Galaxy Z Fold2の実機レビュー

Galaxy Z Fold2レビューの概要(ポイント)

折り畳みモデルの2代目

Galaxy Z Fold2は折り畳みのスマートフォンとして、前モデルからさらに進化を遂げたモデルです。特にディスプレイ面、ヒンジの進化が素晴らしく、画面占有率の向上、ヒンジが途中でも固定できるようになりました。これらの改変により、より折り畳みスマホとしての魅力が増し、実用的なモデルとなっています。

折り畳みであることでキワモノ扱いれやすいモデルと思われるかもしれませんが、7インチタブレットとしては282gと意外と軽く、しかも正方形に近いアスペクト比になっていることでウェブ、電子書籍を閲覧をより快適に行えるメリットを持つモデルとなっています。

簡易スペック表

発売日 2020/11/04
SoC Snapdragon865+
RAM 12GB
ROM 256GB
画面 7.6インチ
重量 282 g
5G(Sub-6) 対応
5G(ミリ派) 非対応

※詳細は公式スペック表でご確認ください。

Galaxy Z Fold2
定価は259,980円です。auでの販売は終了しているためイオシス等で探すのが良いでしょう。

 

Galaxy Z Fold2の目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。筆者が使った主観的な内容については、メリット・デメリットの項目で記載しています。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。

※本レビューはメーカーからお借りしてレビューを行っています。

 

Galaxy Z Fold2の特徴

この項目ではGalaxy Z Fold2の特徴を中心に記載しています。著者が感じた主観的な内容はメリットデメリットの項目をご覧ください。

横折りスマホの第二世代

Galaxy Z Fold2は折り畳み式の第2世代モデルになっています。ヒンジ部分が途中で止められるようになり、内部はノッチが無くなったりと随所に進化が見られるモデルです。Galaxy Foldでは最新スマホながら古臭さを感じるポイントもありましたが、Gen2になり一気になくなったと言えます。

 

背面ディスプレイが大型化

前モデルのGalaxy Z Fold2では背面ディスプレイは上下に大きなベゼルがあり実用性に欠けていましたが、今回はフルディスプレイとなり、大型化しました。より綺麗なディスプレイとなり実用性が向上しています。

 

ヒンジ部分がより小さく

Galaxy Z Fold2ではヒンジ部の隙間がより小さくなっています。折り畳みがスマートにできるようになり、さらに近未来的なモデルに磨きをかけています。

 

上位版にはトムブラウンモデルが存在

Galaxy Z Fold2はもともと約25万円の高額モデルですが、さらに上位版として40万円クラスのトムブラウンモデルが存在します(セットであり、単体ではないので値段が直結しない点は注意)。伊勢丹で販売されています。

 

auでの販売は既に終了

発売は2020/11/4ですが、2020/11/15に既に一般販売は終了されています。おそらくかなり数が少なかったと予想されます。

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Galaxy Z Fold2の価格とコストパフォーマンス評価

Galaxy Z Fold2は259,980円です。縦折り型のGalaxy Z Flipと比較してスマホ一台分ほどさらに高くなっているモデルです。ロマン重視モデルのため、コストパフォーマンスを語ることはナンセンスでしょう。また上位にトムブラウンモデル(SIMフリーモデル)があり、こちらは40万円を超えています。既に日本版は販売が終了しているため、イオシスなどで中古を狙う方が良いでしょう。

価格情報について

価格については執筆時点(2020/11/14)の情報です。執筆時点でauからは販売が終了しているため中古販売店をご覧ください。

Galaxy Z Fold2
定価は259,980円です。auでの販売は終了しているためイオシス等で探すのが良いでしょう。

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Galaxy Z Fold2のマシンスペック

マシンスペック

Galaxy Z Fold2のマシンスペックは以下の通りです。

発売日 2020/11/04
寸法 182×159.2×6.9mm
68×159.2×16.8mm
重さ 282 g
ディスプレイ サイズ 7.6インチ
6.2インチ
形式 OLED
画素数 2208×1768
2260×816
リフレッシュレート 120Hz
バッテリー 電池容量 記載なし
ワイヤレス充電
リバースチャージ 〇(ワイヤレス)
急速充電
プロセッサ(Soc) Snapdragon865+
GPU 記載なし
ストレージ(ROM) 256GB
メモリ(RAM) 12GB
外部メモリ 非対応
通信 下り最大 公式記載なし
上り最大 公式記載なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth バージョン 5.0
最大接続台数 公式記載なし
生体認証 指紋認証
顔認証
光彩認証 ×
おサイフケータイ ×
緊急避難速報 公式記載なし
防水 ×
防塵 ×
ワンセグ/フルセグ ×
赤外線通信 ×
コネクタ USB-C
OS Android10
SIMサイズ nanoSIM
DSDV ×

※スペック詳細はこちら

 

