットは、13.9インチのディスプレイながら重量が1.37 kg と軽いボディです。1.3kg 台といえば MacBook Pro がその重量になりますが MacBook Pro は13.3インチディスプレイのため一回り大きいながら重量はほとんど変わらないとなっています。さらにマルチタッチ対応していることを考えれば驚きです。
仕事をするにしてもエンターテイメントを楽しむにしてもディスプレイサイズは大きいことに越したことがありません。Yoga 920の軽量性は非常に大きなメリットでしょう。
マウスパッドの使い勝手(スムースさ)が抜群に良い
今のWindowsパソコンは、2点タッチや3点タッチで様々な動きができます。この動作を滑らかにするために、ぜひタッチパッドはスムーズに使えるものを選ぶべきです。このYoga920のタッチパッドは非常にスムーズ。MacBookにも劣らないほどです。
タッチパッドはマウスのように買い替えできません。だからこそ、しっかり選ぶべき。Yoga920は「タッチパッドの感度、スムースさ」でいえば、Windowsパソコンの中で最上級クラスの感触です。
USB-Cによる充電が可能(USB-PD対応)
昨今のパソコンには AC アダプターでの充電にメガネ型のコネクターを使うパターンと USB-Cを使うパターンの二つがあります。Yoga920はUSB-Cによる充電が可能です。
個人的には USB-Cを使うパターンの方が圧倒的に楽。理由は携帯電話の充電器がUSB-Cになっていることが多く、2つを共有して使うことができるからです。
出張や旅行においてはできる限り物を少なくしたいので、USB-Cによる共有は持ち物の削減という意味では非常に便利です。充電器は65Wでスピーディに充電可能です。
筆圧4096段階のスタイラスペン対応
Yoga920は専用のスタイラスペン入力に対応しています。
ノートパソコンに付属するスタイラスペンを使われるとしては十分以上の性能を有しています。しかも、ディスプレイが4K対応なのでスタイラスペンの価値がさらに上がります。はっきり言って、驚くほど書きやすいです(液タブも持っていますが、専用品と比べても見劣りしない最高峰レベル)。
実際に使っている動画がこちらです。
ただ、残念のポイントとして、 Microsoft SurfaceやiPad Proのようにペンを横に付属すると言ったことができません。そのためペンを持ち運び用の別のケースが必要になるという部分がデメリットになります。
Yoga920のデメリット・欠点
充電しながらは少し熱い(アルミの熱伝導性が高い)
Yoga 920は美しいアルミのボディです。アルミボディは光沢があり非常に綺麗ですが弱点として熱伝導率が高い問題があります。この熱伝導率のせいで、充電中は熱が伝わってしまい熱くなる傾向があります。
ノートパソコンを充電ケーブルにつなぎぱなしの場合は、熱がこもる可能性があるので、気をつけましょう。必要に応じて、放熱させるためのPCスタンドを使ってみても良いでしょう。
4G LTE に非対応
レノボのパソコンは4 glte に単独で繋げられる SIM フリーパソコンがいくつかありますが、この Yoga920が残念ながら対応していません。同じように、フラグシップレベルで4096段階の筆圧検知に対応してるフォージー LTE モデルは ThinkPad X1 Yoga に該当します。
スタイラスペンは電池式
付属のスタイラスペンは電池式になっています。電池は単4よりも小さい特殊な電池なので、コンビニなどで簡単に手に入れるのは難しいかもしれませんね。ThinkPad X1 Extremeのように充電式がよかったですね。
キーボードの打ちやすさはThinkPad シリーズの方が上
Yoga920のキーボードは薄型と書きました。決してて打ちにくいわけではないんですが、同じレノボのパソコンで言えば ThinkPad シリーズの方がもう一回り打ちやすいです。以下はThinkPad X390ですが、かなり深い打ち心地です。
もし外で仕事をすることを重点を置いており、かつ文書の書類作成の仕事が多いのであれば外観よりも ThinkPad シリーズを取ることをお勧めします。
トラックポイントは付属無し
Yoga 920のキーボードにはレノボの特徴であるトラックボールマウスがついていません。
みんなの口コミ
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本体のデザインがスタイリッシュで美しい2in1パソコン。薄くて取り回しもよし。
スタイラスペンの使い心地も優れているので、360°回転させてイラストを描いたりするのも便利なポイント。
LTEに非対応なことが残念。
Yoga920がおすすめな人
一番のおすすめは大学生
Yoga920を一番おすすめしたいのは、これから入学する大学生です。見た目にもアルミボディでかっこいいですし何より4年以上使うことができることハイスペックなモデルになっています。
また光沢ディスプレイで、しかも4Kを搭載しているのでパソコンで動画を見たり、ネット配信を見たりした場合の満足度は非常に高いです。またスタイラスペンを利用してノートが取れるのもうれしいポイント。
大学生の場合は持ち運びだけでなく家での使用も想定されるので、このようにオールインワンでハイスペックかつ、見た目にスマート、かつディスプレイがきれいで全てをこなせるパソコンであるヨガ920がおすすめです。
コスト、費用をを抑えつつハイスペックパソコンが欲しい人
Yoga920は見た目のカッコよさ、そしてCorei7、メモリ16GBを標準搭載している割には、20万円以下と値段は控えめ。ハイスペックさとコストを両立したい人には、良い選択肢です。
Yoga920がおすすめではないタイプ
正直なところ、そこを持ち歩いて外でプレゼンテーションをよく行うような見た目を重視するビジネスマンを除けば、普通のビジネスマンの場合は ThinkPad シリーズの方が良いでしょう。その一番の理由はキーボードと出力端子です。
Yoga920のキーボードは決して打ちにくいわけではありませんが同じ Lenovo のパソコンを買うのであれば ThinkPad の方が明らかに打ちやすいです。しかも同じように2in1のハイスペックパソコンで、スタイラスペンを搭載したモデルで言えば、 ThinkPad X1 Yoga があるのでそちらの方が良いでしょう。
またYoga920は出力端子がほとんどないので、拡張性に優れたThinkPad X1 Yogaの方が適正は高いと考えます。
Yoga920の実機レビューまとめ
重さはあるが最強のThinkPad
結論
薄型でハイスペックかつ、ヒンジにウォッチバンド技術を用いたスタイリッシュなモデルなのでカフェなので、 パッと 開くとかっこよさが目立ちます。
Yoga920は、Windows パソコンの中ではアルミボディで美しいモデルの一つ。ハイスペックさを同時に求めることには是非購入おすすめしたいパソコンです。
Yoga920のキャンペーン・最安値で買うために
Lenovoはウェブで購入すると、値段がかなり安くなります。Yoga920もその一つです。Lenovoは週末にセールをやったりと安くなるので、安く買う方法は必ず押さえておきましょう。
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