当サイトの記事は広告を含みます。

ELITEBOOK 830 G7の実機レビュー

ELITEBOOK 830 G7のレビュー概要

使いやすいビジネスノート

Elitebook 830 G7はビジネスシリーズに位置するラインナップで、持ち運びに向いた軽量なモデル。シンプルでスタイリッシュなデザインでどこへ持ち出しても恥ずかしくない一台です。

また、ビジネスで重要になる機密性を守るために横から覗き見を防止するSure View Reflectディスプレイも搭載しており、ビジネスユースをしっかりと考慮されたモデルと言えます。

簡易スペック表

CPU Core i5-10210U
Core i7-10510U
RAM 8~16GB
ROM 256~512GB SSD
画面 13.3インチ
GPU 内蔵グラフィックス
USB-PD 対応
LTE 対応モデル有
重量(実測)  1350 g
Cinebench R20  1245 pts

※詳細スペックはこちら
※その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

2021年1月27日時点で税込109,780円から。最新の価格については以下のリンクから公式サイトをご覧ください。

 

ELITEBOOK 830 G7実機レビュー目次

実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事ではメーカーから検証機をお借りして実機レビューしています。

 

ELITEBOOK 830 G7の特徴

ここではELITEBOOK 830 G7の一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリットデメリットからご覧ください。

 

軽くて持ち運びしやすい一台

EliteBook 830 G7は本体が1.2kg台となっており軽量で持ち運びしやすいモデルです。13~14インチの軽量ノートパソコンはたくさん販売されていますが、軽量になるほど高額になる傾向があります、このEliteBook 830 G7については買いやすい価格帯で軽量性のバランスも取った一台になっています。

 

覗き見防止ディスプレイ

EliteBook 830 G7には覗き見を防止するための機能「Sure View Reflectディスプレイ」が搭載されています。HPの覗き見防止ディスプレイは全く見えなくなるので、覗き見を懸念される方はおすすめです。

次に戻る⇒

 

ELITEBOOK 830 G7の価格とコストパフォーマンス

2021年1月段階において、Ryzenプロセッサの躍進があるため、絶対性能から考えるとコストパフォーマンスは高くはありません。しかしながら、軽量性や使いやすさ、質感を考えると魅力的なモデルです。本モデルも魅力的ですが、もしコストパフォーマンスを考えるならENVY x360 ay-0000も候補に入れておくとよいでしょう。

2021年1月27日時点で税込109,780円から。最新の価格については以下のリンクから公式サイトをご覧ください。

 

ELITEBOOK 830 G7のスペック

今回レビューしたELITEBOOK 830 G7のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売年 2020年
製品名 ELITEBOOK 830 G7
型式
307.8×204.6×17.6
重量(実測) 本体 1320 g
電源アダプタ 335 g
CPU Core i5-10210U
GPU 内蔵グラフィックス
メモリ(RAM) 16GB
保存(ROM) 1st 512GB SSD
2nd -
ディスプレイ サイズ 13.3 インチ
解像度 1920×1080
形式 IPS液晶
リフレッシュレート 60Hz
生体認証 指紋
顔認証
フロントカメラ 画素数 720p
物理シャッター 有り
リヤカメラ 画素数 -
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth 5.0
LTEモジュール 対応の可否 非対応
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非対応
バッテリー サイズ 3セル/53WHr
公称値 22.9時間

※1 詳細仕様はこちら

 

スペックの解説

今回評価したのはCore i5、16GBメモリのモデルです。ネットサーフィンやOfficeソフトでの作業であれば十分使えるレベルのパソコンになります。Wi-Fi6に対応していたり、バッテリー持続時間が長いという基本的な性能もしっかりと抑えています。今回の評価対象とは異なりますが、LTEモデルもあり、モバイル性が高いPCと言えそうです。

目次に戻る⇒

 

ELITEBOOK 830 G7のベンチマーク

ベンチマーク結果は以下の通りです。

 

