Reno 10x Zoomレビューの概要(ポイント)
2019年OPPOの最強スマホ
Reno 10x Zoonは、着々と日本進出を狙っているOPPOが出してきたハイエンドモデル。
Find Xに引き続き、インカメラを内蔵化することによって、画面占有率を他モデルよりも向上させたモデルです。それだけでなく、アウトカメラも10倍ズームを搭載しています。
SoCはSnapdragon855に水冷化してゲーミングも謳う化け物スペックのスマートフォン。
簡易スペック表
CPU | Kirin710 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
画面 | 6.15インチ |
価格 | 約3万円 |
Reno 10x Zoom 実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。
※当モデルはIIJmioからのお借りしてレビューしています。
Reno 10x Zoomの特徴
ゲームにも対応したハイパフォーマンス
Reno 10x zoomの魅力はなんといっても、OPPOのフラッグシップとなるモデルだからこそのハイスペック性能。全フラッグシップモデルのFind Xも性能は高かったですが、Reno 10x zoomは、スナドラ800番台に水冷式を搭載。
OPPOでハイスペックモデルと言えば、Find X、R17 Proなどがありますが、水冷式を搭載していることで熱安定性の要素が加わり、一段階上のハイパフォーマンス性が望めます。
10倍まで対応したハイブリットズーム
ズームと言えば、HuaweiのP30 ProやMate 20 Proの出番でしたが、OPPOも追随するように今回のReno 10x zoomで10倍ズームを出してきました。
10倍ズームをウリにする機種はほとんどないので、高倍率ズームを活用したい人にとっては、少ない選択肢のうちの一つです。実際に10倍ズームをきかせた写真は作例で紹介しています。
93%を超える画面占有率
ノッチレスディスプレイを達成するために、各社様々な技術を駆使して画面占有率を上げてきていますが、Reno 10x zoomでは、Find X同様にポップアップ式を採用しています。
これによりインカメラを画面上から失くすことで、93%を超える大きな画面占有率を達成しています。
画面占有率が上がれば、ゲームをするのもより快適になりますね。
Reno 10x Zoomのマシンスペック
マシンスペック
Reno 10x Zoomのマシンスペックは以下の通りです。
発売日 | 2019/07/12 | |
寸法 | 162×77.2×9.3mm | |
重さ | 215g | |
ディスプレイ | サイズ | 6.65インチ |
形式 | 有機EL (AMOLED) |
|
画素数 | 2340×1080 | |
バッテリー | 電池容量 | 4065mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
リバースチャージ | × | |
急速充電 | × | |
プロセッサ(Soc) | Snapdragon855 | |
GPU | 公式記載なし | |
ストレージ(ROM) | 256GB | |
メモリ(RAM) | 8GB | |
外部メモリ | 256GB | |
通信 | 下り最大 | 記載なし |
上り最大 | 記載なし | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | バージョン | 5.0 |
最大接続台数 | 公式記載なし | |
生体認証 | 指紋センサー | 〇(静電方式) |
顔認証 | 〇 | |
光彩認証 | × | |
おサイフケータイ | × | |
緊急避難速報 | 記載なし | |
防水(お風呂) | × | |
防塵 | × | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | × | |
コネクタ | USB-C | |
OS | ColorOS 6 (android 9) |
|
SIMサイズ | nanoSIM | |
DSDS | 〇 |
対応バンドについて
後日、追記します。
スペックの解説
Reno 10x zoomの特徴はなんといっても、OPPOの中でもハイスペックモデルなことでしょう。スナドラ855、メモリ8GBはキャリアスマホと比べても引けを取らないレベルです。さらに水冷式を採用しているため、パフォーマンスは一段と高くなります。
画面は6.65インチとかなり大きめですが、その分重量が重めなのが残念なところ。
バッテリーは本体の大型化に伴い、スペースを確保できるためか、非常に大きな4000mAh越えとなっています。
Reno 10x Zoomのカメラスペックと作例
カメラスペック
Reno 10x Zoomのカメラに関するスペックは以下の通りです。
メインカメラ1 | |
有効画素数 | 4800万画素 |
F値 | 1.7 |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
メインカメラ2 | |
有効画素数 | 800万画素 |
F値 | 2.2 |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
メインカメラ3 | |
有効画素数 | 1300万画素 |
F値 | 3.0 |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
インカメラ | |
有効画素数 | 1600万画素 |
F値 | 2.0 |
光学手振れ補正 | 公式記載なし |
電子式手振れ補正 | 公式記載なし |
Reno 10x Zoomで撮影した作例
Renoの特徴である"10倍ズーム"をしてみた様子がこちらです。かなり鮮明に見えます。左から等倍、2倍、6倍、10倍になっています。
Reno 10x Zoomの外観
背面はマット調でカメラがセンターになっています。
右側は電源ボタンが設置されています。
左側は音量ボタンとなっています。
上部はポップアップカメラ。
実際にポップアップしている様子がこちら。
下部はUSB-CとSIMスロットがあります。
ディスプレイの中に画面内認証を表示させた様子がこちらです。
Reno 10x Zoomのメリット・長所
異常なほどの画面占有率
やはりReno 10x zoomの最大のメリットはカメラよりも、画面占有率でしょう。全画面ノッチレススマホはいくつか見たことがありますが、ノッチ付きとは全くの別物です。
画面がタブレット並みのサイズである
6.65インチはスマートフォンの中ではかなり大きく、7インチに近いことを考えればもはやタブレットとしても使えるレベル。有機ELディスプレイを搭載しているため、残像感が少なく、動画視聴やゲームにも向くので、迫力を楽しめるスマートフォンと言えるでしょう。
他にもマンガや書籍を読むなど、エンタメ要素を強く楽しめるモデルと言っても過言ではありません。
前面指紋認証を搭載している
2019年に入ってから指紋認証は、前面にあるモデルはディスプレイ内埋め込み式のモデルが多数出てきています。前面に指紋認証があるタイプのメリットは、ジンバルや車のスマートフォンホルダーにセットした時にロック解除しやすいこと。
実際に使ってみた様子が以下でかなり速いです。
Reno 10x Zoomの画面内指紋認証のスピードがえげつないくらい速い!
