当サイトの記事は広告を含みます。

LEGION Y7000の実機レビュー

Legion Y7000のレビュー概要

格安で手に入るゲーミングノート

Legion Y7000はゲーミングノートPCとしては格安の部類に入ります。

価格別にはいくつか位置づけがありますが、おすすめは最上位モデル。Core i7+RTX2060となっていて、20万円以下での購入が可能。

3画面出力も容易なので、ゲーミングノートだけでなく、クリエイティブ性も高いPCと言えます。

簡易スペック表

CPU Core i5-9300H
Core i7-9750H
RAM 8GB~16GB
ROM 256GB~1TB
画面 15.6インチ
(144Hz)
GPU GTX 1650
GTX 1660Ti
RTX 2060
LTE なし

※詳細スペックはこちら

 

T490実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人で安く買いたい人はキャンペーンを必ずお読みください。

※本記事はLenovoさんからお借りしてレビューしています。
※Y7000はゲーミングとしての記事は他サイトにたくさんあるため、一般ユーススタイルを想定してレビューします。

 

LEGION Y7000の特徴

低価格モデルはGTX1650

LEGION Y7000は直販モデルでいくつかの種類があります。もともと格安ゲーミングパソコンで下は10万円から購入できます。

この場合のCPUはCore i5、GTX1650になります。低価格なりのCPUとGPUの構成です。

 

高性能モデルではRTX2060

LEGION Y7000の真骨頂はハイエンドモデルです。このモデルでは、Core i7-9750HにRTX2060を搭載したモデルで20万円以下で買えます。

この組み合わせで、さらに後程述べる144Hzディスプレイを搭載といったプラスアルファがあるので、非常に安く感じます。

 

144Hz液晶搭載

LEGION Y7000では、144Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載しています。使ってみるとわかりますが、マウスの動きやスクロールだけで違いがはっきりとわかります。

 

リフレッシュレートが高いとバッテリー消耗が気になりますが、もともとモバイル性を重視したパソコンではないので、あまり気にする必要はないかと思います。

 

ユーザーニーズに幅広く対応

主観的なイメージですが、このモデルで感じた印象は「幅広いユーザーニーズに対応」しているところではないかと思います。

20万円以下のゲーミングPCで薄型、狭額縁のディスプレイ、テンキー付きのキーボードに高リフレッシュレート。はっきり言って弱点といった弱点はほぼありません。

ゲーミングはもちろんのこと、そこに加えてクリエイティブの観点でも使いやすいモデルと感じました。

目次に戻る⇒

 

Legion Y7000のスペック

今回レビューしたLegion Y7000のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日 2019年6月28日
サイズ 360mm×267mm×24.2mm
CPU Core i7-9750H
GPU RTX2060
メモリ 16GB
ディスプレイサイズ 15.6インチ
ディスプレイ 1920×1080
(144Hz)
記録方式 1TB SSD
(OPAL2.0対応)
生体認証 なし
フロントカメラ 720万画素
(物理シャッターなし)
リヤカメラ なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth 4.2
SIMカードサイズ なし
LTEモジュール 非対応 ※2
重量 2.3kg
光学ドライブ なし

※詳細仕様はこちら

 

スペックの解説

本レビュー対象は最高スペックモデルです。使っていて、通常用途(ネット閲覧、YouTube程度)ではCPU使用率は最大でも20%を超えません(ほぼ10%)。

薄型ですが、ゲーミングでGPU搭載モデルのため重さが2.3kgもあることがウィークポイントの一つと言えるでしょう。

ただし、このパソコンを買う時点でモバイル性へのニーズは薄いため弱点とは言い難いとも考えます。

目次に戻る⇒

 

Legion Y7000の外観

今回レビューしたY7000の天板です。ASUSのスピンドル加工に近いものが施されている印象です。上から見ると背面コネクタの種類がわかるようになっています。わかりやすくて便利です。

 

続いて右サイドです。こちらにも排気ファンとUSB-Aコネクタがあります。

 

左側にもUSB-A、排気ファンがあります。さらにこちらにはイヤホンジャックが存在します。

 

後ろ側です。セキュリティロック、USB-A×2、有線LANコネクタ、HDMI、ミニディスプレイポート、USB-C、電源ポートになっています。

 

開いた様子がこちらです。赤いキーボードが目立ちます。このY7000のメリットでも謳われていますが、ベゼルが非常に狭い印象を受けます。

 

上側ベゼルはこちら。かなり狭いです。横側のベゼルと上はほぼ同サイズです。

 

下側のベゼルは大きめです。

 

真ん中下部にカメラがあります。物理シャッターはありません。

 

続いてキーボードです。テンキー付きになっています。Enter横の「む」の部分が変則キーボードになっています。

 

キーボード入力はかなり深めです。ThinkPadシリーズに近い打鍵感があります。非常に打ちやすいです。

使ってみて感じましたが、スペースキーだけ音が大きめでした。他は静音とは言いませんが、静かなレベルです。

充電器は170Wでした。かなり大きいです。

 

成人男性が手に持った様子がこちら。大きく、思いです。

目次に戻る⇒

 

