honor9レビューの概要(ポイント)
ハイエンドかつコスパが高いスマホ
honorシリーズはファーウェイスマホの中でも、「高性能ながら5万円台で買える」コストパフォーマンスの高い機種。
低価格帯ではP liteシリーズが費用対効果が高いことで注目されますが、ハイエンド系だとhonor9が中心。
元の価格が安いこともあって、中古市場も値段が安くおすすめです。
簡易スペック表
CPU | Kirin960 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
画面 | 5.15インチ |
honor9 実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。
honor9の特徴
Kirin960を搭載しながらも低コスパなスマートフォン
高スペックなプロセッサであるKirin960を搭載しながらも5万円台で購入できるスマートフォンです。
フラットなカメラでデザイン良し
昨今のカメラは、性能アップもありカメラが飛び出している傾向があります。ところがhonor9はフラットなカメラデザインとなっています。ケースを付けずに運用するタイプの人であれば、背面フラットはとても魅力的に映るのではないでしょうか。
ワイドアパーチャでカメラの楽しみが広がる
ファーウェイは日本で一番最初に出したデュアルカメラのhonor6plusからワイドアパーチャ機能を搭載しています。後からピントを調節できる機能ですが、honor9では熟成され、より自然にピントが合うようになっています。
カメラ機能を楽しんで使いたい人にはぜひ一度触ってみて欲しいですね。
honor9のマシンスペック
マシンスペック
honor9のマシンスペックは以下の通りです。
発売日 | 2017/10/02 | |
寸法 | 143×71×7.5mm | |
重さ | 155g | |
ディスプレイ | サイズ | 5.15インチ |
形式 | IGZO液晶 | |
画素数 | 1920×1080 | |
バッテリー | 電池容量 | 3200mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
リバースチャージ | × | |
急速充電 | × | |
プロセッサ(Soc) | Kirin960 | |
GPU | 公式記載なし | |
ストレージ(ROM) | 64GB | |
メモリ(RAM) | 4GB | |
外部メモリ | 256GB | |
通信 | 下り最大 | 150Mbps |
上り最大 | 50Mbps | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | バージョン | 4.2 |
最大接続台数 | 公式記載なし | |
生体認証 | 指紋センサー | 〇(静電方式) |
顔認証 | 〇 | |
光彩認証 | × | |
おサイフケータイ | × | |
緊急避難速報 | 公式記載なし | |
防水(お風呂) | × | |
防塵 | × | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | × | |
コネクタ | USB-C | |
OS | android 7.0 | |
SIMサイズ | nanoSIM | |
DSDS | 〇 |
スペックの解説
2017年発売モデルとしては、ハイスペックに位置するモデルです。Kirin960を搭載し、4GBなので、性能面ではほぼ問題ないレベルで使えるでしょう。本音を言えば6GB欲しかったところですが、それだと価格面が合わないので、5万円台だとこれくらいが妥当かな?と思える仕様です。
残念なのは、下り最大速度が150Mbpsとなっていること。nova liteシリーズのように低価格モデルは下り最大速度が制限される傾向がありますが、honor9もまさにそうなっています。充電コネクタはUSB-Cでこれからの汎用性に合わせたモデルになっていますね。
honor9のカメラスペックと作例
カメラスペック
honor9のカメラに関するスペックは以下の通りです。
メインカメラ1 | |
有効画素数 | 1200万画素 (カラーセンサー) |
F値 | 記載なし |
光学手振れ補正 | × |
電子式手振れ補正 | × |
メインカメラ2 | |
有効画素数 | 2000万画素 (モノクロセンサー) |
F値 | 記載なし |
光学手振れ補正 | × |
電子式手振れ補正 | × |
インカメラ | |
有効画素数 | 800万画素 |
F値 | 2.0 |
光学手振れ補正 | × |
電子式手振れ補正 | × |
honor9の外観
honorシリーズはどれも外観が美しいです。僕が購入したものはブルー。こちらも反射して映り込むほどの綺麗さ。
サイドには電源ボタンと音声ボタン。
下側には指紋認証ボタン(押し込むタイプではなく、触れて反応する静電タイプ)。
指紋認証の動作はスムーズで、小気味良い解除音とともに使えるようになります(動画でこちらも撮影しています)。電源ケーブルはUSB-Cになっています。また同梱のUSBケーブル充電器は急速充電に対応しています。
ディスプレイも美しく見やすいですね。
背面には2000万画素のカラー、1200万画素のモノクロを搭載したダブルカメラがあります。
