当サイトの記事は広告を含みます。

Vivobook 15 K513EA(2020年モデル)の実機レビュー

Vivobook 15 K513EAのレビュー概要

AIノイズキャンセリングできる最廉価PC

2020年発売のVivobook 15インチモデルでintel第11世代プロセッサを搭載しているノートパソコン。おしゃれな天板でカラフルなノートパソコンが欲しいという人向けの一台。

スペック的には尖ったところは少ないものの、価格が安く、かつ性能バランスも取れているので、あまり使わないけど家に一台パソコンを置いておきたいという人向けのノートパソコンと言えます。テンキーが付属しているので、家計簿の入力も簡単。外観でも掲載している通りASUSのパソコンはACアダプタが小さいので、コンパクトに収納できる点も魅力の一つです。

また、ASUSでAIノイズキャンセリングに対応している最廉価機種のため、低価格でテレワーク環境を作りたい人にとってはベストな選択肢になるモデルと言えます。

簡易スペック表

CPU Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
RAM 8GB
ROM 256GB SSD
1TB HDD
画面 15.6インチ
GPU Iris Xeグラフィックス
USB-PD 対応
LTE 非対応
重量(実測) 1750 g
Cinebench R20 1745 pts
MS Office 搭載モデル選択可能

※詳細スペックはこちら
※その他性能は目次よりベンチマーク結果をご覧ください

本体価格10%税込み94,800円(税別)から(2021年3月23日時点)。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

Vivobook 15 K513EA実機レビュー目次

実際に使った感想(主観)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事ではメーカーよりお借りしてレビューしています。

 

Vivobook 15 K513EAの特徴

ここではVivobook 15 K513EAの一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリットデメリットからご覧ください。

 

バランスの取れた構成と価格

ASUSのパソコンは上位にZenBookが存在するため、構成的にVivobookは廉価モデルに当たります。その分上位には機能面では劣る一方、価格と性能バランスが良く、コストパフォーマンスに優れたモデルになっています。2020年に登場したVivobookについては、このモデルの他にVivobook S15 S553EAも存在しますが、こちらの方がさらに廉価版で安くなっています。

 

低価格ながらテレワークに向く

Vivobook 15 K513EAではAIノイズキャンセリング機能を持っています。本来高級グラフィックボードや専用アプリありきの機能ですが、本機種では低価格帯でありながら、マイク側のノイズキャンセリング機能を搭載しているので、低価格でテレワーク環境を作りたい人に向いています。

 

落ち着いたカラーリング

Vivobookシリーズは派手な天板色が特徴ですが、このモデルに関して言えばブラックとシルバーの2色展開になっています。落ち着いたカラーリングのパソコンが欲しい人にはうってつけと言えるでしょう。

目次に戻る⇒

 

Vivobook 15 K513EAの価格とコストパフォーマンス

2021年3月23日時点で販売当初より値下げされ、Core i7-1165G7を搭載したモデルでも10%税込み102,800円となっており、さらにコストパフォーマンスが高まっています。Core i5モデルはさらに安いため、事務処理や書類入力がメインであればそちらも合わせて検討してください。

価格情報について

上記は2021年3月23日時点での情報です。ASUSは新製品でもキャンペーンで割引する傾向があるので購入前には公式サイトで必ず値段をチェックしてください。

本体価格10%税込み94,800円(税別)から(2021年3月23日時点)。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

Vivobook 15 K513EAのスペック

今回レビューしたVivobook 15 K513EAのスペックは以下の通りです。今回は上位のCore i7モデルを評価しています。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2020/11/25
製品名 Vivobook 15 K513EA
型式 BQ614T
サイズ 359.8×235.3×18.6 mm
重量(実測) 本体 1750 g
電源アダプタ 165 g
CPU Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
GPU Iris Xeグラフィックス
メモリ(RAM) 8GB
保存(ROM) 1st 256GB SSD
1TB HDD
2nd -
ディスプレイ サイズ 15.6インチ
解像度 1920×1080
形式 IPS液晶
リフレッシュレート 60Hz
生体認証 指紋 ×
Windows Hello ×
フロントカメラ 画素数 92万画素
物理シャッター 無し
リヤカメラ 画素数 -
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth 5.0
LTEモジュール 対応の可否 非対応
SIMカードサイズ
光学ドライブ 非対応
バッテリー サイズ
公称値 8.5時間