Legion Y7000の通信環境のテスト

 

目次に戻る⇒

 

Legion Y7000のメリット・魅力

安い

LEGION Y7000は非常に安い価格がメリットです。ゲーミングPCの位置づけですが10万円からGPU搭載のものを購入できます。

そして何よりも、上位モデルが驚きでRTX2060搭載、Core i7-9750Uのモデルを20万円以下で購入できます。RTX2060なので、リアルタイムレイトレーシングも理論上可能です。

かなりハイスペックなので、ゲーミングという位置づけだけでなくクリエイティブの面でも優れたPCと言えます。

 

3ディスプレイ化ができる

大きなメリットのうちの一つに、本体からディスプレイポートとフルサイズHDMIポートがあります。

ゲーミングの観点だけでなく、3ディスプレイまで容易に増やせるのは、パソコンの作業性の観点から見ても優れていると感じます。

 

144Hz対応ディスプレイあり

LEGION Y7000は144Hz対応ディスプレイがあります。ディスプレイの応答速度はゲームだけでなく、ヌルヌル感が増すため、快適になります。

 

取り回しが良い

LEGION Y7000を実際に触って感じましたが、モバイル性に優れていると感じました。本体重量はそれなりにありますが、薄いので持ちやすい印象です。

 

プリインのドルビーアトモスが優秀

Y7000にはプリインストールソフトとして、ドルビーアトモスによるイコライザーソフトが入っています。このソフトでは音楽、映画など使用プロファイルに応じて音質を変えることができます。

 

これにより低音環境をしっかりと作ることができ、かつ普通のノートパソコンではちょっとできないくらいの音の厚みが出ます。

目次に戻る⇒

 

Legion Y7000のデメリット・欠点

スペック上の弱点はほぼない

LEGION Y7000はスペック上弱点はほぼないといって良い印象です。強いて言えば、4Kの方がクリエイティブ性は高く使えますが、ゲーミングの観点で行くと、1920×1080の方が快適に使えるはず。

用途によって、得手不得手になる部分なので弱点とも言い難い印象です。

 

タッチパッドがかなり左寄り

使い始めの慣れの部分だけですが、タッチパッドがかなり左寄りになっているため違和感が強くありました。

目次に戻る⇒

 

みんなの口コミ

ぜひ口コミをご投稿ください。

Submit your review
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

Create your own review

LEGION Y7000
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC編集部

非常に高性能で価格以上の価値があるノートパソコンです。重さだけ妥協できるなら、下手なモバイルPCよりもY7000の方が同じ値段でもハイスペックになるでしょう。

 

Legion Y7000がおすすめな人

格安ゲーミングPCが欲しい人

PCの評価をたくさんしていますが、中でもLEGION Y7000は破格だと思います。RTX2060搭載、かつCPUにCore i7-9750Hを搭載していて、20万円以下はかなりお買い得。

フルスペックを求めるなら別として、エントリーで買うならコスパは非常に良いと感じました。

 

クリエイティブ用PCが欲しい人

クリエイティブ系でもハイエンド構成がおすすめ。繰り返しになりますが、RTX2060搭載でこの値段なので、多用途で使えます。

しかもディスプレイポート出力が優秀なので、多画面構成にしても使いやすいメリットがあります。

 

PCだけでもそれなりの音質が欲しい人

LEGION Y7000はPCの音質がかなり良いと感じました。低音が優れているのに加えて、ドルビーアトモスソフトによる調整が便利です(パターンを変更するだけで設定可能)。

ゲーミングを楽しむ人はヘッドフォンをすることが多いと思いますが、クリエイティブで使う前提なら、スピーカー音も一つの重要な要素と感じます。

 

Legion Y7000がおすすめではないタイプ

Thunderbolt対応ディスプレイを利用する人

マニアックですが、Thunderbolt3がないためPD3220のようなワンケーブルで済むディスプレイが使えません。

 

非常にレアケースですが、Thunderboltに依存するような環境ではこのパソコンはおすすめできません。

 

Legion Y7000を安く買う方法

Legion Y7000をはじめ、レノボのパソコンは購入する経路によって大幅に値段が変わります。

特にゲーミングは急激に値段が下がることもあります。また、公式サイトでも入り方によって値段が変わることがあるため、以下の記事を参考にしてください。

【2024年4月】レノボ公式のネット限定Eクーポンとキャンペーン・セール・学割で最大限安く買う方法・コツ

lenovo(レノボ)のパソコンをできるだけ安く買う方法として、ネット限定の「Eクーポン」、「キャンペーン(セール)」、「学生専用ストア(学割)」があります。 また、あまり知られていませんがレノボの購 ...

続きを見る

 

Legion Y7000の実機レビューまとめ

特殊性あるが実用性のある一台

結論

LEGION Y7000は非常に優れたパソコンと言えます。CPU、GPU、タイピング、3画面出力が簡単な構成、どれをっても無駄がありません。さらに音質もそれなりに良し。

唯一残念なのはThunderboltに対応していないことくらい。

ゲーミングでもクリエイティブでも使いやすいPCという位置づけで当サイトでは高評価しました。