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nova 5Tの実機レビュー

nova 5Tレビューの概要(ポイント)

軽いハイエンドを探す人に

nova 5Tはハイエンドスマートフォンの中で6インチを超えているにも関わらず、特に軽い174gの本体構成になっています。

昨今のハイエンドは重量増の傾向があるため、それだけでも稀有な存在です。

しかも、高級なSoCを積みながら一般的なハイエンド機と比べると一回りお得な価格で買えることもメリットと言えるでしょう。

簡易スペック表

発売日 2019/11/29
SoC Kirin 980
RAM 8GB
ROM 128GB
画面 6.26インチ
重量 174 g
5G(Sub-6) 非対応
5G(ミリ派) 非対応
HUAWEI(ファーウェイ)
楽天モバイルでnova 5Tを購入すると16,300ポイントが還元されるため非常にお得です。

 

nova 5Tの目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。

※本レビューはメーカーからお借りして検証しています。

 

nova 5Tの特徴

この項目ではnova 5Tの特徴を中心に記載しています。著者が感じた主観的な内容はメリットデメリットの項目をご覧ください。

 

安くて性能が高い

nova 5Tは5万円前後で買える端末としてはハイエンド級の性能を誇る端末です。HUAWEI端末に限りませんが、基本的にハイエンドは7万円以上を超えることが多いので、新品でこの価格帯で手に入れられるのはメリットが大きいと言えます。

 

ベゼルレス端末

nova 5Tはピンホールカメラに対応したベゼルレスデザインのスマートフォンです。

 

上部にノッチがないため上側に違和感を感じることが少ないデザインになっています。

 

GMS対応

2020年に入ってからGMS問題が勃発していますが、nova 5Tに関してはGMS(Google Playサービス)に対応したモデルになっています。いつも使っているアプリが使用可能です。

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nova 5Tの価格とコストパフォーマンス評価

nova 5TはKirin980を搭載したハイエンド端末です。それでいて価格は2021年3月24日時点で10%税込4万円台と非常にリーズナブルな価格構成となっています。HUAWEI製品は基本的に全てリーズナブルな値段帯ですが、中でもnova 5Tは特にお得な値段設定になっていると感じます。

現在の価格について

nova 5Tの現在の価格については公式サイトをご覧ください。

HUAWEI(ファーウェイ)
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nova 5Tのマシンスペック

マシンスペック

nova 5Tのマシンスペックは以下の通りです。

発売日 2019/11/29
寸法 73.97×154.25×7.87mm
重さ 174 g
ディスプレイ サイズ 6.26インチ
形式 TFT液晶
画素数 1080×2340
リフレッシュレート 60Hz
バッテリー 電池容量 3750mAh
ワイヤレス充電 ×
リバースチャージ ×
急速充電 〇(18W)
プロセッサ(Soc) Kirin980
GPU 記載なし
ストレージ(ROM) 128GB
メモリ(RAM) 8GB
外部メモリ 非対応
通信 下り最大 公式記載なし
上り最大 公式記載なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth バージョン 5.0
最大接続台数 公式記載なし
生体認証 指紋認証
顔認証
光彩認証 ×
おサイフケータイ ×
緊急避難速報 公式記載なし
防水 ×
防塵 ×
ワンセグ/フルセグ ×
赤外線通信 ×
コネクタ USB-C
OS Android 9.1
SIMサイズ nanoSIM×2
DSDV

※スペック詳細はこちら

 

対応バンドについて

5G 非搭載
4G FDD 1/2/3/8/16/17/18/19/20/26/28
4G TDD 38/40/41
WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
3G 850MHz / 900MHz /1800MHz/1900MHz

 

スペックの解説

nova 5Tは定価5万円ということを考えれば、非常に優れたスマートフォンと言えます。特にハイエンド級のSoCを搭載していること、そして174gという軽さに魅力を感じるなら買いの一台です。

また、メモリは8GBも搭載しており2020年のハイエンド級には及ばないもの、日常ユースで困ることは一切ないレベルの容量を持っていると言えるでしょう。

唯一はっきりとわかるデメリットはWi-Fi6非搭載なことですが、それを除けばすべてにおいて満足度の高いスマホと言えます。

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nova 5Tのベンチマークテスト

Antutu

今回はお借りした検証機であり、現在リジェクトされているためAntutuは検証しておりません。他機種のAntutuベンチマークまとめをご覧ください。

 

GeekBench

GeekBench 5の値は以下の通りです。その他の機種比較についてはGeekbench 5測定データまとめをご覧ください。画像はクリックで拡大できます。

 

