Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのレビュー概要
超軽量な13インチLatitude
Latitude 7330 Ultralightは第12世代intelコアプロセッサを搭載したノートパソコンで十分なパフォーマンスと1kgを切る軽量性を兼ね備えたモデルになっています。
さらにディスプレイのプライバシーフィルターを備えるなどのメリットを持ったビジネス向けのモデルになっています。
こんなタイプにマッチ
- 持ち運びが多い人
- マウスを使わない人
簡易スペック表
発売日 | 2022年4月5日 |
CPU | Core i5-1235U |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | 13.3インチインチ |
GPU | Iris Xe Gpraphics |
USB-PD | 対応 |
LTE・5G通信 | 非対応 |
MSオフィス | 選択可 |
重量 | 975g |
Cinebench R20 | 1888pts |
※詳細スペックはこちら。その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルの目次
実際に使った感想(主観)はメリット・デメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。購入を悩んでいる場合はおすすめかどうかをチェックください。
※本記事ではメーカーより貸出を受けて、テストを行っています。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルの特徴
ここではNew Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルの一般的な特徴について解説しています。実際に筆者が使った感想、レビューについてはメリット・デメリットの項目をご覧ください。
超軽量な1kg以下のボディ
Latitude7330 Ultralightは超軽量なボディを採用しており、900g台となっています。13インチでコンパクトなため、持ち運びに便利な筐体といえます。片手で軽々と持つことが可能です。
プライバシーフィルター採用
プライバシーフィルターが採用されているため、カフェや電車の中で作業をしている際に横から覗かれても見えないようにすることができます。電子的に制御しているので、使わないときに見やすさが変わらない点もポイントです。
全体的に高い質感
DELLのハイエンドといえばXPSのイメージがありますが、Latitude7330も全体的に質感が高く、キーボード、タッチパッドの触り心地がとてもよくなっています。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルの価格とコストパフォーマンス
本体価格は22万円を超えるため高価格です。1kg以下のモデルであることだけを要件にすれば、10万円台後半でも購入可能。プライバシーフィルター搭載モデルは少ないので、そこが他モデルから見たアドバンテージになります。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのスペック
今回レビューしたNew Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのスペックは以下の通りです。
マシンスペック(技術仕様)
発売日(月) | 2022年4月5日 | |
製品名 | Latitude 7330 Ultralight | |
型式 | 公式記載なし | |
サイズ | 199.96×306.5×16.96mm | |
重量(実測) | 本体 | 975g |
電源アダプタ | 295g | |
CPU | Core i5-1235U | |
GPU | Iris Xe Graphics | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 1st | 256GB |
2nd | - | |
ディスプレイ | サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
形式 | 公式記載なし | |
リフレッシュレート | 60Hz | |
生体認証 | 指紋 | 有り |
顔認証 | 無し | |
フロントカメラ | 画素数 | 1080p |
物理シャッター | 有り | |
リヤカメラ | 画素数 | 無し |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | v5.2 | |
LTEモジュール | 対応の可否 | 非搭載 |
SIMカードサイズ | ー | |
光学ドライブ | 非搭載 | |
バッテリー | サイズ | 公式記載なし |
公称値 | 公式記載なし時間 |
※レビュー機種以外やカスタマイズ内容などの詳細スペックはこちらからご覧ください。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのベンチマーク
CINEBENCH R20
CINEBENCH R20の測定値は1888pts、シングルコア446ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23の測定値は3584pts、シングルコア1285ptsという結果になりました(パフォーマンスモードで測定)。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。
Crystal Disk Mark
Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。READの値が2000MB/sを超えているため、十分な数値となっています。実際に使っていても快適です。
ゲームベンチマーク
FF15
ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。
モード | スコア | 評価 |
最高品質 | - | - |
高品質 | - | - |
軽量品質 | 1415 | 動作困難 |
CPU-Z
CPU-Zでの検証は以下の通りです。クリックで拡大することができます。
騒音テスト
騒音に関する評価は以下の通りです。CPUテストはCinebench R20、GPUテスト時はFinalFantasy15のベンチマーク測定時に測定を行っています。
モード | 評価 |
通常時 | ファンの音が聞こえる |
CPUテスト時 | ファン音がしっかりと聞こえる |
GPUテスト時 | ファン音がしっかりと聞こえる |
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのモニター評価(色域・トーンカーブ)
モニターの評価結果は以下の通りです。タブで色域の評価結果とトーンカーブの測定データを切り替えることができます。測定はi1 Display Proを用いてデータ測定後、Color ACにてIICプロファイルからカバー率などのデータを作成しています。
