たくさんのスマートフォンを日本に投入してきているOPPO(オッポ)。とんでもないスペックがコストパフォーマンス高く手に入るだけでなく、他のメーカーと違い、ギミックが面白い機種が数多くあります。
この記事では日本で発売されているOPPOのスマーフォンを一覧でまとめ、ランキング形式でまとめました。なお、日本で発売しているスマートフォンのスペックをエクセル形式で表にしています。
また、当サイト「SIMPC(シンプシー)」でもいくつか実機レビューしたものについては、各項目から記事へリンクしているので合わせてご覧ください。
OPPOのスマートフォン解説目次
先におすすめ端末を知りたい人はまず「OPPOのおすすめ端末」からお読みください。スペック一覧では、エクセル一覧で詳細スペックを比較できる表を用意しています。
OPPOについて
OPPOの会社に関する歴史や由来については別記事でまとめています。OPPOの歴史・由来についてまとめた記事をご覧ください。
OPPO(オッポ)のスマホの特徴
大きく分けてシリーズは3種類
OPPOでは価格帯、性能・価格別に大きく分けて以下の3種類があります。どのモデルも特徴が際立っており、魅力的なモデルになっています。どのモデルが良いか、選び方については次のOPPOスマホの選び方で解説します。
シリーズ名 | Find X (ファインドエックス) |
Reno (リノ) |
A (エー) |
特徴 | 高性能 | 中堅 | エントリー |
価格帯 | 5~15万円 | 3~5万円 | ~3万円 |
取り扱い | キャリア | キャリア・SIMフリー | キャリア・SIMフリー |
※1 Renoについては一部ハイエンドがありましたが、2020年以降日本で販売が無くなっているため中堅レベルとしています
※2 過去R、AXシリーズの取り扱いがありましたが、2021年は公式ラインナップから消えたため上記からは省いています
コストパフォーマンスが非常に高い
OPPOに限らず、中華スマホすべてに言えることですが、とにかくコスパが良いことがメリット。3万円台、もしくはそれ以下で十分な快適さが買えるモデルが多いことがOPPOならではの強みです。2021年以降、低価格帯モデルでも5G搭載スマートフォンが多くなっています。
日本独自基本機能を搭載
OPPOのスマートフォンはSIMフリーモデル、キャリアモデルが存在しますが、どちらにおいてもおサイフケータイや防水などの日本独自の機能をきちんと押さえています(通常、海外SIMフリースマホでは搭載しないことが多い)。そのため安いスマホでも、満足度が高くなります。
カメラ性能が高い
OPPOは10倍ロスレスズームの開発を行うなど、カメラ開発を積極的に行っているメーカーです。実際にその開発効果もあってか、最大60倍まで近づける顕微鏡カメラなど特徴のあるモデルを販売しています。また、中堅クラスのRenoシリーズでも充実したカメラ構成となっている点が魅力です。
ギミック色が強いモデルもある
2020年以降は減りましたが、それ以前ではカメラがポップアップする全面ノッチレスのReno 10 X Zoomや、OPPO FIND Xといったモデルが日本に投入されています。
海外モデルには折り畳みモデルも存在
OPPOのシリーズの中には「Find N」と呼ばれる折り畳みシリーズが存在します。日本国内ではキャリア販売されていませんが、海外版SIMフリーモデルとしてイオシスなどで取り扱いがあります。
OPPO(オッポ)のスマホの選び方
ゲーム好きとカメラ機能にこだわる人は「Find X」
OPPOのスマートフォンの中でハイエンドに位置するFind Xは、発売時最高クラスのプロセッサを搭載することがほとんどであり、3Dゲームユーザーでも満足できる性能を持っています。また、特徴でも書いた通り、カメラ機能に力を入れているため、高精細な写真を撮りたい人はFind Xシリーズを選ぶと良いでしょう。
一般ユーザーは「Reno」シリーズがマッチ
3DゲームやFPSゲームをしないユーザーでは中間グレードに位置するRenoシリーズがマッチします。特に2021年度に発売されたReno 5Aはプロセッサが変更され、処理性能が大幅に向上したため中間グレードでもほぼストレスの無い仕上がり。
ワイモバイルなどでは3万円以下で購入可能なので、非常にお得なモデルと言えます。
(引用:Reno 3Aの実機レビュー)
値段重視で「A」シリーズだが注意点も
OPPOのラインナップの中で最も安いモデルがAシリーズで3万円以下で購入も可能となっており、非常に安いです。
ただし、一方でプロセッサが弱く、処理速度を求める人には向きません。またバッテリーが大きくなっているので、スマホは電話やLINEなどの連絡のみであまり使わない人向けのモデルになっています。
(引用:OPPO A5 2020の実機レビュー)
OPPO(オッポ)の機種ラインナップ一覧
この項目では、OPPOの各ラインナップをシリーズ別に掲載しています。
Find Xシリーズ
OPPOのハイエンドモデル「Find X」シリーズを中心に掲載しています(一部、Reno 10X Zoomのみハイエンドのためこの表中に掲載)。スペックや販売価格は各キャリアで、中古はイオシス、SIMフリーはAmazonでご確認ください。
