Inspiron 14 5406(2020年モデル)の実機レビュー

Inspiron 14 5406(2020年モデル)のレビュー概要

TigerLake搭載の5000シリーズ

Inspiron14 5406は10万円以下から手に入る2in1ノートパソコンです。2020年発売にあたる本モデルから第11世代Tigar Lakeのプロセッサを搭載することで、同じグレードでもワンランク上の性能を発揮できるベンチマーク結果となっています。

性能が高く、価格帯的にもお手頃な上、2in1ノートパソコンでパソコンとして使う上では必要な機能は全て搭載している万能選手的なモデルです。

動画編集・クリエイティブな作業をせず、オフィス・ネットサーフィンが、コスパ良く買えるintel機であり一押しの機種と言えるでしょう。

簡易スペック表

CPU Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
RAM 8~16GB
ROM 256~512GB SSD
画面 14.0インチ
GPU IrisⓇ Xeグラフィックス
USB-PD 対応
LTE 非対応
重量(実測) 1610 g
Cinebench R20 1652 pts

※詳細スペックはこちら

 

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)実機レビュー目次

実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事メーカーよりお借りしてレビューしています。

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)の特徴

ここではInspiron 14 5406(2020年モデル)の一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリットデメリットからご覧ください。

 

TigerLake搭載のノートパソコン

Inspiron 14 5406は2020年に登場した第11世代intelプロセッサ搭載のノートパソコンです。

 

後ほどベンチマークテストでも記載していますが、第10世代のノートパソコンと比較してプロセッサの進化が大きく、低グレードPCでも快適に使えることを特徴としています。また第3世代Ryzenプロセッサと比較されることも多いですが、TigerLakeの場合、シングルスレッド性能が強く、シンプルな作業にはintel機の方が向いています。

 

お手頃価格で買える万能2in1

Inspiron 14 5406(2020)では過去のモデルを踏襲した2in1モデルです。通常、タッチ入力可能な2in1モデルはその機能から高価になることが多いですが、本機種は8万円台から購入可能なモデルです。また、比較的ベゼルが狭かったり、10万円以下で購入できるPCとしては比較的高級感があることも特徴です。

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Inspiron 14 5406(2020年モデル)の価格とコストパフォーマンス

Inspiron 14 5406自体のグレード別のコストパフォーマンスは8万円台からと過去モデルとほぼ変わりません。しかしながら、第11世代のインテルプロセッサを搭載したことで、Core i3モデルでも実質的に第10世代のCore i5とCore i7の中間ほどの実力を持ちます。そのため、同じ作業をするならワンランク下のモデルを選べることになり、コストパフォーマンスが上がっています。

価格情報について

上記の記載は2020/10/28時点の値段を基準に記載しています。現在の価格については、各通販サイトをご覧いただくとともに割引ページも合わせてご確認ください。

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)のスペック

今回レビューしたInspiron 14 5406(2020年モデル)のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2020/10/12
製品名 Inspiron 14 5406(2020年モデル)
型式 -
サイズ 324.30×222.8×18.94
重量(実測) 本体 1610 g
電源アダプタ 275 g
CPU Core i5-1135G7
GPU IrisⓇ Xeグラフィックス
メモリ(RAM) 8GB
保存(ROM) 1st 256 GB SSD
2nd -
ディスプレイ サイズ 14.0インチ
解像度 1920×1080
形式 IPS液晶
生体認証 指紋 ×
Windows Hello ×
フロントカメラ 画素数 記載なし
物理シャッター ×
リヤカメラ 画素数 -
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth 5.0
LTEモジュール 対応の可否 -
SIMカードサイズ -
光学ドライブ -
バッテリー サイズ 3セルバッテリー、40WHr
公称値 -

※1 詳細仕様はこちら

 

スペックの解説

今回レビューしたInspiron 14 5406の最大の特徴は、刷新された第11世代Core i5プロセッサを搭載していることです。これにより後述のCinebench結果で示したように1600ptsを超える結果を出しています。またグラフィックスはIrisⓇ Xeグラフィックスを搭載しています。シリーズを含め、無線はLTEには対応していないもののWi-Fi6には対応しています。

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Inspiron 14 5406(2020年モデル)のベンチマーク

ベンチマーク結果は以下の通りです。

 