honor9のメリット・長所
ワイドアパーチャで写真を楽しめる
もともとダブルカメラを出したのは、iPhoneではなくこのHuaweiのhonorシリーズの方が先でした。このダブルカメラを生かした機能がこちらのワイドアパーチャ(iPhoneでは、機能が少し違いますが、ポートレートモードがその機能に当たります)。
一番最初の搭載モデルは、honor6plusです。
この時は、カメラの画素数も少なかったし、まだまだダブルカメラの性能も低くなっていました。しかし、honor8、honor9とバージョンアップを重ねるにつれ、どんどんカメラの性能が上がっています。実際に撮影した写真がこちらです。
ピントを変更したものがこちら。
honor6plusの時はまだまだでしたが、本当に出来が良くなっていて、カメラの画素数向上と合わせ、一回の撮影でいろんなバリエーションを楽しめるようになっています。実際に、ワイドアパーチャを動画で撮影してみました。こんな感じで、写真のボケ具合を調節できます。
低価格だがKirin960を搭載
honor9が搭載しているKirin960は、プロセッサの中ではハイエンド級に入ります。そのため3Dゲームもこなせるほどの実力を持つ端末の一つ。低コスパで高性能を求める人にはKirin900番台の選択肢はとても良いでしょう。
honor9のデメリット・欠点
下り最大速度が150Mbps
honor9の下り速度は150Mbps、上りが50Mbpsとなっています。Kirin960のような高性能機種では、これくらいの低い下り速度は、悪い意味で非常に珍しいです。
ファーウェイでコスパが良いスマホは全体的に下り速度が低くなる傾向がありますが、このhonor9もまさにその一つです。ただし最大150Mbpsと言っても、格安SIMなら正直そこまで速度が出ないので、あまり気にする必要もありません。
Kirinは本来ゲーム向きではない
プロセッサの性能が上がってきているため、あまり最近は気になりませんが、一応Kirinは本来ゲーム向きではありません。同じ程度のコスパでゲーム専用で使うなら、スナドラ835搭載のEssential Phoneも考慮に入れておくと良いでしょう。
honor9の口コミ・評判
Twitterの良い口コミ
honor9、1週間程使ってみた結果普通に良いですね
auVoLTEが使えたらサブにしたんだけどなぁ、、勿体ない
— tatsu(えこ) (@tyautsu) May 19, 2019
全部スマホで撮ってます!機種はhonor9というHuaweiの機種です。
3万円台で買える割にはダブルレンズでぼかしもうまく入るので良いですー!— あらさん (@gen_ara1) January 11, 2019
Twitterの悪い口コミ
今使ってるHonor9良い機種だからかなり気に入ってるけどおサイフケータイ機能無いのだけが不満なのでPixel3aに乗り換えるのも手だなー
— 脱水マン (@sskrmh) May 7, 2019
HUAWAYのMate 20 proほしいんよねー…( º﹃º` )
いまのhonor9でも十分良いんやけどカメラ機能もっと良くしたい…
— もこ (@mocochat) December 1, 2018
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Huaweiのハイエンド系超コスパスマホがhonor9。Kirin900番台を搭載して5万円以下で買えるのは驚きの一台。
下りのスピードが上位機種に比べると遅いことが弱点ですが、それ以外に全く不満のないスマホです。
honor9がおすすめのタイプ
3Dゲームしつつも、コストバランスを求める人
とにかくコストを安く、3Dゲームまで楽しみたい人、honor9はファーウェイのスマホの中でも最上位にあたるKirin960を搭載しているため、日常生活におけるほぼすべての用途で使いこなすことができます。
その上で5万円以下、時期によっては3万円以下で買うこともできる優れた端末。例えば2台目で3Dゲームの運用に使うコスパが良いスマホが欲しい人にもおすすめです。
カメラ機能を楽しみたい人
カメラを楽しみたい人はhonor9のデュアルカメラはおすすめ。iPhoneシリーズでは、後からボケ具合を変えるワイドアパーチャは備えていません。
写真をとりあえず撮影しておき、後からピント具合を変えられるワイドアパーチャは暇な時間にちょこっといじくるだけで、新しい発見ができる素晴らしい機能です。
honor9をおすすめしない人
最高速度を気にする人
honor9は最高速が低いことが欠点です。150Mbpsなので、一般的な格安スマホと同じ。ただ実際のところは、ここまでの速度が出ることもないので実用レベルではあまり気にする必要もありません。
honor9の実機レビューまとめ
ハイエンドならねらい目の一台
結論
honor9は、コスト面で見て本当に素晴らしい端末です。
外観、中身の性能、そしてデュアルカメラで文句なしの端末なのに、5万円台で手に入ってしまいます(キャンペーンによっては3万円台になることも)。
端末にこだわりがないなら、ぜひこれを選んでください。後悔しない端末です。
honor9のキャンペーン・安く買うために
honor9は楽天モバイルを中心にいくつかのキャリアで取り扱っていましたが、販売が終了しています。もし手に入れる場合は、中古スマホとして手に入れましょう。