Atrem HT100LNの実機レビュー

HT100LNレビューの概要(ポイント)

据え置き型の珍しいSIMフリールーター

格安SIMが使えるSIMフリールーターは基本的に持ち運びできるものがほとんですが、このHT100LNは据え置き型。

置き型でそれなりに大きさはありますが、速度はたいして速いわけではありません。もちろん光回線の代替は無理なので、据え置きならそちらをおすすめします。

単身赴任や短期出張でホテル住まいなど、一時的に使うネット回線を作りたい場合に使うと価値が出てくるルーターです。

簡易スペック表

受信最大速度 150Mbps
送信最大速度 50Mbps
重量 125g
メーカー NECプラットフォームズ
コネクタ USB-C

詳細スペック

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HT100LN 実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。

 

HT100LNの特徴

珍しい据え置き型ルーター

HT100LNは非常に珍しい据え置き型のルーターです。SIMフリーモバイルルーターはMR05LNをはじめ、ほとんどが持ち運び型なので当初出たときは驚きました。

 

国産でNECの子会社が製造

発売元はNECプラットフォームズです。NECの無線LANは私もいくつか愛用していますが、無線接続がよくできてきます。

また国産なので、セキュリティ面でも安心感が高いですね。

 

接続通知できるサービス

HT100LNには通知機能があります。ひと昔前に、ポッドの利用に応じて生存確認できるものがありました(参考:みまもりホットライン)。

それと似たシステムで、このHT100LNには接続通知できるサービスがあります。

 

これを利用することで、遠く離れた家族に生存を伝えることができます。

他にも家に子供が帰ってきているかどうかもわかります。安全確認を兼ねたSIMフリーモバイルルーターという使い方もできますね。

 

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HT100LNのスペック

今回レビューしたHT100LNのスペックは以下の通りです。

マシンスペック

発売年度 2017年8月1日
メーカー NECプラットフォームズ
最大受信速度 150Mbps(LTE)
433Mbps(Wi-Fi)
最大送信速度 50Mbps(LTE)
150Mbps(Wi-Fi)
バッテリー 0mAh
(据え置き)
質量 0.2kg
サイズ 130×130×37mm
ディスプレイ なし
SIMカードサイズ nanoSIM
Wi-Fi a/b/g/n/ac
最大接続台数(Wi-Fi) 10台
最大接続台数(bluetooth) なし
bluetooth規格 記載なし
コネクタ なし

※さらに詳細の仕様書は公式サイトをご覧ください。

 

スペックの解説

このHT100LNは据え置き型の割にはスペックがイマイチ、という印象です。特に一番微妙なポイントが、通信速度。LTEの通信速度が最大で150Mbpsしかありません

持ち運びできるモバイルルーターAterm MR05LNが375Mbpsとなっているので、据え置き型なのにこのスピードは微妙ですね。

また、外観のところで写真をお見せしますが、思った以上にサイズが大きいのもポイントの一つ。

据え置きだからしょうがないですが、これまでのWiMAXやモバイルルーターと同じ感覚で購入すると大きいイメージしか湧かないと思います。

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HT100LNの外観

まずは全体像。こちらは電源につないでいないので、フリーの状態です。

 

一件小さく見えますが、意外とサイズがあります。Galaxy S9と比較しました。2倍以上のサイズがあります。

 

厚みもかなりあります。

 

背面にはnanoSIMの挿入口とLANケーブルの接続口、電源の差込口があります。本体は大きめですがnanoSIM対応しているのがいいですね。

さすがNECプラットフォームズという感じです。

 

背面には、SSIDやパスワードが書かれています。

 

壁掛け用の穴も空いていますね。

 

また本体が接続しているときは、ライトが点灯するようになっています。昔の無線LANのようではなく、柔らかい光になっているのがいいですね(※写真ではちょっと色合いが違います)。

 

ちなみにこのライトの色はLTEの接続状態を示していて、接続していない場合やSIMを挿していない状態では、赤色になります。

 

コンセントはこちらです。コンセントを並列すると潰してしまうタイプなので使い勝手が悪いです。大きさもそれなりにあります。

 

同梱されているLANケーブルは緑でした。カテゴリー5eです。かなり固いので取り回しは悪いです。

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HT100LNの通信環境テスト

HT100LNを使って、格安SIMで通信速度を測定しました。格安SIMは楽天モバイル(ドコモ回線)で、Wi-Fi接続したPixel3で測定しました。

 

ダウンロード:19.0Mbps、アップロード12.2Mbpsなのでそこそこの速度がでていますね。YouTubeなど動画も全く問題ないレベルです。

Pingは37msとなっています。WiMAXが50~60msになることが多いので優秀な印象です。

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HT100LNのメリット・魅力

据え置き型なので充電の残りを気にする必要がない

据え置き型の一番のメリットは充電不要なこと。

WiMAXやモバイルルーターは電池に依存しますが、ついついつけっぱなしにしている事が多く、鞄の中で充電切れしていることも多々あります。

ところがHT100LNはコンセントタイプなので充電切れの心配はありません。

 