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の計測値は通常時でマルチ2018pts、シングル448ptsとなりました。他機種との比較はCINEBENCH R20のデータ一覧をご覧ください。

 

PASSMARK

PASSMARKの測定値は以下の通りです。他機種との比較をしたい人はPASSMARKのデータ一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。2325MB/sなので、昨今のSSDでは最速ではありませんが、十分に速いレベルといえるでしょう。

 

騒音テスト

動画書き出し時、ベンチマーク測定時の音は比較的静かでした。

 

ベンチマーク時の熱について

動画書き出し時の熱は以下の通りです。CPUは100℃付近まで上昇しますが、その後安定、70℃近くまでゆっくりと上昇しました。

 

動画編集ベンチマーク

Davinch Resolve16を用いて、FHDの10分間の動画の書き出しを行いました。10分57秒となっています。以前レビューしたInspiron 7490(第10世代Core i7)では11分36秒であることを考えるとCore i5でこれだけ出力時間が短くなっていることは内蔵グラフィックスの進化によるものと言えるでしょう。

 

ゲームベンチマーク

FF14

ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果はFF14のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 1773 設定変更が推奨
高品質 2245 普通
標準 2662 やや快適

 

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
高品質 未測定 未測定
標準 未測定 未測定
軽量品質 1583 動作困難

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Inspiron 14 5406(2020年モデル)の通信環境(WI-Fi)のテスト

Inspiron 14 5406(2020年モデル)の通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを用いています(クリックで拡大します)。

1F

2F

 

ダウンロード、アップロードともにばらつきが見られました。ただし、ほとんどの場合80Mbps以上、PINGは13~15msのダウンロード速度が出ているので快適に使えています。

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Inspiron 14 5406(2020年モデル)のUSB-C(PD)による充電テスト

USB-PDによる充電テストを行いました。20W、30W、61W、90Wで検証したところ、全てのモデルで充電が確認できました。実測は以下の写真の通りです。クリックにより拡大できます。

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)の外観

今回購入したものは、プラチナシルバーのモデルです。天板はシンプルなシルバーとなっています。素材はプラスチックです。

 

背面です。プラスチック素材でできており、コストダウンの跡が見られます。下部にスピーカーがあります。

 

開いた様子です。光沢ディスプレイになっています。

 

左側から見た様子です。チルトアップする仕組みになっています。

 

2in1なので画面回転が可能です。テントモードにした様子が以下です。

 

タブレットモードです。ペンは付属していません。

 

上部ベゼルです。サイドベゼルは約6.5mmです。

 

下部ベゼルです。

 

キーボードです。

 

エンター付近が一部変形しています。

 

2点間のキー幅を測定し割返した結果、キーストロークは17.2mmとなりました。またキーストロークは1.5mmです。

 

タッチパッドです。幅は115mmとなりました。

 

本体右側です。ケンジントンロック、ヘッドフォンジャック、USB-A、SDカードスロットがあります。

 

本体左側です。電源アダプタ、HDMI、USB-A、USB-C(PD対応)があります。

 

フロントカメラには物理シャッターがあります。

 

質量を図った様子です。1610gとなりました。

 

充電器込みの質量を図った様子です。

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Inspiron 14 5406(2020年モデル)のメリット・魅力

シングルスレッド性能から見るとお得

Inspiron 5406のノートパソコンの強みはなんといっても、第11世代のintelプロセッサを搭載していることです。ベンチマークテストの結果の通り、シングルスレッド性能が強化されたノートパソコンとなっています。

主観ですがほとんどの人はパソコンで多数を同時に走らせないことの方が多いと思うので、マルチスレッド性能を強化するよりも、シングルスレッド性能性能を強化するほうが良いと考えています(特に安価なモデルほど)。そのため、Inspirong 14 5406はTigarLakeの性能と安価な価格の組合せである意味ぴったりなノートパソコンの魅力が生まれています。

 

2in1としてはリーズナブル

2in1パソコンはヒンジの強度が必要になる観点からどうしても高くなる傾向にあります。しかしながら、Inspiron 14 5406の場合は2in1モデルにもかかわらず比較的安く、8万円台から購入することが可能です。

 

USB-PD対応

充電をUSB-Cから行える「USB-PD」に対応しています。これにより持ち物を減らすことが可能です。

 