CPU-Z

CPU-Zを用いてデバイスチェックを行いました。結果は以下の通りです。

 

nova 5Tの通信スピードテスト

Wi-Fi環境テスト

nova 5Tの通信環境テストをアプリOoklaを用いて行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを用いています(クリックで拡大します)。

 

基本的に安定した電波が検出されていますが、長距離にあたる部屋2では通信速度が半分以下に落ちました。必要に応じてメッシュWi-Fiや中継器を設けた方が良い可能性があります。

 

LTE通信テスト

楽天モバイル

楽天モバイル(パートナーエリア)で接続を確認できました。測定結果は以下の通りです。検討されている方は楽天モバイルのキャンペーンも合わせてご確認ください。

 

UQモバイル

UQモバイルでの接続を確認できました。測定結果は以下の通りで、100Mbpsを超える結果が得られています。検討されている方はUQモバイルのキャンペーンも合わせてご覧ください。

 

Y!mobile

ワイモバイルでの接続を確認できました。測定結果は以下の通りです。50Mbps台で十分高速ですが、それよりもPingが他よりも低くなっているためゲーム向きと言えそうです。検討されている方はワイモバイルのキャンペーンも合わせてご覧ください。

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nova 5Tのカメラスペック

カメラスペック

メインカメラ

カメラスペックは以下の通りです。アウトカメラのズームに最大倍率は10倍となっています。

有効画素 F値 手振れ補正
光学 電子式
超広角カメラ 1600万 2.2
広角カメラ 4800万 1.8
マクロカメラ 200万 1.7
深度カメラ 200万 2.4

※「-」は公式サイトで情報がなかったため記載しておりません。

 

インカメラ

インカメラスペックは以下の通りです。固定フォーカスです。

有効画素 F値 手振れ補正
光学 電子式
セルフィーカメラ 4000万 2.2 - -

※「-」は公式サイトで情報がなかったため記載しておりません。

 

動画撮影能力

アウトカメラは以下の通りです。

4K 撮影 30fps
1080P 撮影 30,60 fps
720P 撮影 30,60 fps

 

nova 5Tで撮影した作例

作例を掲載しています。各画像はクリックで拡大することができます。まず、nova 5Tでズーム機能を検証しました。

超広角

1倍

2倍

5倍

10倍(最大)

 

明るい色、暗い色の花の撮影によるホワイトバランスの変化を検証しました。大きく色が変わる印象を受けました。

明るい花の写真

暗い花の写真

 

接写能力を検証しました。マクロカメラを搭載しているため接写能力に長けています。ただし200万画素カメラを利用しているため1600×1200pxになることに注意して下さい。

充電器の文字にピント

50に合わせて撮影

 

前後でピントを調整し撮影しました。ボケ味はかなり強い印象です。

前の明るい花にピント

後ろの暗い花にピント

 

夜景テストをしました。部屋の遮光1級カーテンを全て閉めた状態でライトの個数を変えてテストしています。4個程度から輪郭を捉えるようになりますが、それ以下ではノイズが大きく出ています。

カーテンを閉めた部屋

1個

4個

8個

12個

 

 

屋外で撮影した写真の例です。ズームの検証を合わせて行っています。ズームは5倍までくらいまでが実用域です。気になったのは色変化です。レンズによって空の青さが異なっています。

0.5倍

1倍

2倍

5倍

10倍

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nova 5Tの外観

nova 5Tの背面です。HUAWEI製品の中でも特に派手なデザインになっています。見る角度に応じて色合いが変わります。

 

背面カメラは、超広角、標準、マクロ、深度の4眼になっています。

 

前面です。ベゼルレスデザインになっておりすっきりとした形になっています。前面がほぼ均一のベゼルサイズになっているので見ていて気持ち良いです。

 

上部ベゼルです。ここにピンホールカメラが搭載されています。

 

下部です。若干ですがサイド、上部と比較するとベゼル幅が広くなっています。

 

右サイドです。音量ボタンと電源ボタンを搭載しています。電源ボタンは指紋認証を搭載しています。

 

左サイドです。こちらにはSIMスロットを搭載しています。

 

SIMスロットはデュアルになっています。

 

下部です。スピーカー、USB-Cを搭載しています。

 

上部です。こちらにインターフェイスはありません。

 

実際に手に持った様子です。ちょうど親指の位置に指紋認証が来ます。

 

左手で持った様子です。出来るなら左手人差し指も登録しておくと良いでしょう。

 

付属品のケースです。

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nova 5Tのメリット・長所

軽くて使いやすい

nova 5Tは軽くて使いやすい端末で持ち運びしやすいメリットがあります。nova 5T自体は決して小型端末ではありませんが軽いことで人を選びにくい端末になっています。

