nova lite3レビューの概要(ポイント)
ローエンドなのに3眼搭載
nova lite3はシリーズで初めて、トリプルカメラが搭載されレンズを切り替える事でさらに広角が撮影できるようになったモデル。
SIMフリーの3万円以下ながら、3眼を搭載しており、カメラで遊べるモデルです。
P liteシリーズはベストセラーモデルの後継機。今年の仕上がりも上々の優れたモデルです。
簡易スペック表
CPU | Kirin710 |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
画面 | 6.21インチ |
nova lite3 実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。
nova lite3には後継機が発売されています。別記事でレビューしているのでこちらも参考にしてください。
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nova lite 3+の実機レビュー
nova lite3 +レビューの概要(ポイント) nova lite3 +の目次 忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。 ※本レビュー ...
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nova lite3の特徴
人気機種の後継機
BCN-Rの調査によると、2018年のSIMフリースマホランキングは以下の通り。
SIMフリースマホランキング
- P20lite(ファーウェイ)
- P10lite(ファーウェイ)
- nova lite2(ファーウェイ)
- AQUOS sense(シャープ)
- ZenFone4 Max(ASUS)
見ての通り、3位にnova lite2がランクインする人気っぷり。そのnova lite2の後継機がこの「nova lite3」。後継機といっても、nova lite2とlite3は別物と言えるほど進化しています。
価格が最も安いランク
Huaweiのスマホラインナップでも解説していますが、nova liteシリーズは日本で発売されているモデルの中でも最も低価格グレードにあたります。そのため、価格が3万円以下、時期によっては2万円以下となり、安く購入することが可能です。
その分、Wi-Fiが5GHz帯に対応していないなどのデメリットもありますが普通にスマホを使う分には問題ありません。安さ重視ならnova lite3はとても良い選択肢です。
nova lite3のマシンスペック
マシンスペック
nova lite3のマシンスペックは以下の通りです。
発売日 | 2019/02/01 | |
寸法 | 155.2×73.4×7.95mm | |
重さ | 160g | |
ディスプレイ | サイズ | 6.21インチ |
形式 | 液晶 | |
画素数 | 2312×1080 | |
バッテリー | 電池容量 | 3400mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
リバースチャージ | × | |
急速充電 | × | |
プロセッサ(Soc) | Kirin710 | |
GPU | 公式記載なし | |
ストレージ(ROM) | 32GB | |
メモリ(RAM) | 3GB | |
外部メモリ | 512GB | |
通信 | 下り最大 | 150Mbps |
上り最大 | 記載なし | |
Wi-Fi | b/g/n | |
bluetooth | バージョン | 4.2 |
最大接続台数 | 公式記載なし | |
生体認証 | 指紋センサー | 〇(静電方式) |
顔認証 | 〇 | |
光彩認証 | × | |
おサイフケータイ | × | |
緊急避難速報 | 公式記載なし | |
防水(お風呂) | × | |
防塵 | × | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | × | |
コネクタ | USB-C | |
OS | 9.0 | |
SIMサイズ | nanoSIM×2 | |
DSDS | 〇 |
スペックの解説
nova lite3は値段から考えると異常なほど性能が良いです。特に一番のポイントが、Kirin710を搭載していること。Kirinには、400番、700(もしくは600)番、900番台の3種類あります。一方、デメリットは、通信(ダウンロード)や無線LANへの対応がイマイチなこと。このあたりについては後ほどくわしく解説します。
nova lite3のカメラスペックと作例
カメラスペック
nova lite3のカメラに関するスペックは以下の通りです。
メインカメラ1 | |
有効画素数 | 1300万画素 |
F値 | 記載なし |
光学手振れ補正 | × |
電子式手振れ補正 | × |
メインカメラ2 | |
有効画素数 | 200万画素 |
F値 | 記載なし |
光学手振れ補正 | × |
電子式手振れ補正 | × |
インカメラ※ | |
有効画素数 | 1600万画素 |
F値 | 記載なし |
光学手振れ補正 | × |
電子式手振れ補正 | × |
nova lite3の外観
nova lite3の外観を撮影しました。まずは背面。継ぎ目のない、ブルーグラデーションのかかった本体になっています。本体はかなり薄く、大画面ですが持ちやすいですね。
指紋認証は背面。表には顔認証があるので、どちらも併用して使うことが可能です。
カメラはデュアルレンズ(1300万画素/200万画素の組み合わせ)。カメラ部分に出っ張りはありません。
上部にはSIMカード挿入口があります。nanoSIMカードとmicroSIMカードが使えます(SDカードはmicroSIMと排他方式)。
左サイドはボタンはなし。右サイドに電源と音量ボタンが付いています。
下部にはmicroUSBとイヤホンジャックが付属しています。
全体的に不満はありませんが、一つ上げるとすればmicroUSBではなく、USB-Cにして欲しかったですね。nova lite3の付属品は、以下になります。
充電ケーブル、イヤホン、そしてケースです。ファーウェイのスマホは基本的にすべてケースが付いてくるので、ケースにこだわらない人には余計なお金がかからず助かりますね。
nova lite3のメリット・長所