万能なパソコン

Inspiron 14 5406は、非常に優等生的パソコンです。性能的に過不足がなく、使いづらさもありません。GPUを搭載していないためゲーミングやクリエイティブには弱いですが、それを除けばどんな人にもおすすめできるPCです。

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Inspiron 14 5406(2020年モデル)のデメリット・欠点

本体デザインの安っぽさがある

遠目で見るとシルバーデザインで高級感があるように見えますが、間近で見るとプラスチックにシルバー塗装されている安っぽさが伺えます。また背面は普段見ることはありませんが、未塗装のためよりコストダウンの跡を感じます。また、レビュー中にぶつけたのですが、一部塗装が剥がれました。塗装強度はあまり強くない印象です。

 

質量が14インチとしては重め

本体の質量は1.6kg強となっています。14インチノートパソコンクラスで内蔵グラフィックス搭載PCではかなり重い部類に入ります。

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Inspiron 14 5406
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 1 レビュー
by SIMPC on Inspiron 14 5406

Inspiron 5000シリーズの2020年モデルでTigarLakeになったことで性能がグンとアップした一台。重さはあるものの、10万円以下の2in1タッチパネルでこれだけの性能があれば十分あり。第3世代Ryzenにはマルチのベンチマーク結果は劣るがシングルスレッド性能が高いので、人によっては(シングルタスクで作業するなら)こちらの方が良いと感じます。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • シルバーデザインで爽やか
  • キーボードとパームレストが一体感がある
  • 見た目よりも重く感じる

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)がおすすめな人

ほとんどの人におすすめ

Inspiron 14 5406はほぼ全ての人におすすめできる万能型ノートパソコンです。価格帯が相場より安く、かつTigerLakeを搭載したことで性能的にも無駄のない仕上がりになっています。しかも、2in1タッチパネル対応のため、後からディスプレイへの書き込みなどがしたくなったとしても、対応可能なためほとんどの用途で使えるノートパソコンです。

 

作業中心で安いPCを探す人

Inspiron14はDELLのスタンダードラインナップですが、第11世代intelプロセッサを搭載したことにより基本性能が底上げされています。そのためこれまで、Core i5クラスで作業性を求めていた人がCore i3に落とすことも可能といえるため、作業中心で安いパソコンを探している人にはぴったりなパソコンになりえます。

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)がおすすめではないタイプ

より軽いパソコンを探している人

Inspiron 14 5406は本体重量が1.6kgを超えており、内蔵グラフィックス型の14インチノートパソコンとしては重めの設計です。持ち運び性を重視した軽いノートパソコンを探している人にはおすすめできません。

 

同性能でより安いパソコンを探している人

あくまでベンチマーク結果から見ての話になりますが、同性能でより安いノートパソコンを探している場合には第三世代AMD Ryzenシリーズを選択するほうが良いでしょう。IdeaPad Flex550のように性能が高く、より安いノートパソコンを手に入れることができます。

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)のカスタマイズ・モデルの選び方

Inspiron 14 5406(2020年モデル)はCore i3~Core i7まで選ぶことができ、メモリは8~16GBモデルまであります。用途によって利用プロセッサは変わると思いますが、作業・ネット中心ならCore i3でも十分です。より高いパフォーマンスで行いたい場合はCore i7を選んでも良いですが、相場としてはかなり高めです。また、重量があるためそれであれば同価格帯でかつGPU搭載PC(例えばDAIV 3Nなど)を選んだ方が重量的にも性能的にもプラスに働くでしょう。

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)の実機レビューまとめ

TigarLake搭載の2in1万能選手

結論

Inspiron 14 5406はTigerLakeを搭載したことで性能が向上し、ワンランク下のPCでも作業をこなせるようになったことでより手頃な価格で買えるようになったノートパソコンです。

1.6kgの重さの欠点はありますが、それを除けば全体的にバランスの取れた万能選手ともいえるモデルとなっており、ノートパソコンをさがしているほとんどの人におすすめできるモデルです。

 

Inspiron 14 5406(2020年モデル)を安く買う方法

Inspiron 14 5406(2020年モデル)は公式サイトにて取り扱いがあります。またDELLは週末限定のクーポンなどもあるので、購入に合わせて必ず確認するようにして下さい。

 

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