カバー率及び、カバー比のデータは以下の通りです。
カバー率 | カバー率 | カバー比 |
sRGB | 95.2% | 99.7% |
Adobe RGB | 73.2% | 73.9% |
トーンカーブの評価結果は以下の通りです。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルの通信環境(WI-Fi)のテスト
測定環境
Wi-Fiの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPv6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。テスト環境は以下の通りで戸建て環境の1階、及び2階で測定を行っています。幅方向約10.5m、奥行き方向8.2mの環境です。
検証結果
スピードテストを行った結果です。ポイント⑥になるほど実質的な距離が大きくなります。
ダウンロード数値比較
アップロード、PING、ジッターを計測した数値を表にまとめています。
測定項目 | ダウンロード | アップロード | PING |
単位 | Mbps | Mbps | ms |
ルーター前 | 604.25 | 273.4 | 15 |
ポイント② | 409.38 | 236.68 | 14 |
ポイント③ | 650.37 | 222.72 | 13 |
ポイント④ | 384.65 | 219.45 | 34 |
ポイント⑤ | 321.41 | 211.25 | 16 |
ポイント⑥ | 218.12 | 201.36 | 37 |
通信スピードテストの評価
最長距離であっても200Mbpsを超えるデータが出ており、十分なパフォーマンスとなっています。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのUSB-C(PD)による充電テスト
USB-Cの充電テストを行いました。今回は未テストです。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルの外観
天板は濃い目のグレーで落ち着いた印象になっています。中心にはDELLのロゴマークが配置されています。
背面は天板とカラーが異なり無塗装のプラスチックになっています。左下スリット部にはファンが配置されています。
開いた様子です。上側ベゼルは大きめですが、左右ベゼルは狭めになっています。
最大開き角は180°となっています。
キーボード全体です。違和感がなく、使いやすい配置になっています。
ミツトヨのデジタルノギスでキーピッチを算出したところ、18.48mmとなりました。また、SHINWAのデップスゲージでキーストロークを測定したところ、1.5mmとなっています。滑らかでしっとりとした打ち心地になっており、使いやすい印象を受けました。
タッチパッド幅を計測したところ、105mmとなりました。タッチパッドはクリック音が静かなタイプになっています。
本体左側にはフルサイズHDMI、USB Type-A、USB Type-Cポートを備えます。
本体右側にはヘッドフォンジャック、USB Tyoe-Cポートを備えます。
本体の重量を測定したところ、975gとなりました。
充電器込みの重量を測定したところ、1270gとなりました。充電器単体では295gとなります。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのメリット・魅力
軽量で持ち運びが楽
Ultralightの名前の通り900g台のボディが非常に軽く、持ち運び楽です。またUSB PDに対応しているため、充電器周りをコンパクトにすることが可能です。
タッチパッド・キーボードの質感が高い
軽量で持ち運びに向くだけなく、タッチパッドの操作性が良いことや、キーボードが使いやすいため、外出先でも生産性を落とさずに作業できるメリットを備えています。
第12世代プロセッサが優秀である
第12世代のintelプロセッサは特に優秀で第11世代と比較して大幅にパフォーマンスアップしています。明らかに違いを感じるため、悩んでいるなら必ず12世代を選ぶべきです。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのデメリット・欠点
価格が高め
Latitude 7330 Ultralightは本体価格が20万円台前半となっています(2022年8月8日時点)。Core i5と8GBメモリ構成であることを考えると価格が高め設定になっています。
みんなの口コミ
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軽くて持ち運びしやすいことがメリットな一台。操作性やタッチパッドも申し分ないですが、価格が高めな点だけは注意して下さい。
女性目線の口コミ
普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。
女性目線のコメント
- 軽くて持ち運びが楽
- USB Type-AもHDMIも繋げて便利
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルがおすすめな人
カフェ・新幹線などで使うビジネスマン
Latitude 7330 Ultraligitはカフェや新幹線で使う人におすすめしたいモデル。軽量であること、キーボード、タッチパッドが使いやすく作業性が落ちないため外出先に適しています。さらにプライバシーフィルターを備えているため、横からの覗き込みされない利点があります。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルがおすすめではないタイプ
コスパ重視するユーザー
上でも書いた通り、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとってはスペックから見て割高なのでおすすめできません。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルのカスタマイズ・モデルの選び方
本モデルはベースの構成が決まっているため、プロセッサやメモリは変更ができません。ビジネスモデルのため、WIndows10へのダウングレードをはじめソフトウェア構成を柔軟に変更できます。自分が求めている仕様に合わせて選ぶようにして下さい。
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルの実機レビューまとめ
Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルを安く買う方法
New Latitude 7330 Ultralight プレミアムモデルに限らず、DELLのパソコンを安く買う方法については以下の記事でまとめています。購入前に必ずご確認ください。
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