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ThinkBook 13xの実機レビュー

ThinkBook 13xのレビュー概要

高いコスパのスタイリッシュPC

ThinkBook 13xは10万円少しで買える価格ながら、非常に薄く、持ち運びしやすいデザインの優れたノートパソコンです。

安くてかっこいいPCを探しているなら、ぜひ候補に入れて欲しいモデルとなっています。

こんなタイプにマッチ

  • 安くてかっこいいPCを探す人
  • 持ち出しの多い人

簡易スペック表

発売日 2023年3月14日
CPU Core i7-1255U
Core i5-1235U
RAM 16GB
ストレージ 256GB~1TB
画面サイズ 13インチ
GPU Iris Xe Graphics
USB-PD 対応
LTE・5G通信 非対応
MSオフィス 非搭載
重量 1205g
Cinebench R20 1782pts

※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2023年7月31日時点で109,890円(税込)から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ThinkBook 13xの目次

実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。

※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。

 

ThinkBook 13xの特徴

ここではThinkBook 13xの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。

 

薄型でスタイリッシュ

ThinkBook 13xは同シリーズの製品と比較して、薄型でスタイリッシュなウルトラブックであることが特徴です。他社も含めて、現在発売されているノートパソコンの中ではトップクラスと言えるレベルです。

 

ウルトラブックとしては格安

一般的に薄型のウルトラブックは本体価格が20万円近くすることもありますが、本モデルはなんとその半額程度です。コストパフォーマンスに非常に優れたモデルと言えるでしょう。

 

16:10のアスペクト比

ビジネスノートにおいて重要なポイントが書類作成などの効率化。そういった観点で16:10のアスペクト比は作業性の良さを感じられるでしょう。

 

ThinkBook 13xの価格とコストパフォーマンス

コストパフォーマンスは10万円前後のノートパソコンとしては非常に高くトップクラスと言っても過言ではありません。

2023年7月31日時点で109,890円(税込)から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ThinkBook 13xのスペック

今回レビューしたThinkBook 13xのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2023年3月14日
製品名 ThinkBook 13x
型式 21AT003QJP
サイズ 209×296×12.9mm
重量(実測) 本体 1205g
電源アダプタ 280g
CPU Core i5-1235U
GPU Iris Xe Graphics
メモリ(RAM) 16GB
ストレージ 1st 512GB
2nd -
ディスプレイ サイズ 13インチ
解像度 2560×1600
アスペクト比 16:10
形式 IPS液晶
リフレッシュレート 60Hz
生体認証 指紋 有り
顔認証 無し
フロントカメラ 画素数 720p
物理シャッター 有り
リヤカメラ 画素数 無し
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth v5.2
LTEモジュール 対応の可否 非搭載
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非搭載
バッテリー サイズ 56Whr
公称値 20.3時間

※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。

他グレードを見てみる

 

ThinkBook 13xのベンチマーク

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は1782pts、シングルコア537ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。ノートパソコンのプロセッサとしては十分なパフォーマンスと言えるでしょう。本機種は最新の第13世代intelプロセッサではなく、第12世代ですが一般的な実用性という意味で問題になることはまずないでしょう。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は5085pts、シングルコア1532ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。READの値は3500MB/sを超えており、読み書きにおいて十分なパフォーマンスと言えます。

 

ゲームベンチマーク

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 - -
高品質 - -
軽量品質 2208 重い

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。

 

 

騒音テスト

騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。

モード 評価
通常時 ほぼ無音
CPUテスト時 ほぼ無音
GPUテスト時 ほぼ無音

 

ThinkBook 13xのモニター評価(色域・トーンカーブ)

モニターの評価結果は以下の通りです。タブで色域の評価結果とトーンカーブの測定データを切り替えることができます。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。

sRGB

Adobe RGB

 

カバー率及び、カバー比のデータは以下の通りです。

カバー率 カバー率 カバー比
sRGB 98.9% 102.2%
Adobe RGB 74.3% 75.8%

 

トーンカーブの評価結果は以下の通りです。

 

ThinkBook 13xの通信環境(WI-Fi)のテスト

今回は通信速度測定を行っておりません。

 

