当サイトの記事は広告を含みます。

mouse C1の実機レビュー

mouse C1のレビュー概要

気軽に買えるサブモバイルPC

mouse C1は5万円以下で購入できる11.6型のノートパソコンです。丸っこいフォルムで、重さは約1.2kgとなっており、カバンに入れて持っていきやすいモデル。

メリットで詳しく紹介していますが、本モデルは外部出力インターフェースがたくさんあるので、外でのプレゼン用にも使いやすいノートパソコンと言えます。

ただし、プロセッサ性能が低めなのである程度、使用用途が絞られることは注意。持ち運び用のサブPCとしては、メリットの大きいモデルと言えるでしょう。

簡易スペック表

CPU Celeron N4100
RAM 4GB
ROM 128GB SSD
画面 11.6インチ
GPU 内蔵グラフィックス
USB-PD 非対応
LTE 非対応
重量(実測) 1125 g
CINEBENCH R20 537 pts

※詳細スペックはこちら

公式サイトで見る

 

mouse C1実機レビュー目次

実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事はメーカーよりPCをお借りしてレビューを行っています。

 

mouse C1の特徴

ここではmouse C1の一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリットデメリットからご覧ください。

 

11.6型で軽量コンパクト

mouse C1は11.6型でコンパクトなノートパソコンです。

 

また、角を落としたデザインでカバンの中に入れる時にも抵抗の少ない形状となっています。電源アダプタはUSB-PD非対応ですが、40W仕様でコンパクトなため持ち運びも気軽に行えるサイズです。

 

購入しやすい価格

小型ノートパソコンは軽量化が進んでいますが、同時に高価格化も進んでいます。ところが本モデルは5万円以下で買えてしまう驚きの低価格。その分プロセッサやディスプレイにコストダウンの跡が見られますが、性能を理解して使うならコスパが高いモデルと言えるでしょう。

目次に戻る⇒

 

mouse C1の価格とコストパフォーマンス

スペック面で見るとコストパフォーマンスは微妙です。しかしながら、他社のウルトラブックや小型ノートと比較して、低価格。モバイル性という観点で考えれば、5万円以下で買えてしまうmouse C1は魅力的です。

またメリットでも書いていますが、mouse C1は11.6インチとは思えないほどの豊富な外部インターフェースを持ちます。この点でもコストパフォーマンスが高いと言える一台です。

価格について

価格は2020/09/24時点での情報です。くわしくは、mouse C1の公式サイトをご覧ください。

 

mouse C1のスペック

今回レビューしたmouse C1のスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2020/04/23
製品名 mouse C1
型式
サイズ 292.4×206.5×24.5 mm
重量(実測) 本体 1125 g
電源アダプタ 215 g
CPU Celeron N4100
GPU UHD グラフィックス600
メモリ(RAM) 8GB
保存(ROM) 1st 128GB SSD
2nd -
ディスプレイ サイズ 11.6インチ
解像度 1366×768
形式 TN液晶
光沢 ノングレア(非光沢)
リフレッシュレート 60Hz
生体認証 指紋 ×
顔認証 ×
フロントカメラ 画素数 100万画素
物理シャッター ×
リヤカメラ 画素数 -
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth 5.0
LTEモジュール 対応の可否 -
SIMカードサイズ -
光学ドライブ -
バッテリー公称値 サイズ 記載なし
JEITAによる基準 7.5時間
ACアダプタ容量 40W

※詳細仕様はこちらからご確認ください。

 

スペックの解説

mouse C1はCeleron N4100を搭載しており、本検証モデルではRAM8GBでした。プロセッサの観点で言えば価格なりの構成です。ただ、低価格の割に無線モジュールがac対応、bluetooth5.0対応に好感が持てます。ディスプレイはコストダウンの影響か、TN液晶となっている点に注意して下さい。

目次に戻る⇒

 

mouse C1のベンチマーク(CINEBENCH、動画編集など)

ベンチマーク結果は以下の通りです。

 

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の計測値は通常時でマルチ537pts、シングル153ptsとなりました。他機種との比較はCINEBENCH R20のデータ一覧をご覧ください。なお今回は標準モードで測定をしています。

 

PASSMARK

PASSMARKのデータは以下の通りです。他機種との比較はPASSMARKのデータ一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。563MB/sなので、SSDではエントリークラスです。しかし、起動やソフトの立ち上がりが速いため気にする必要はありません。

 

騒音テスト

mouse C1は非常に静かです。ベンチマーク時でも耳につくような音はほぼ出ませんでした。

目次に戻る⇒

 

mouse C1の通信環境(WI-Fi)のテスト

mouse C1の通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを5GHz帯で用いています(クリックで拡大します)。

1F 

2F

 

全体的に100Mbpsを超えており、非常に安定した速度が出ていることが特徴です。特に距離のある部屋3で130Mbps越えは驚きです。ただし、最も離れた部屋2では速度が落ちる傾向が見られました。

目次に戻る⇒

 

mouse C1のUSB-C(PD)による充電テスト

USB-PDには非対応です(USB-Cインターフェイスがありません)。

 

mouse C1の外観

mouse C1は丸みを帯びた天板です。光沢感のあるプラスチックとなっています。またセンターにマウスロゴが搭載されています。背面も同じ素材でプラスチック素材となっています。バッテリーは取り外し可能です。

 

開いた様子です。ベゼル幅は広め。後述しますがキーストロークが長いこともあって、キーの飛び出し量が大きめです。

 