対応バンドについて

5G n77/n78/
4G FDD 1/3/5/7/12/13/18/19/20/28
4G TDD 38/39/40/41/42

 

スペックの解説

折り畳みの特徴はあるものの、ハイエンドスマートフォンとしては一般的なスペックを持つモデルと言えます。注意するとすれば、ディスプレイの画素数が画面が大きいわりに普通のスマホと差がありません。目で判別できないレベルではあるものの、密度が相対的に低くなることに注意して下さい。

 

海外版との違いと技適について

海外版のGalaxy Z Fold2があります。日本版はシングルSIM(eSIMも非対応)ですが、海外版はデュアルSIM仕様になっています。なお海外版の技適はありません。

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Galaxy Z Fold2のベンチマークテスト

Antutu

Antutuベンチマークのスコアは以下の通り595825となりました。その他の機種比較についてはAntutuベンチマーク測定データまとめと比較下さい。

 

GeekBench

GeekBench 5の値は以下の通りです。その他の機種比較についてはGeekbench 5測定データまとめをご覧ください。画像はクリックで拡大できます。

 

Galaxy Z Fold2の通信スピードテスト

Wi-Fi環境テスト

Galaxy Z Fold2の通信環境テストをアプリOoklaを用いて行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを用いています(クリックで拡大します)。

1F

2F

 

最長距離においてダウンロード・アップロード速度の大幅な低下が見られました。ただし、PING、ジッターの低下はほぼ見られていません。そのため、快適性には問題ありません。

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Galaxy Z Fold2のカメラスペック

カメラスペック

メインカメラ

カメラスペックは以下の通りです。光学は2倍ズーム。最大ズームは10倍となっています。

有効画素 F値 手振れ補正
光学 電子式
広角カメラ 1200万 1.8
超広角カメラ 1200万 2.4
望遠カメラ 1200万 2.2

※「-」は公式サイトで情報がなかったため記載しておりません。

 

インカメラ

インカメラ(TrueDepthカメラ)のスペックは以下の通りです。Pro版とスペックは共通です。

有効画素 F値 手振れ補正
光学 電子式
広角カメラ 1000万 2.2

※「-」は公式サイトで情報がなかったため記載しておりません。

 

動画撮影能力

アウトカメラのスペックは以下の通りです。他に5:4や1:1撮影も設定できます。

4K 撮影 24,30,60 fps
1080P 撮影 24,30,60,120fps
720P 撮影 30 fps

 

インカメラのスペックは以下の通りです。インカメラでも4K、60fps撮影が可能です。他に5:4や1:1も同様に可能です。

4K 撮影 30,60 fps
1080P 撮影 30,60fps
720P 撮影 30 fps

 

Galaxy Z Fold2で撮影した作例

作例を掲載しています。各画像はクリックで拡大することができます。まず、Galaxy Z Fold2でズーム機能を検証しました。最大倍率は10倍となっています。10倍で室内撮影していますが、高倍率にしては綺麗に映る印象です。

0.5倍

1倍

2倍

5倍

10倍

 

被写体によるホワイトバランスの変化を検証しました。

黒のカメラに焦点

緑の葉に焦点

 

明るい色、暗い色の花の撮影による変化を検証しました。

明るい花の写真

暗い花の写真

 

接写能力を検証しました。ノーマルカメラではマクロモードを搭載していないため標準状態では接写は弱いです。光学最大ズームにすることでマクロ撮影ができ、Galaxy Z Fold2自体は手振れに強いため寄った写真を撮影することができます。

広角カメラで撮影

最大ズームで撮影

 

前後でピントを調整し撮影しました。あまりボケ味は強くありません。

前の明るい花にピント

後ろの暗い花にピント

 

ポートレートモードで撮影しています。葉の処理が美しく適切に被写体の深さをとらえたポートレートになっています。

加工前

ポートレート

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Galaxy Z Fold2の外観

背面です。ミスティックブロンズは落ち着いた色合いです。

 

背面ディスプレイ側を撮影した様子です。前モデルと異なり全面ディスプレイになっています。

 

開いて背面を撮影しています。

 

カメラは広角・超広角・望遠のトリプルカメラとなっています。

 

表面です。ピンホールカメラとなりより画面占有率が向上しています。

 

開いて右側には電源ボタン兼、指紋認証があります。左側にはSIMスロットがあります。

 

SIMスロットはシングルになっています。

 

下側にはUSB-Cがあります。下部の穴はスピーカーになっています。

 

上部です。同じくスピーカー穴が空いています。

 

ヒンジ部分です。

 

角度を付けた状態です。ちょうどスピーカーが両面に来るため、ちょうど良い位置でステレオ再生を楽しむことができます。またこの状態でのカメラ撮影も可能です。

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Galaxy Z Fold2のメリット・長所

意外とちょうど良いサイズ感で使いやすいモデル

前モデルのレビューでも書きましたが、Galaxyの折り畳みスマホは見た目のキワモノ感とは別に意外と使いやすいモデルです。

 

