moto g7 plusレビューの概要(ポイント)
motoアクションだけでも買う価値あり
Snapdragon636を搭載したスマートフォンでミドルレンジスマホですが、価格が安く手に入れやすい値段感。
サイズは少し大きめで、他のスマホよりも横幅が大きく感じるモデル。
モトローラ自体のカスタマイズでクイックモーション「motoアクション」による起動が超便利です。
カメラの機能は豊富ですが、作例で紹介しているように性能が若干弱めなので、カメラを本格的に撮りたいなら別モデルが良いでしょう。
簡易スペック表
CPU | Snapdragon 636 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
画面 | 6.2.4インチ |
価格 | 約4~5万円 |
moto g7 plus 実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。
※当モデルはメーカーより機器を借りて実機レビューしています。
moto g7 plusの特徴
motoアクション
moto g7 plusの最大の特徴は、他にはないクイックモーションでアプリを起動できるmotoアクションでしょう。色々なパターンのアプリ起動をジャイロセンサー経由で読み取り起動することができます。
いくつか使ってみましたが、特にカメラ機能が便利で手首を返すだけでカメラが起動します。他にも振るだけでライトを起動したりして、手がふさがっている時にとても便利。
実際の動作については、moto g7 plusのメリットで動画を紹介しています。
4万円台ながら十分な性能
4万円台ということで格安スマホの中ではミドルレンジに入りますが、スナドラ636を搭載しメモリ4GBなので、中の上といったところでしょう。
27W充電の急速充電に対応
ミドルレンジスマホの中でも他にあまり見ない27Wの急速充電。新しいiPhone11でも、18Wなので、非常に高出力な急速充電が可能です。
moto g7 plusのマシンスペック
マシンスペック
moto g7 plusのマシンスペックは以下の通りです。
寸法 | 157×75.3×8.27mm | |
重さ | 172g | |
ディスプレイ | サイズ | 6.24インチ |
形式 | IPS液晶 | |
画素数 | 2270×1080 | |
バッテリー | 電池容量 | 3000mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
リバースチャージ | × | |
急速充電 | 〇 | |
プロセッサ(Soc) | Snapdragon636 | |
GPU | Adreno509 | |
ストレージ(ROM) | 64GB | |
メモリ(RAM) | 4GB | |
外部メモリ | 512GB | |
通信 | 下り最大 | 公式記載なし |
上り最大 | 公式記載なし | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | バージョン | 5.0 |
最大接続台数 | 公式記載なし | |
生体認証 | 指紋センサー | 〇(静電方式) |
顔認証 | 〇 | |
光彩認証 | × | |
おサイフケータイ | × | |
緊急避難速報 | 公式記載なし | |
防水(お風呂) | × | |
防塵 | × | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | × | |
コネクタ | USB-C | |
OS | 9.0 Pie | |
SIMサイズ | nanoSIM×2 | |
DSDS | 〇 |
対応バンドについて
4G | B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41 |
3G | B1 / B2 / B5 / B8 / B19(B6含む) |
2G | 850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz |
スペックの解説
スペック的には、4万円台としては普通か少し上レベルです。
Snapdragon630ではなく、636を搭載しているところが好印象。メモリは4GBは6GBあれば嬉しかったですが、ミドルレンジではこのレベルでしょう。
ミドルレンジの場合は充電コネクタがUSB-Cかmicro-USBがまだまだ混在している状態ですが、このmoto g7 plusではUSB-Cとなっており、コネクタを集約することができます。
外観でも説明していますが、横幅が大きめです。そのため、手が小さい人には向かないかもしれません。
moto g7 plusのカメラスペックと作例
カメラスペック
moto g7 plusのカメラに関するスペックは以下の通りです。
メインカメラ1:26㎜標準カメラ | |
有効画素数 | 1600万画素 |
F値 | 1.7 |
光学手振れ補正 | 〇 |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
メインカメラ2:52mm望遠カメラ | |
有効画素数 | 500万画素 |
F値 | 公式記載なし |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
インカメラ※ | |
有効画素数 | 1200万画素 |
F値 | 2.0 |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
※インカメラには他にTOFカメラが付属
moto g7 plusで撮影した作例
タップで拡大できます。
※HDRで撮影はしていません。
moto g7 plusの外観
moto g7の外観を紹介します。背面はホーム画面がこちら。
ホーム画面では切り欠きが目立ちませんが、ブラウザ画面にするとかなり目立ちます。少し大きめ。
背面はこちら。指紋認証部分にMのマークが入っています。
デュアルカメラはセンター部に設置。一見すると顔のようです。
右サイドには、電源ボタンと音量ボタンがあります。
左サイドには何もありません。
SIMスロットは上部にあります。
下部がこちら。スピーカー、イヤホンジャック、USB-Cコネクタとなっています。
ディスプレイのベゼル幅がこちら。上側です。ノッチが大きいですね。
