ThinkPad E490のレビュー概要
廉価版だが生産性高いパソコン
ThinkPad E490はハイエンド構成がCore i5のため、シリーズとしては廉価版に位置します。
その分コストも安く、ライトユーザーにおすすめのパソコン。
ThinkPadシリーズならではのタイピングの快適さとタッチパッドの性能があるので、同クラスPCと比べると文字入力や作業の生産性が向上するパソコンと感じました。
簡易スペック表
CPU | Core i5-8265U Core i3-8145U |
RAM | 8GB~32GB |
ROM | 128~256GB |
画面 | 14.0インチ |
GPU | UHDグラフィックス620 |
LTE | なし |
※詳細スペックはこちら
T490実機レビュー目次
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※本記事はLenovoさんからお借りしてレビューしています。
ThinkPad E490は執筆時点(2020/01/10)において販売が中止されています。公式サイトで在庫をご確認ください。また同クラスのPCとして、画面サイズはワンサイズ下がりますが、Thinkbook 13sがおすすめです。
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ThinkPad E490の特徴
まさにスタンダードPC
ThinkPad E490はまさにスタンダードと言ってふさわしいノートパソコンです。14インチサイズなので、持ち運びにも向いています。
E490に限りませんが、ThinkPad シリーズは非常に打ち心地が良いことが特徴です。そのため、外出先でのタイピング速度に影響を少なくできることもメリットの一つとして挙げられます。
必要にして十分な機能
ThinkPad E490は決してスペックは高くありません(Core i5が最大)。しかし、Word、Excelであればこの程度で十分です。
また、外部出力端子が比較的豊富なことも特徴の一つです。
コストパフォーマンスに優れる
ThinkPad E490は何よりもコストパフォーマンスに優れます。低価格で選ぶ前提なら一度は見ておくと良いでしょう。
在庫について
本記事執筆時(2020/01/10)では現在売り切れ状態となっています。在庫については公式ページを必ずご確認ください。
ThinkPad E490のスペック
今回レビューしたThinkPad E490のスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売日 | 2019年1月11日 |
サイズ | 329.3mm×242.8mm×21.9mm |
CPU | Core i5-8265U |
GPU | インテルUHD グラフィックス620 |
メモリ | 8GB |
ディスプレイサイズ | 14インチ |
ディスプレイ | 1920×1080 |
記録方式 | 256GB SSD (OPAL2.0対応) |
生体認証 | 指紋認証 |
フロントカメラ | 720万画素 (物理シャッターなし) |
リヤカメラ | なし |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac |
bluetooth | 5.0 |
SIMカードサイズ | なし |
LTEモジュール | 非対応 ※2 |
重量 | 1.7kg |
光学ドライブ | なし |
※詳細仕様はこちら
スペックの解説
今回レビューしたE490はシリーズの中でもハイスペックなものになります。基本構成では、Core i3がほとんど。低価格なので、性能はそれなりです。
重量は1.7kgと14インチノートパソコンとしては重めの設定です。なおLTEには対応していません。
ThinkPad E490の外観
外観はまさにThinkPadシリーズです。天板はピーチスキンのようですが、他のモデルに比べるとツヤ消し感が薄く感じます。
背面がこちら。背面にスピーカーを備えています。ヒンジ側のゴム脚が若干高く、斜めに浮き上がるような形になります。実際の使用時には気になりません。
続いて右サイドです。ネットワークコネクタ、USBケーブル、miniSDカード、セキュリティロックがあります。
左側には充電ケーブルを兼ねたUSB-C、フルサイズHDMI、USB-Aが2つ、イヤホンジャックがあります。USB-CはThunderbolt非対応です。
明けてみた様子がこちらです。
ベゼル幅は広めです。特に縦方向がかなり大きく感じます。横方向は標準と言ったところです。
続いて下部ベゼルです。こちらも大きめです。