7.6インチで正方形に近く、300g以下で通信が使えるタブレットは他になく、コンパクトに折りたためるだけで利点は非常に大きいです。

 

物理指紋認証を備える

Galaxy Z Fold2は物理指紋認証を備えており、ちょうど右側親指でちょうど触れる位置で使えて便利です。iPad Air4の指紋認証よりも感度が良く使いやすいメリットがあります。

 

カメラ性能も優れている

Galaxy Z Fold2は折り畳みであることに注目が集まりますが、作例で示した通り、実はカメラ性能にも優れたモデルです。撮影後大画面でチェックできる点も魅力です。また実質に画面あることの利点として、画像のようにチェックしながら次の撮影が出来るメリットも備えています。

 

マルチタスクが可能

通常スマートフォンは2画面が基本ですが、Galaxy Z Fold2ではマルチタスクが可能になります。以下は2画面ですが、これだけでも7.6インチがいかに活かせるかが分かると思います。

 

Dexによる拡張性を楽しめる

Galaxyシリーズにはスマホをデスクトップ化できるDex機能があります。本体だけでもタブレットとして十分使えますが、モバイルモニターを使えばさらに幅広い用途で使えるようになります。以下はUSB-Cで接続していますが、Galaxy Z Fold2では対応していれば、ワイヤレス接続も可能となっています。

 

置いて動作できる点が大幅に進化

第二世代となったGalaxy Z Fold2での最大の魅力はヒンジ部分が中途半端な位置でも固定できるようになったこと。これによりカメラ、動画視聴で強みを発揮します。

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Galaxy Z Fold2のデメリット・欠点

価格が問題

Galaxy Z Fold2の最大の問題は技術的コストから来る価格と言えるでしょう。モノが良くても、約25万円では手を出す人があまりにも少なくなってしまいます。

 

シングルSIMである

Galaxy Z Fold2の日本版は残念ながらシングルSIMとなっています。高性能スマホ兼タブレットだからこそデュアルSIMには対応して欲しかったところです。

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Galaxy Z Fold2の口コミ・評判

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Galaxy Z Fold2
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 1 レビュー
by SIMPC on Galaxy Z Fold2

前モデルGalaxy Foldの正統進化モデル。前モデルで弱点だったノッチの大きさや外部ディスプレイが全画面でない点を改善。さらにヒンジ部分が途中で止められるように。5Gにも対応したことで抜け落ちのないモデルになっています。価格は高いですがロマンのある機種なのでそこはしょうがないでしょう。

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Galaxy Z Fold2の女性目線の口コミ

妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • 見た目のデザインは良い
  • 本のように読めることは大きなメリット

 

Galaxy Z Fold2がおすすめのタイプ

PC環境外で文書入力を行う人

Galaxy Z Fold2はPC環境外でキーボードと接続して使う人にとっては非常に魅力的なモデルと言えます。スマホとタブレットを分ける必要もなく、常時ネット接続できることも利点と言えます。

 

電子書籍を読む人

Galaxy Z Fold2は7.6インチですが、他のスマホと違ってアスペクト比がより正方形よりとなっています。このメリットは非常に大きく、特に電子書籍を読む際に強みとなります。アプリにも寄りますが、横持ちした際に全画面表示できるものもあり、より本らしく読むことが出来ます。

 

動画サイトを見る人

メリットでも紹介したように、Galaxy Z Fold2になったことでヒンジ部を途中でも止められるようになりました。動画サイトを見る際に別途スタンドを用意する必要がなく、非常に便利です。

 

Galaxy Z Fold2をおすすめしない人

価格重視する人

正直なところ、Galaxy Z Fold2はロマンを求めるモデルです。そのため価格を重視する人にとってはおすすめできません。それならば、Galaxy S20(もしくはNote)とiPad miniを組み合わせる方が、2台持ちにはなってしまうもののコストパフォーマンス的には高くなります。

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Galaxy Z Fold2の実機レビューまとめ

小型が欲しいなら一択

結論

Galaxy Z Fold2は元技術者である著者から見ても、非常にロマンあふれるデバイスです。ただ、キワモノではなく実用性という点で意外と優れているため一度メインにしてしまうと手放せなさそうな魅力があります。

価格が高いことが欠点ですが、タブレットとスマホを同時持ちしている人にとっては一度触ってみても良いモデルでしょう。

 

Galaxy Z Fold2のキャンペーン・安く買う方法

Galaxy Z Fold2は既にauで販売を終了しているため中古がメイン市場になります。イオシスなどで中古を探して購入して下さい。Foldシリーズは値落ちが激しいので都度確認してみて下さい。

Galaxy Z Fold2
定価は259,980円です。auでの販売は終了しているためイオシス等で探すのが良いでしょう。

 

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