Find X3 Pro | Find X2 | Reno 10X Zoom | Find X |
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2021年登場のハイエンドスマートフォン。より進化した高性能カメラに加え、60倍できる顕微鏡カメラを搭載している。さらにディスプレイ性能が強化され、10億色を表現できるように(P3色域100%カバーでハイエンドモニター級)。防塵防水・リフレッシュレート120Hzにも対応し、弱点のない一台。 | OPPOから2020年に発売されたフラッグシップモデル。前回のFind Xならではのスライド機構が無くなったため、完全フルスクリーンはなくなったが、その分防水・防塵などに対応。5Gに対応したことも魅力の一つとなっています。 | 2019年7月に発売のOPPOのフラッグシップモデル。ギミック間満載の動くインカメラを搭載したことでノッチレスで画面占有率を高め、10倍ズームカメラに水冷ハイエンドCPUと非の打ち所がない一台です。 | 日本に初めて投入されたスライドカメラ式のスマートフォンでノッチレスモデル。インカメ、アウトカメラどちらもスライドの中に収納可能なモデルです。 |
2021年6月発売 | 2021年発売 | 2019年7月発売 | 2018年11月発売 |
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Renoシリーズ
OPPOの中堅クラス「Reno」の一覧表です。スペックや販売価格は各キャリアで、中古はイオシス、SIMフリーはAmazonでご確認ください。
Reno 5A | Reno3 5G | Reno3A | Reno A |
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2021年に発売されたミドルレンジ向けスマートフォン。中堅向けとは言え、プロセッサが大幅に進化したことで、処理のカクツキはほぼなくなっている。ディスプレイが大きいわりに、軽くて使いやすい。非常におすすめの一台。なお、ワイモバイルでは端末割引が効いて激安になる。 | キャリアから発売されているミドルレンジ5G対応スマートフォン。5Gスマートフォンの中ではコスパが高く、狙い目のモデルともいえる。 | Reno Aの実質後継機として発売されたモデル。ただし、実はReno Aと比べると進化点が少なく、価格差を考えると2019年モデルのReno Aの方がメリットが大きい。最新にこだわらないならReno Aも選択に入れるべきモデル。 | 2019年登場のOPPOの日本攻略モデル。DSDV搭載し、おサイフケータイ対応してさらにヌルヌルの使い勝手で3万円台と、まさにゲームチェンジャー。迷うならこれを買うべしという商品です。 |
2021年6月発売 | 2020年7月発売 | 2020年6月発売 | 2019年10月発売 |
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Aシリーズ
OPPOのエントリークラス「A」シリーズの一覧表です。スペックや販売価格は各キャリアで、中古はイオシス、SIMフリーはAmazonでご確認ください。
A55s 5G | A54 5G | A73 | A5 2020 |
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A54 5Gの後継機。プロセッサはSnapdragon480。廉価スマートフォンながら、リフレッシュレート90Hzに対応。その他も十分以上の性能を持っている。おサイフケータイ非対応なところのみ注意。 | A5 2020の実質後継機だが、プロセッサがSnapdragon 400番台へダウングレード。代わりに5Gに対応している。au専売モデル。 | OPPOのスマートフォンの中でもかなり珍しい背面革仕様のスマートフォン。eSIM対応でOLEDディスプレイを採用しているにもかかわらず3万円以下で購入できる魅力的なモデル。特に楽天モバイルだと激安で購入できる。 | ミッドレンジの中ではCPU性能は低いが、その分バッテリーに性能を全振りしたモデル。またOPPOラインナップの中では価格帯が安いので、とりあえずスマートフォンが使えればという人向け。Felica非搭載のため、Suicaを使うならReno Aを購入しましょう。 |
2021年11月発売 | 2021年6月発売 | 2020年12月発売 | 2020年7月発売 |
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その他のシリーズ
2018年以前にはOPPOにはRシリーズが入ってきていました。これらについて以下の表にまとめています。R17 neoのみUQモバイルでキャリア取り扱いがありましたが、他はSIMフリーモデルのみとなっています。
R17 Pro | R17 neo | R15 neo |
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ミドルレンジの中でもハイスペックに位置するモデルがこちらのR17 Pro。SoCはSnapdragon710番を搭載し、メモリは6GB。カメラに重点を置いたモデル | R17 シリーズの弟分にあたるスマホがこちら。しかしコスパが良すぎるためこちらの方がおすすめ。3万円台でありながら、スナドラ660番、有機EL搭載で非の打ち所がないモデル。 | OPPOの日本初ローエンドモデル。指紋認証がなかったり(顔認証はある)、スペック面では微妙。代わりに価格が安いため、安さ重視で選ぶモデル。 |