ツインアプリで公私を分けられる
nova lite3の特徴、というよりもファーウェイのスマホの特徴として「ツインアプリ」という機能があります。これを使えば、簡単に特定のアプリをクローンすることができます。以下は、nova lite3ではなくP20liteですが、簡単にクローン出来ていますね。
ツインアプリは本当に便利で、公私で連絡先を分けたいときにはぴったりの機能です。特にnova lite3は、同時に二つのSIMカードを入れることができ、電話番号を二つ持つことができます。
だからこそ、LINEのツインアプリ化は使い勝手の良い機能に化けます。
軽くて大画面
最近のスマートフォンは大画面化する傾向にありますが、同時に重くなっています。5.8インチのiPhoneXsの重量は「177g」もあります。
ところが、それよりも画面の大きいnova lite3ですが、160gしかありません。電車に乗っている間、スマホを見ていたり、ゲームを楽しみたい人にとって、肩こりを防ぐために、軽いスマホを使うことは正義です。
カメラはHuaweiの中ではランクが低めだが非常にきれい
ファーウェイはカメラに特に力を入れているメーカーです。最上位ランクのMate20 proは、圧倒的な表現力を誇ります。逆にnova lite3はスマホの本体価格としては最低ランクですが、それでもかなり綺麗な写真が撮れます。
ポートレートモードとワイドアパーチャモードがある
nova lite3が良いと感じるメリットの一つに、ポートレートモードとワイドアパーチャモードの存在があります。どちらも、同じものと勘違いされることが多いですが、本来用途が以下のように異なります。
ポイント
- ポートレートモード:人物向け
- ワイドアパーチャモード:物向け(もしくは後からフォーカスを変えたい場合)
特にiPhoneのポートレートモードでは、人物しか使えないため、nova lite3で選択してワイドアパーチャモードで物を撮影できることは、大きなメリットになりますね。
nova lite3のデメリット・欠点
派手な外観は好みによる
nova lite3の外観はブラックをのぞき、かなり派手なものばかりです。私が持っているブルーもグラデーションが派手ですし、赤も同様に派手ですね。ただ、このあたりの好みは人によるかもしれません。
有機ELディスプレイではない
大きな弱点の一つがディスプレイです。実はほぼ同価格帯のスマートフォン「OPPO R17 Neo」では、有機ELディスプレイのスマホが発売されています。昨今のiPhoneがほぼすべて有機ELディスプレイ(OLED)ディスプレイになっているように、こちらの方が色んな面でメリットが大きくなります。
安価なモデルにここまでの性能を求めるのは酷ですが、どうしても同価格帯にOLEDモデルがあると比較してしまいますね。
充電端子が、microUSBである
昨今の充電端子は、micro-USB、USB-C、lightningケーブル(iPhone)が混在しています。スマホの充電だけならあまり気になりませんが、最近はUSB-Cがパソコンの充電にも使われるようになってきています。
もし、出張や出かけることが多く、持ち物を減らしたいならUSB-Cの方が共通になるため便利。残念ながら、nova lite3はmicro-USBなので、注意しておきましょう。
nova lite3の口コミ・評判
Twitterの良い口コミ
Nova lite3 バッテリー持ちめっちゃ良い pic.twitter.com/tAzypW5HYK
— mino7r86 (@mino7r86_G8188) September 3, 2019
15800円でhuwei nova lite3買ったー
軽く触ってみたら動作軽くて結構使い心地良い。コスパ最高 pic.twitter.com/NCVlN502BO— ポンデリング (@ykpck428) November 5, 2019
Twitterの悪い口コミ
買うならP30liteかな。
今novalite3使ってるけどイヤホンだと気にならないけど音が悪い。そのへんも30pro気になる。— ドレイク (@Drake12131) September 21, 2019
ファーウェイNovaLite3
wifiの5Ghz帯対応して無いだけでなく
2.4Ghz帯の感度も悪いな(P10lite比)今のところそれ以外はサクサク感増してるし良好なんだが
— ジャムおじさん (@JAM_PANMAN) September 17, 2019
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Huaweiのスマホの中でもローエンドになるnova lite3ですが、他のメーカーと違って、Huaweiのローエンドは他社のミドルレンジ級の性能があるため快適に動きます。
2.4GHz帯にしか対応していない所がマイナスポイントですが、劇的に安いので、コスパを求める人にはおすすめの一台です。
nova lite3がおすすめのタイプ
コスパを重視する人
nova lite3はとにかくコストパフォーマンスが高すぎます。2万円以下で買えるところもでてきており、2019年発売のモデルとは思えません。ワンランク上にP30 liteがありますが、CPU性能比で見るとほとんど同じなので、電話、LINEが中心ならこれで十分です。
nova lite3をおすすめしない人
家電製品が多くワンルームの人
nova lite3の大きな問題点の一つは5GHzの無線が使えないこと。2.4GHzの電波は家電製品に影響を受けやすいため、Wi-Fiの電波がガクッと落ちるデメリットがあります。
もし家の中でできるだけ安定して使いたいなら、nova lite3ではなくもう少しお金を出して、P30 lite、ZenFone Max Pro M2、Reno Aを使う方が良いでしょう。
nova lite3の実機レビューまとめ
持ちやすさに優れたXperia
結論
ファーウェイは、ほんと価格破壊してきますね。それくらい2万円台のスマートフォンとは思えない性能です。
2019年前半のSIMフリースマホでは、間違いなくトップ5に入ってくる実力があり、コスパの面で選ぶ価値のあるスマホでしょう。
nova lite3のキャンペーン・安く買うために
nova lite3はMVNOでも取り扱いがありますが、安く買いたいなら楽天モバイル。そしてそれ以外で安く使いたいなら、通販サイトで値段を比べてみてください。novaシリーズは過去から値段が落ちやすいので、チェックすると激安で買えたりします。