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は1245pts、シングルコア364ptsという結果になりました。Core i5-10210Uとしては高い数値が出ています。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23の測定値は3327pts、シングルコア1091ptsという結果になりました。

 

PASSMARK

PASSMARKの測定値は以下の通りです。他機種との比較をしたい人はPASSMARKのデータ一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。リードがは2300MB/sレベルで、速くは有りませんが実使用上でストレスを感じるほどではなく、快適に使えるでしょう。

 

騒音テスト

ベンチマーク時、サーっという音が常に聞こえている状態でした。平常時ではほぼ音はなっていません。

 

ゲームベンチマーク

FF14

ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果はFF14のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 未測定 未測定
高品質 未測定 未測定
標準 2623 やや快適

 

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
高品質 未測定 未測定
標準 未測定 未測定
軽量品質 879 動作困難

目次に戻る⇒

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証は以下の通りです。

 

ELITEBOOK 830 G7の通信環境(WI-Fi)のテスト

ELITEBOOK 830 G7の通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6対応)でWi-FiにはArcher 10 Proを用いました。全体的に快適な速度が得られていますが、距離が離れるとPING値が落ちている点が気になりました。

1F

2F

目次に戻る⇒

 

ELITEBOOK 830 G7のUSB-C(PD)による充電テスト

ELITEBOOK 840 G7でUSB-PDによる充電テストを行いました。20Wから61Wで検証したところ、全て充電が確認できました。20Wでも低速充電表示は出ておらず、高パフォーマンスとなっています。

USB-PDの出力 充電の可否 検証した充電器
20W PowerPort Ⅲ Nano
30W PowerPort Atom Ⅲ Slim
45W PowerPort Atom Ⅲ Slim
61W RP-PC133

 

ELITEBOOK 830 G7の外観

天板です。

 

背面です。スリットはセンター部のみでスピーカーはありません。

 

開いた様子です。TNパネルのため若干ぎらつきがあります。

 

上部ベゼルです。比較的狭い印象です。

 

ベゼル下部です。下側も狭くなっており好印象です。

 

キーボードです。変則はなく打ちやすいキー配置です。

 

キーピッチは2点間のキーを割返して算出したところ、17.3mmとなりました。キーストロークは1.4mmです。

 

パームレストには指紋認証があります。シルバーのプラスチック塗装となっています。

 

左側面はケンジントンロック、USB-A×2、ヘッドフォンジャックとなっています。

 

右側です。電源ジャック、HDMI、USB-C×2となっています。

 

閉じた状態の背面にはELITEBOOKの記載があります。

 

開くと分かりますが、キーボード下部に通気口があります。

 

本体の質量は1320gとなっています。

 

充電器込みの重量で1555gとなっています。

目次に戻る⇒

 

ELITEBOOK 830 G7のメリット・魅力

モバイルに向いている

EliteBook 830 G7は1.2kgの本体と薄くてコンパクトな筐体があいまって、モバイル性に優れたモデルになっています。USB-PDに対応しつつ、USB-Aなどのポート、そして何よりフルサイズのHDMIを持っている点がビジネス向けのモバイルPCとして優れている点と言えるでしょう。

 

ビジネス向けのシンプルなデザイン

HPのノートパソコンはどれもデザイン性に優れたモデルが多いですが、EliteBook 830 G7はよりビジネス方向にデザイン性を高めたモデルと言えます。シルバーでいやらしさのないデザインはどこで使ってもマッチしやすいと言えます。

目次に戻る⇒

 

ELITEBOOK 830 G7のデメリット・欠点

ディスプレイにぎらつきを感じる

EliteBook 830 G7を見ていてディスプレイにギラツキを感じることが有りました。ディスプレイの高精細さを求めるのであれば、あまりおすすめはできません。

目次に戻る⇒

 