2018年12月発売 | 2018年11月発売 | 2018年8月発売 |
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OPPO(オッポ)のおすすめスマホ
低価格でDSDVとおサイフケータイ対応「Reno5 A」
今OPPOで発売されているスマートフォンの中で最強クラスのコスパを誇るのが、OPPO Reno A。当サイトでも実際にレビューしましたが、ワイモバイルで2万円台で変えるにも関わらず、たくさんの機能を備えています。
Reno Aに搭載の機能
- 液晶 90Hzディスプレイ
- DSDV(2番号同時利用・SIMフリーのみ)
- おサイフケータイ
- 防水・防塵
- 優れたカメラ性能
実機レビューは以下からご覧ください。
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OPPO Reno5 Aの実機レビュー
Snapdragon 765Gを搭載したミドルハイレンジのスマートフォン。765Gのチップセットと6GBでミドルレンジながらストレスのない動作が魅力のスマホ。キャリア取扱もあり。2021年6月3日発売モデル
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OPPOのズーム重視カメラフォン「Reno 10x Zoom」
2019年7月12日にOPPOから発売された、FindXに引き続く、フラッグシップモデルがこちらのReno 10x zoom。スナドラ855を搭載、メモリ8GBとなっており最強クラス。
さらにCPUはなんと水冷式。ゲーミングスマホのジャンルではありませんが、公式サイトでもゲーミングスマホを謳うスペックとして紹介されています。名前の通り、10x Zoomと10倍ズームのカメラに力をいれているスマホですが、個人的にはスペックの方が魅力的に思ってしまうスマートフォンですね。
以下で実機レビューしてします。
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Reno 10x Zoomの実機レビュー
Reno 10x Zoomレビューの概要(ポイント) Reno 10x Zoom 実機レビュー目次 忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください ...
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廉価モデルだが十分な性能の「A55s 5G」
意外と実用性が高いモデルが最廉価モデルのA55s 5G。Snapdragon480は400番台ながらパフォーマンスが高く、しかもリフレッシュレート90Hzで廉価版とは思えない滑らかの画面で使うことができます。
キャリアモデルだけでなく、AmazonでSIMフリーモデルが購入できる点も魅力と言えます。
OPPO(オッポ)の発売日・発売価格・スペック一覧
OPPOから発売されているスマートフォンのスペックをまとめました。2021年01月05日に最新情報へ更新しています。
引用について
※以下の情報をもとに表を作成、記事を公開することは構いませんが、その際は必ず当記事へのリンクをお願いいたします。
マシンスペック(Soc・メモリ・ストレージ他)
スマホでは表が動かないことがあります。その場合は、再読み込みしてください。
アウトカメラのスペック
インカメラのスペック
まとめ
この記事では日本で発売しているOPPOのスマートフォンについて、ラインナップの解説及び機種データの比較を行いました。以下ではOPPO以外のスマホラインナップ、おすすめについて解説していますので合わせてご覧ください。
関連記事
以下では当サイトにて実際に検証したレビュー記事を掲載しています。合わせてご覧ください。
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OPPOのエントリーモデルでSnapdragon662、有機ELディスプレイ搭載スマートフォン。性能もさることながら価格ブレイカー的な存在で非常に安く手に入ることが特徴。2020年12月1日発売モデル。
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1万円ちょっとで買えるモデルながら、処理性能・カメラのどちらでも十分な性能を持つ一台。au、UQモバイルでできるだけ安く手に入れたいなら間違いなくこれです。2021年6月4日発売モデル。
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OPPO Reno5 Aの実機レビュー
Snapdragon 765Gを搭載したミドルハイレンジのスマートフォン。765Gのチップセットと6GBでミドルレンジながらストレスのない動作が魅力のスマホ。キャリア取扱もあり。2021年6月3日発売モデル