最大まで開いた様子です。

 

上部ベゼルです。

 

下部ベゼルです。

 

キーボードです。11型のコンパクトPCですが独立したキーボードになっています。

 

右シフトが矢印の向こう側にある点が変則です。

 

キーピッチはミツトヨのデジタルノギスで2点間の距離を測定し、割返して測定したところ16.3mmでした。またキーストロークは1.5mmです。

 

タッチパッドは84mm幅で11インチということもありますが、狭めです。

 

右側インターフェイスです。有線LAN、USB-A×2、フルサイズSD、電源コネクタ、ケンジントンロックとなっています。

 

左側インターフェイスです。HDMI、VGA、ヘッドフォン、マイクジャック、USB-Aを搭載しています。

 

質量を測定しました。本体は1125gです。

 

40Wの充電ケーブルとともに重量を測定しました。充電ケーブルの重量は215gです。

目次に戻る⇒

 

mouse C1のメリット・魅力

深いキータイピング

mouse C1の魅力は11インチとしては深めのキーストロークと感じました。コンパクトモデルは設計上、打ち心地が悪いモデルも少なくありませんが本モデルは非常に快適です。

 

豊富な外部インターフェイス

mouse C1は11.6インチでは類を見ないほどの豊富なインターフェイスを持ちます。このサイズでVGA、HDMI、ヘッドフォン、マイクジャックを持つモデルはほぼないといって良いでしょう。プレゼン用のデバイスとして魅力的です。

 

低価格と持ち運び性を重視するPCは少ない

WindowsPCでは持ち運び性を重視したモデルはぐっと価格が上がる傾向にあります。特に11.6インチは生産されているモデルも少ないため、その傾向が強くなります。そのため、mouse C1は低価格+持ち運び性を兼ね備えた珍しいモデルとなっています。

 

熱くならない

最も驚いた点がベンチマーク時にほぼ熱くならないこと。低価格CPUは負荷が大きいために厚くなる傾向がありますが、このモデルはそういったことがなくパームレストがほんのり暖かくなる程度でした。

目次に戻る⇒

 

mouse C1のデメリット・欠点

1.2kgの重量

本体重量は一般PCから見れば軽いですが、昨今の14インチクラスの軽量性から考えるとmouse C1は比較的重いと言えます。ただし、価格差を考えれば十分軽いとも感じます。

 

TN液晶である

ディスプレイはTN液晶のため色の出方がIPSに比べれば劣りますし、視野角も狭いです。長時間の仕事をすること前提であれば、X4-Bなどの軽量・低価格でIPS液晶モデルが良いでしょう。

 

小型だがUSB-PD非対応

充電は専用アダプタで行うため、電源ケーブルの持ち運びは必須です。

目次に戻る⇒

 

みんなの口コミ

ぜひ口コミをご投稿ください。

Submit your review
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

Create your own review

mouse C1
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

割り切って使うなら十分アリな一台。外部インターフェースが多いので、外でプレゼンする人には持ち運びも含めて向いていると感じます。できれば、Core i3モデルを用意して欲しかったと感じるので、星4つです。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • コンパクトで見た目が可愛い
  • キーボードが深くて押しやすい

 

mouse C1がおすすめな人

外で軽い作業をする人

Windows PCを用いて外で軽い作業をする人にとってはうってつけです。メールや事務作業だけであればこなせるので、割り切ってそういう用途で使うならおすすめと言えるでしょう。

 

mouse C1がおすすめではないタイプ

外でもしっかりと作業する人

Celeron N4100プロセッサのため、ハードな作業は向いていません。それなら若干大型になりますが、14インチのX4-BX4-i5を選ぶ方が良いでしょう。

 

ネットサーフィンしかしない人

ネットサーフィンしかしない人はWindows PCである必要すらありません。このサイズ感であれば、Chromebook C223NAがサイズ感・構成がほぼ同じでさらに低価格で買えます。ネットしかしないならChromeOSを検討しても良いでしょう。

 

mouse C1のカスタマイズ・モデルの選び方

8GBモデルと4GBモデルがあります。4GBモデルは出荷時は制限モードであるWindows Sモードなので注意してください(解除可能です)。8GBモデルもありますが、どちらでも良いでしょう。予算に合わせて選んでください。

 

mouse C1の実機レビューまとめ

超低価格なモバイルPC

結論

非常に低価格なモバイル性の高いノートパソコンです。プロセッサの性能が低いため、ハードな利用には不向きですが、ライトな作業であれば、SSD搭載しているため比較的快適に作業することが可能です。

またmouse Cの魅力はメリットでも書いた通り、豊富なインターフェイスにあるのでプレゼンなどの外部出力が必要なシーンで活躍するPCと言えるでしょう。

公式サイトで見る

 

mouse C1を安く買う方法

mouse C1はマウスコンピューターの公式サイトを経由して買うのが最も安いです。それに加えて、さらに安く買う方法があるので、必ず以下の記事を参考にしてください。

【2024年4月】マウスコンピューター・G-Tuneのセール・クーポンとキャンペーン・学割で安く買う方法・コツ

この記事ではコスパの高いマウスコンピューターのパソコンを最大限安く買うための方法についてまとめました(この同メーカーのゲーミングブランド「G-Tune(ジーチューン)」を安く買う方法も含みます)。 結 ...

続きを見る

 

関連記事・ライバル機種

他機種のレビュー

ライバル機種をピックアップしています。

関連公式サイト