みんなの口コミ

ぜひ口コミをご投稿ください。

Submit your review
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

Create your own review

ELITEBOOK 830 G7
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

軽量でUSB-PD対応のノートパソコンとしては、比較的低価格で手に入るのが嬉しい。ビジネスパーソン向けにフルサイズHDMIケーブルが用意されている点も魅力。落ち着きのあるボディでどんな用途・環境で使ってもマッチするPCです。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • コンパクトな割に重く感じる
  • シルバーの筐体で爽やかな感じがする

 

ELITEBOOK 830 G7がおすすめな人

ビジネスパーソン

EliteBook 830 G7はもともとのターゲットのようにビジネスパーソン向けにとても向いています。軽くて、嫌味のないシルバーの筐体のPC。そしてUSB-A、PD充電可能ならUSB-C、フルサイズのHDMIケーブルなど、ビジネスパーソン向けに必要な要件がほぼ揃っているとも言えます。

 

従業員への支給用PCとして

筆者としてEliteBook 830 G7がおすすめなのは経営者です。外出の多いビジネスパーソンが多い会社にとって、従業員の機動性を高くするために軽いPCを渡すことは一つの方策ですが、軽量PCはどうしても価格が上昇するデメリットがあります。しかし、EliteBook 830 G7の場合は10万円以下でも購入可能なため、支給用PCとしては魅力的な存在です。

 

機密事項を外で見る機会が多い人

モバイルPCでも搭載されていることが少ない覗き見防止機能を備えるEliteBook 830 G7は外で覗き込みされたくない人にとってぴったりです。

 

ELITEBOOK 830 G7がおすすめではないタイプ

高精細なディスプレイを求める人

EliteBook 830 G7はバランスの取れた素晴らしいPCですが、残念なポイントがディスプレイでギラツキを感じてしまいます。高精細なディスプレイを求める人にとっては本機はお勧めできません。

 

同価格帯でより高性能を求める場合

EliteBook 830 G7は魅力が高いモデルですが、絶対性能にフォーカスすると同メーカーのENVY x360 13 ay-0000ににも注目しておくべきです。Ryzen4000シリーズを搭載し高性能になっている点が魅力です。ただ、こちらは外部インターフェイスが少ないので、自分の用途に合わせて選ぶようにした方がストレスがありません。

 

ELITEBOOK 830 G7のカスタマイズ・モデルの選び方

EliteBook 830 G7はカスタマイズの幅が広くなっています。できるだけ安く手に入れたいのであればCore i5モデルを、快適にしたいならCore i7モデルを選んでください。ただし、安いCore i5で今回検証していますが、普通の使い方であればストレスなく十分動きます。さらに外でもSIMフリーパソコンとして通信したい方はLTEオプションを、さらに覗き見防止をつけたい場合はSure Vire Reflectのオプションを選択するようにしてください。

 

ELITEBOOK 830 G7の実機レビューまとめ

生産性の高い超軽量PC

結論

13.3インチの軽量ノートパソコンとしては、価格が控えめで購入しやすい点が魅力的な存在です。しかも、モバイルにおいて重要なUSB-PDを備え、さらにビジネスパーソンとしては使い勝手のよいフルサイズHDMIがあります。

打鍵感も悪くないので、仕事で使うPCとして検討しておくとよいでしょう。

2021年1月27日時点で税込109,780円から。最新の価格については以下のリンクから公式サイトをご覧ください。

 

ELITEBOOK 830 G7を安く買う方法

EliteBook 830 G7に限らずHPのパソコンは以下のページで安く買う方法をまとめています。必ずご確認ください。

【2024年3月】日本HPパソコンをクーポンとキャンペーン・セールを使って最大限安く買う方法・コツ

日本でも数多く発売されている外資系パソコンメーカーHP(ヒューレットパッカード)のパソコンは安くて高性能、かつ「デザインが良い」ことが最大の特徴です。2020年以降、ウルトラブックにLTEを載せるよう ...

続きを見る

 

関連記事・ライバル機種

他機種のレビュー

ライバル機種をピックアップしています。

関連公式サイト