ThinkBook 13xのUSB-C(PD)による充電テスト

USB-Cの充電テストを行いました。30W以下では低速充電表示となりました。

USB-PD 充電の可否 検証した充電器
20W PowerPort Ⅲ Nano
30W PowerPort Atom Ⅲ Slim
45W PowerPort Atom Ⅲ Slim
61W RP-PC133
100W AUKEY PA-B7

 

ThinkBook 13xの外観

天板はThinkBookとLenovoのロゴが配置されています。

 

背面はパンチホール型の排気口が空いています。

 

開いた様子です。ベゼル幅は狭めでモダンです。

 

最大開き角は180°となっています。

 

キーボード全体です。エンターキー周りが接合していますが、クセや打ちづらさはありません。

 

ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、19.49mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1mmとなっています。

 

タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。

 

右側にはヘッドフォンジャックとUSB Type-Cポートがあります。

 

本体左側にはUSB Type-Cポートがあります。

 

本体の重量を測定したところ、1205gとなりました。

 

充電器込みの重量を測定したところ、1485gとなりました。充電器単体では280gとなります。

 

ThinkBook 13xのメリット・魅力

低価格帯としては非常に優れたデザイン

10万円ちょっとで購入できるノートパソコンとしては、正直驚くほどクオリティが高いです。安くてもデザインにこだわりたいなら絶対に候補に入れておくべきです。

 

付属のUSBハブもスタイリッシュ

本モデルは外部端子がUSB Type-Cのみとなっています。そのため、他のインターフェイスに繋ぐ場合はハブが必要。ThinkBook 13xは本体にUSB Type-C用のハブが付属します。

 

パフォーマンス的に十分

ThinkBook 13xは第12世代intelプロセッサが搭載されており、本レビュー時点では一つ前のモデルになります。intelプロセッサは第12世代からパフォーマンスがグンとアップしたので、最新型でなくても十分なパフォーマンスを持っています。

 

液晶が美しい

高解像度のディスプレイが採用されており、2560×1600となっています。こちらも10万円ちょっとのPCとしてはコストパフォーマンスが高く感じるでしょう。

 

バッテリー持続時間が長い

バッテリー持続時間は20時間を超えており非常に長くなっています。そのため、持ち運びの観点でも有利でしょう。

 

ThinkBook 13xのデメリット・欠点

光沢ディスプレイで好みが分かれる

クラムシェル型のノートパソコンとしては珍しく光沢ディスプレイが採用されていました(タッチパネル対応のため)。光沢では外出先で太陽の反射で作業効率が落ちてしまうことがあるため、人によっては向かないかもしれません。

 

みんなの口コミ

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ThinkBook 13x
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

ThinkBookシリーズと比較して少し価格は上がってしまうものの、価格上昇分で考えても非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。安くてかっこいい、という括りで考えるとこれ以上ないほど魅力的なモデルに感じます。

 

ThinkBook 13xがおすすめな人

持ち運びが多いビジネスパーソン

13インチでコンパクトかつ比較的軽めなので持ち運びが多いビジネスパーソンに向いています。また価格帯が安めのため、ラフに持ち出せるという点もメリットになります。

 

外部接続を使わないユーザー

USB Type-C端子のみとなっているため、外部接続端子を使わないユーザーにとっては無駄がなくすっきりとしたデザインになっています。

 

ThinkBook 13xがおすすめではないタイプ

頻繁に外部接続を使うユーザー

HDMIやUSB Type-Aポートを使うユーザーにとっては頻繁に接続用のハブを使わないといけないため、ストレスになるかもしれません。

 

ThinkBook 13xのカスタマイズ・モデルの選び方

2023/7/30日時点でプロセッサのカスタマイズモデルはありません。

公式サイトを見る

 

ThinkBook 13xの実機レビューまとめ

スタイルの良さとコスパは随一

結論

ThinkBook 13xのデザイン面のクオリティ、プロセッサのパフォーマンスから考えてコストパフォーマンスは最強クラスと言っても過言ではありません。

安くてかっこいいPCが欲しい人に特におすすめです。

2023年7月31日時点で109,890円(税込)から。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

ThinkBook 13xを安く買う方法

ThinkBook 13xに限らず、Lenovoのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。

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