R17neoと比べ物にならない! pic.twitter.com/iRhO9DMQSj
— 杢目ユウ@格安SIMの相談人 (@mokume7) July 24, 2019
Reno 10x zoomは前面にありつつ、ディスプレイ内指紋認証で画面占有率をアップしているのでとてもいいですね。ちなみに指紋認証の仕組みの記事で書いているように、ディスプレイ内指紋認証には欠点もありますが、Reno 10x zoomでは高性能化により、R17 neoと比べて速度をさらに速めています。
Reno 10x Zoomのデメリット・欠点
215gとかなり重い
Reno 10x zoomの本当に残念なポイントは重量。なんと215gもあるため、他と比べても非常に重くなっています。画面がタブレットレベルになっていることを考えれば当然なんですが・・・
215gは長時間使うには躊躇するレベル。もし、通勤通学でスマホを見ている時間が長いなら、理由がない限りはおすすめできません。
価格面で見た時にバランスが微妙
Reno 10x zoomは定価が10万円を超えています。スペックが良いのでこの値段設定でもわからなくはないのですが、正直中華スマホではあまり出す気にならない値段です。
全画面占有率が高いことだけが特徴で、他の部分で考えれば、ゲーミングのBlackShark2やそもそもキャリアのXperia1の方が魅力に感じる部分が多いことも間違いありません。SIMフリースマホはほとんど割引がないことを考えると、コスパの面では選びにくい端末だなという感じです。上手くキャンペーンを利用して申し込むべき端末と言えるでしょう。
ディスプレイ型指紋認証は人を選ぶ
R17 neo、Galaxy S10とディスプレイ指紋認証を体験してきましたが、正直人を選びます。理由は、ディスプレイを見ずに指紋認証することがかなり難しいから。
背面認証ができるモデルは、凹みに合わせて指をそっと置くだけなのでとても簡単でスピーディ。ディスプレイ型はかっこいいですが、人によって好みが分かれるところです。
Reno 10x Zoomの口コミ・評判
Twitterの良い口コミ
OPPO Reno 10x Zoom買いました。初めてFind Xを触った時も感じたけどやっぱノッチ無しはホント正義。ガジェット好きにとってカメラ飛び出しギミックの超興奮は最後にとっておき、全画面でのNetflixはやめたほうが良いほど危険。カメラはHuaweiに譲るけどノッチレス・イズ・ベスト! pic.twitter.com/dgs8HwLFkd
— モバイルファン (@MobileFan_me) July 14, 2019
Oppo Reno 10X Zoom FC Barcelona Editionを深圳にて。実機を初めて観た。oppoのFC Barcelonaコラボシリーズはいつも色が派手で煌びやかで格好良い。もし自分がFC Barcelonaファンだったら即買いするよな。 pic.twitter.com/ieYdZ5tPI1
— あり4゛59 (@arijigoku459) October 19, 2019
Oppo Reno 10x Zoom 店頭でさわってきたけどすごく良い…。フロントカメラが無いとこんなにすっきりするのか。リアカメラの画質はもはやコンデジと遜色ない
— palmyra (@palmylog) July 7, 2019
Twitterの悪い口コミ
Reno 10x zoom触りましたが、重いな ちょうおもい
— しわり (@Delapelat) July 8, 2019
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2019年にOPPOから発売された最強ハイエンドスマホ。基本全部理入りだが、おサイフケータイは搭載無し。
作例で紹介しているようにズーム性能に優れること、さらにノッチレスディスプレイの没入感がスゴイ。インカメの飛び出してくる様子は男の子は好きなはず(笑)
重さがあること、価格はそれなりにすることを考えても、十分価値のあるスマートフォンです。
Reno 10x Zoomがおすすめのタイプ
ゲーム性能とスマートさを兼ね備えたい人
Reno 10x zoomは水冷式のスナドラ855とメモリ8GB、そしてゲーミングには見えない本体が魅力。しかもノッチレスディスプレイなので、ゲームがより楽しめること間違いなし。ちなみにデュアルGPSを搭載しており、通常よりもGPS精度が高いため位置ゲーもより楽しめるでしょう。
フルノッチレスを楽しみたい人
今市場に出回っているモデルがほとんどノッチ付きモデルのため、フルノッチレスは見ていて本当に驚きます。完全にディスプレイになっている様子は、ある種の感動体験。有機ELとノッチレスはエンタメでは、非常に相性が良いはずなので、ぜひ体験してみて欲しいところです。
Reno 10x Zoomをおすすめしない人
通勤・通学時間の長い人
Reno 10x Zoomは重いです。画面サイズが大きくタブレットと考えれば軽いかもしれませんが、215gもあるので、ずっと持っていると肩が凝ります。スマホを見る時間が長い人はあまりおすすめできません。
Reno 10x Zoomの実機レビューまとめ
ズームと完全ノッチレスならこの一台
結論
OPPOのFind Xに次ぐ、フラッグシップモデル。ノッチレススマホはまだまだ数が多くありません。
有機ELのディスプレイで全画面を楽しみたい人は、一度手に取ってみても良いモデルだなと感じました。
Reno 10x Zoomのキャンペーン・安く買うために
Reno 10x Zoomはハイスペック端末のためほとんど割引がありません。通販サイトを比較して購入するようにしましょう。