 

GMS対応である

HUAWEI端末はアメリカの制裁によりGMSの問題を抱えていますが、nova 5Tは対応しています。

 

前面の視認性が高い

ノッチスマホが現在は主流でピンホール型はあまり認知度が高くありません。ノッチ型とピンホール式の両方とも前面にカメラがあることで同じように感じるかもしれませんが、実際に使ってみると印象は全く違います。

ピンホールの方が圧倒的に視認性が低く、ノッチのように主張を感じさせないメリットがあります。

 

サイド指紋認証で精度も高い

nova 5Tには電源ボタンを兼用したタイプの指紋認証を搭載しています。指紋認証を搭載しているだけで評価が高いですが、さらにサイドで本体デザインを邪魔しないことに好感が持てます。

また、サイド型の指紋認証搭載スマホは精度が悪いことが問題として上がりますが、nova 5Tで指紋認証に不満を感じることはありませんでした。顔認証も合わせて使えば使う上で不満はほぼゼロでしょう。

 

マクロカメラを搭載

HUAWEIの上位機種では望遠機能を強化することが多いですが、nova 5Tではマクロカメラを搭載しており、接写に強い構成になっています。

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nova 5Tのデメリット・欠点

カメラが同メーカーにしては性能が低い

実際にカメラを使ってみて、PシリーズやMateシリーズと比較するとカメラ性能が低く感じました。作例でも掲載していますが、特に光の調整が苦手なようで露光オーバーになっている印象を受けました。P40 Pro、P30 Proなど同じハイエンドSoCを搭載したスマートフォンを評価してきていますが、カメラ性能は残念ながら低いです。

 

背面に好みが分かれる

nova 5Tの背面は人によって好みが分かれると言えます。軽さがあるので、ケース無し運用したいところですが背面の派手さがあるので人によって好みが分かれるところと言えそうです。

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nova 5Tの口コミ・評判

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nova 5T
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

nova 5Tは隠れた名機種で、ハイエンドCPUに4眼カメラを搭載しつつ価格が安いという高いコストパフォーマンスを持つスマホです。ハイエンドにはあまり搭載されないマクロカメラも搭載しているので、遠くよりも近くのカメラ性能が欲しいという人にピッタリの一台です。

HUAWEIの問題(GMS問題)があることが懸念点ですが、これに関しては提供済みです。今後の部分が気にならなければ十分買いの一台と言えるスマホになっています。

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nova 5Tの女性目線の口コミ

普段、iPhone8を使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • かなり派手な外観
  • 見た目よりも軽い

 

nova 5Tがおすすめのタイプ

軽くて大きいスマホが欲しい人

軽くて大きいスマホが欲しい人にはぴったりです。ハイエンドなので処理速度に困ることはありませんし、お手頃価格ですしamazonなどのネット通販で買えるので、検討しやすい一台と言えます。

 

マクロカメラを使う人

昨今のスマホはハイエンドにマクロが付くことはほとんどありません。ところがnova 5Tはマクロカメラを搭載。技適が搭載されているものに限れば、GMS搭載機種で2019年発売のMi Note 10が搭載されていますが、こちらはSnapdragon730Gでミドルレンジです。

ハイエンド構成にマクロが付いているケースは珍しいので接写を重視する人は買って損がないモデルと言えるでしょう。

 

nova 5Tをおすすめしない人

カメラ性能を重視する人

作例でもお見せしたように露出オーバーになっている印象を受けました。そのため、カメラを重視して買うなら、もう少し値段を出してP30シリーズを買うことをおすすめします。P30ならハイエンド構成になります。P30 Proでも良いですが、シングルSIMなので注意です。

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nova 5Tの特徴レビューまとめ

望遠を使う人のスマホ

結論

HUAWEIはMateシリーズ、Pシリーズを日本で推してきた経緯もあり、なぜかあまり話題に上がらないモデルです。

しかしながら、5Tになって中身は成熟し実は一番日本向けで使いやすいモデルになっていると感じました。特に軽量なことがポイントです。

きちんとGMSに対応し、SoCがハイエンドでありながら端末が安く手に入るので、非常におすすめと言えるモデルです。

 

nova 5Tのキャンペーン・安く買う方法

nova 5Tはamazonをはじめネット通販での取り扱いと楽天モバイルで取り扱いがあります。基本的に契約がない方が安くなっています。また、中古端末も視野に入れるならイオシスも確認しておきましょう。

HUAWEI(ファーウェイ)
楽天モバイルでnova 5Tを購入すると16,300ポイントが還元されるため非常にお得です。

 

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