国産のSIMフリーモバイルルーターである

モバイルルーターは日本製と海外製が半々くらいのイメージですが、このHT100LNは国産のモバイルルーターになっています。

Huaweiの製品に対して疑義があった報道もあったので、気にする人もいるはず。

特に企業で利用している人は、国産をあえて選ぶ人もいますから、そういう人にとってはHT100LNは一つの選択肢です。

同じようにモバイルSIMフリーで国産のNECプラットフォームズが生産しているものがAterm MR05LNです。こちらも実機でレビューしているので参考にしてみてください。

価格は高いですが、性能は段違いです。

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閉域ネットワークとの併用で力を発揮するかも

据え置き型のWi-Fiなので、特定エリアだけでWi-Fiを接続させること自体がメリットになる可能性があります。

その一例が閉域ネットワーク。mineoの法人プランにはSIMごとに閉域ネットワークを作る仕組みがあります(VPN-SIMといいます)。

据え置き型なら持ち運びする必要がないわけですから、ホテルでの短期出張でパソコンを安心して接続する環境を作るなら、HT100LNと閉域ネットワークの組み合わせは効果的に感じます。

 

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HT100LNのデメリット・欠点

意外と大きい

HT100LNは意外と大きさがあります。他のモバイルルーターと比べると大きさの違いがはっきりとわかります。厚みもあります。

 

普通のモバイルルーターと比較すると大きさを勘違いしがちなので、購入前にサイズ感は事前に考えておいた方が良いでしょうね。

 

ディスプレイがないため接続設定が難しい

このHT100LNはスマホ、もしくはパソコンからAPN設定が必要なモデルです。ディスプレイがないため直観的にできず、苦労する人もいるかもしれません。

 

据え置きにも関わらず最大150Mbps

HT100LNの最大通信速度は150Mbps。ほとんどのSIMフリーモバイルルーターのメイン通信速度は基本150Mbpsなので低いわけではありませんが、最速というわけでもありません。

最速はNECプラットフォームズが出している「MR05LN」で867Mbps。このモバイルルーターだけ段違いのスピードです。

 

据え置き型でサイズが大きいHT100LNよりも、こちらの方が高速通信が可能になっています。

 

クレードル対応のモバイルルーターに負ける恐れあり

先ほどのMR05LNがまさにそのモバイルルーターなんですが、クレードルに対応しています。

つまり、実質的にMR05LNは据え置き型のモバイルルーターとしても使えることになります。

結局のところ、MR05LNが高性能すぎるが故に他のSIMフリーモバイルルーターが霞んでしまうようになっています。

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みんなの口コミ

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HT100LN
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 1 レビュー
by SIMPC編集部 on HT100LN

珍しい据え置き型のSIMフリールーター。据え置き型でありながら、最大速度が低いわりに価格が高めなのであまり選ぶ価値はない。

HT100LNよりも、安めのHuaweiのSIMフリーモバイルルーターの方が有用性は高いと思う。

 

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HT100LNがおすすめな人

コワーキングで専用ルーターを持ちたい人

一つの使い方として、コワーキングで専用モバイルルーターを持ちたい人にはぴったりです。

私もそうですが、比較的フリーでアクセスできる環境には危険を感じるタイプなので、共用のWi-Fiが使える環境でも自前の回線を接続しています。

そういう人にとって、据え置き型のモバイルルーターは使い勝手が良いですね。

もしコワーキングなどで、仕事をする場所が決まっていて、通信回線を引きたいなら、ホームルーターを使うのもありですね。

 

過去レビューしていますが、HOME L02のようにワイマックスを使えば、HT100LNよりも高速で使うことができます(最大通信速度は1.2Gbps)。

SoftBank Airについて

ただし、Softbank Airは注意してください。Softbank Airは契約した場所でしか使えません。自宅外で使えないため、場所を固定せずに使うホームルーターならL02一択です。

 

HT100LNを用いる場合は、ほとんどの人が格安SIMを契約すると思います。通常データSIMを契約すると思いますが、格安SIMのデータSIMは解約手数料がかからないものがほとんど。

そのため、一時的にモバイルルーターを使いたいだけの人にとっては、HT100LNの方が使い勝手が良くなるケースがあります。

 

出張が多い人や単身赴任の人

出張が多く、ホテルに滞在する人もいいですね。ホテルにWi-Fiがあれば問題ありませんが、田舎の方だとないところもあります。

また、単身赴任の場合は同様に回線がないから一時的に自宅用回線としてHT100LNを置いてもいいかもしれません。

 

HT100LNをおすすめできない人

通信スピードを求める人

HT100LNは最大速度が低いです。もし据え置き型をもとめるなら、素直にWiMAXホームルーターを契約するほうがおすすめです。

L02なら最大1.2Gbps接続できますし、データ容量の観点から見ても自由度が高いです。

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HT100LNの実機レビューまとめ

据え置きSIMフリールーター

結論

珍しい据え置き型SIMフリールーターなので、立ち位置的には面白いですが実用性は低いです。

その理由はやはり速度面。据え置き型なら速度が欲しいところですが、あまり速度が出ないので印象が悪いですね。

ただし途中にも書いたように格安SIMで閉域ネットワークを作るなら有利だと感じます。

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HT100LNのキャンペーン・最安値で買うために

HT100LNは IIJmio公式 で取り扱いがあります。ただ定価取り扱いなので高いです。もし安く買うなら、純粋に各通販を比較して買う方が良いでしょう。

 

関連Youtubeレビュー

※HT100LNはマニアックなためほとんどYouTUbeではレビューがありません。

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