下側とサイドがこちら。やはり大きさを感じます。
moto g7 plusのメリット・長所
motoアクションが超便利
moto g7 plusを使ってみて思うのはとにかくmotoアクションの便利さです。実際の動画がこちら。
moto g7 plusの検証してますが、motoアクション便利すぎます。
他にも振ってライト起動などもできます。
他のandroidにも搭載希望。 pic.twitter.com/hs3TGbIGsB
— SIMPC|シンプシー公式 @楠リカ (@simpc_jp) October 25, 2019
Pixel3はカメラを起動するなどはボタンを2重押しするなどで対応することができますが、むしろそれは誤作動の元。それよりも、明らかなアクションで起動するほうが、誤作動もなく良いと感じます。
もしmotorolaを買われるなら、確実に試してほしい機能です。
27Wの急速充電は魅力的
スマートフォンの電池が切れると困りますが、いざという時に電池はよく切れるもの。そんな時に急速で充電できるのがmoto g7 plusの良いところです。
新しいiPhone11 Proでも充電は18Wに対応ですが、このmoto g7 plusなら27W充電が可能なので、一気に充電することができます。
Snapdragon636が良い
スナドラ630番台には630と636がありますが、636の方が高性能モデルです。他にはZenFone5に搭載されています。ZenFone5はハイエンド端末でもともと5万円以上する端末でした。
それを考えれば、Snadragon636はメリットが大きいです。
カメラでワンポイントカラーの撮影が可能
このスマホの特徴的な機能として、カメラのモノカラー撮影が可能です。アプリを使わず標準として使うことができます。
インパクトのある写真が撮れるため、写真の加工にこだわる人は一度試してみて欲しい機能です。
液晶なのにAODのような表示可能
このスマホの面白いところは、液晶にもかかわらずAODのように表示できること。完全常時表示ではありませんが、一時的に表示できます。
軽い
スマホの重量は170gとなっており、軽くなっています。最近のスマホと比較して軽いため取り回しが良いメリットがあります。
moto g7 plusのデメリット・欠点
水滴ノッチの切り欠きが大きい
moto g7 plusは水滴ノッチとなっています。iPhoneのように大型ノッチではありませんが、水滴がかなり出っ張っているため気になります。
スピーカーは期待ほどではない
ドルビー搭載していますが、実際聞いてみたところあまりスピーカーが良いとは感じませんでした。
カメラの白飛びが大きい
HDR設定していないこともありますが、作例で紹介しているように白飛びがかなり厳しいです。
何も考えずに綺麗に撮影することだけを考えれば、他のスマホの方が良いでしょう。
moto g7 plusの口コミ・評判
Twitterの良い口コミ
Moto g7 plusあまり言われてないかもだけど、スピーカーの音良いし買って良かった。Kindle Fire 8や10の音の良さでも感じたけど、この手のやつはサラウンドを上手に再現するスピーカーは地味に大事だと思う
— ういトマ🍅 (@uitomatoX) August 13, 2019
(´ε`;)ウーン…メモリ6GBって、ミッドレンジではまだ「普通」ではないようですね…となると、4万円というラインで選ぶのなら「Motorola moto g7 plus」一択でしょうね。もう少し価格が上がっても良いなら「ASUS Zenfone6」は相当良いでしょうし。
— さいど@英国面🇬🇧 (@hunter_sbs) July 26, 2019
Twitterの悪い口コミ
moto g7 plusがzx300とLDACで接続出来るの確認してきたけど、ティアドロップの画面かっこ悪いな!😇
— 占守 (@Simsyu) June 26, 2019
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ミッドレンジモデルとしては低価格で性能面も満足できる一品です。
全体的に満足度は高いですが、特にmotoアクションが便利です。純粋な性能面よりもカメラ起動やライト起動を一瞬でできる方が満足度は高いはず。
日常的にライトやカメラを使う人にはぜひ一度持ってもらいたいスマホです。
moto g7 plusがおすすめのタイプ
低価格でハイスペックな端末が欲しい人
低価格スマホでスペックが高いものが欲しい人はmoto g7 plusは、ミッドレンジとしてちょうど良い選択肢の一つです。
Huaweiは米国制裁の問題がありますし、ZenFoneは重めなので、motorolaを一つの選択肢に入れてみるといいでしょう。
他のメーカーと被りたくない人
モトローラは日本では非常にニッチです。「モトローラとは?」の記事でも書いているように、日本でのシェアが小さい分目立ちます。4万円でかえる端末ですし、一度チャレンジしてみるのもありですね。
さっとカメラやライトを起動したい人
メリットでも書いたように、motoアクションはかなり良いです。片手でさっと起動したい人には特に良いでしょう。
moto g7 plusをおすすめしない人
おサイフケータイを使う人
moto g7 plusは基本機能は満足していますが、おサイフケータイは搭載していません。モバイルSuicaなどを使う人は別端末をおすすめします。
カメラ性能を重視する人
カメラ性能を重視する場合は、他の端末を選びましょう。ワンポイントカラー編集などが出来てメリットがあることも間違いないのですが、カメラを重視するなら、最低でも6万円は出した方が良いです。
moto g7 plusに限らずミッドレンジクラスではカメラ性能が弱いので、あまりおすすめできません。
moto g7 plusの実機レビューまとめ
ワンアクションで起動できるギミック
結論
motorolaから発売されているmoto g7 plusは基本性能をおさえた一台。
ミッドレンジでは十分買いに値するスマートフォンです。
さらにmotoアクションでの各種起動が便利なため、片手がふさがった状態でスマホを使うことが多い人には特に良いでしょう。
moto g7 plusをキャンペーン・安く買うために
moto g7は基本的にamazonなどのネット通販での取り扱いが基本です。比較して最も安いところで購入しましょう。