上部にはカメラがあります。物理シャッターはありません。
ディスプレイを最大まで広げました。180°開きます。
キーボードがこちらです。15インチでよく見られるエンターキー付近のキートップが小さくなっているところはありません。
深い打ち心地で非常にタイピングがしやすいです。ThinkPadシリーズの特徴とも言えるでしょう。
タッチパッドです。こちらのモデルはThinkPadでは廉価版に入りますが、X390のようなタッチパッドのざらつきはなく快適です。
充電器は45W仕様になっています。コンパクト。
手に持つとこれくらい。重量も軽いです。
ThinkPad E490の通信環境のテスト
光インターネット1Gbpsの環境下で通信テストを行いました。無線LANにはVELOPを用いています。
PING値は大きめですが、それなりの結果が得られました。
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ThinkPad E490のメリット・魅力
安い
ThinkPAd E490のメリットは何よりも安いことです。性能面はそれなりですが、パソコンを日常ユースで使う分には困ることはないでしょう。
フルサイズのLANコネクタを搭載
ThinkPad E490ではフルサイズのLANコネクタを搭載しています。上位機種やウルトラブックでは搭載していないケースが多いためメリットになります。
事業所など無線LANを引いていない所も多いですから、LANコネクタは仕事用PCとして、とても良い選択肢です。
タイピングがしやすい
ThinkPadシリーズは、他ノートパソコンと比べて圧倒的にタイピングしやすいです。とりあえずパソコンがあればいい人や事業用で従業員用なら生産効率の高いThinkPad E490のキーボードは大きな優位性を持つでしょう。
ThinkPad E490のデメリット・欠点
上位モデルと比較して重くて大きい
ThinkPad E490は、廉価モデルのため重く、ベゼル幅が大きいために大きくなっています。
同じ14インチのThinkPad上位モデルのThinkPad X1 Carbonと比較すると以下のようになります。
上から見た様子がこちら。
横から見ると同じ14インチとは思えないほど差があることがわかります。
値段差があるので当然ですが、モバイルならお金を出してでも上位モデルを選ぶようにしましょう。
みんなの口コミ
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ThinkPad E490はまさにスタンダードな一台。PC初心者、もしくはパソコンが家に一台あればいいという人に向いています。格安モデルの中では、タイピングやり易いことも特徴。
ThinkPad E490がおすすめな人
ライトユーザー
E490はコスパが良いので、ライトユーザーには非常におすすめです。パソコンはYouTubeを見たりエクセルで家計簿作るくらいだとか、Wordでライターをやるくらいなど。
キーボードとタッチパッドの性能が良いので、一台でとりあえず賄えるパソコンと思ってよいでしょう。
従業員用のノートPC
フルサイズのLANを搭載し、優秀なキーボード性能を持つので、従業員用のノートPCとしてもおすすめです。ハードな利用には向きませんが、事務作業ならこれで十分です。
ThinkPad E490がおすすめではないタイプ
モバイル性を重視する人
ThinkPad E490は14インチ、1.7kgなので持ち運びができないわけではありませんが、あまりおすすめはできません。モバイル性を重視するなら、お金を出してでも軽いモデルを選ぶべきです。
ThinkPad シリーズなら、T490sやThinkPad X1 Carbonあたりがおすすめです。
ピーチスキンが嫌いな人
ThinkPad のピーチスキンは良くも悪くも好みが分かれます。もし同価格帯でシルバーのパソコンが欲しいならThinkbook 13sを候補に入れておくと良いでしょう。
ThinkPad E490を安く買う方法
レノボのパソコンは購入する場所によって大幅に値段が変わります。公式サイトでも、入り方によって値段が変わることがあるため、以下の記事を参考にしてください。
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ThinkPad E490の実機レビューまとめ
スタンダードな一台
結論
ThinkPad E490はスタンダードな性能を持ちながら、ThinkPadならではのタイピングの快適さとタッチパッドの性能を持ち合わせたパソコンです。
ライトユーザー、事務所の従業員用パソコンとしておすすめです。