※1 詳細仕様はこちら

 

スペックの解説

今回レビューしたのはモデルの中でも上位に当たるCore i7モデルです。このVivobook 15 K513EAのスペックの特徴はダブルストレージであること、8GBメモリしか選べないこと、Wi-Fi6に非対応、バッテリーの公称値が短いことです。エントリー機のためしょうがない部分ではありますが、ハイエンドに比べると見劣りする部分があります。スペックの構成をより高めたい場合は、同じVivobookでも上位モデルのVivobook S15 S533EAを選ぶと良いでしょう。価格は上がりますが、スペックがかなり良くなります。ただし、家でネットサーフィンをする、オフィスソフトを開く程度であれば、このスペック構成でも十分です。

目次に戻る⇒

 

Vivobook 15 K513EAのベンチマーク

ベンチマーク結果は以下の通りです。

 

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は1745pts、シングルコア566ptsという結果になりました。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23(Test Duration 10分設定)の測定値は5362pts、シングルコア1342ptsという結果になりました。

 

PASSMARK

PASSMARKの測定値は以下の通りです。他機種との比較をしたい人はPASSMARKのデータ一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。SSDのため高速ですが、1500MB/sで最高レベルというわけではありません。

 

騒音テスト

ゲームベンチマーク時でもあまり音は大きくありませんでした。

 

ゲームベンチマーク

FF14

ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は以下の通りです。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果はFF14のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 未測定 未測定
高品質 未測定 未測定
標準 3541 快適

 

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。軽量品質で1407と非常に低いスコアになっています。全てフルHD品質でテストを行っています。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
高品質 未測定 未測定
標準 未測定 未測定
軽量品質 1967 動作困難

目次に戻る⇒

 

CPU-Z

CPU-Zでの検証結果です。

 

Vivobook 15 K513EAの通信環境(WI-Fi)のテスト

Vivobook 15 K513EAの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを用いています(クリックで拡大します)。

1F

2F

 

本PCはWi-Fi6非対応機種ですが、全ての部屋で非常に安定した測定結果が得られています。

目次に戻る⇒

 

Vivobook 15 K513EAのUSB-C(PD)による充電テスト

USB-PDには非対応です。

 

Vivobook 15 K513EAの外観

天板です。ブラックのシンプルなデザインになっています。

 

背面はプラスチックですが、天板と同系統色になっていることもあり安っぽさは感じません。スリットも小さめです。

 

開いた様子です。発色は鮮やかで見やすい印象を受けました。

 

最大角まで開いた様子です。125°なので開き角はあまり大きくありません。

 

上側ベゼルです。エントリーモデルにしては小さめで、同クラスの中では高級感のある印象です。

 

下部ベゼルです。クラムシェルなこともあり下側のベゼルも小さめになっています。

 

フロントカメラには物理シャッターはありません。

 

キーボードです。変則はなく扱いやすい配置になっています。右側にはテンキーが配置されています。

 

2点間のキーから割返してピッチを算出した結果、17.6mmでした。またキーストロークは1.4mmでしっかりとした打鍵感になっています。

 

タッチパッドは104mmとなっており、15インチノートパソコンとしては小さめになっています。

 

音響はハーマンカードン認証モデルとなっています。

 

本体右側インターフェイスです。電源アダプタ、HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドフォンジャック、microSDカードスロットがあります。

 

左側にはUSB-Aスロットが配置されています。

 

本体のみの質量は1750gでした。

 

電源アダプタ込みで1915gとなりました。充電器単体では165gと軽量です。

目次に戻る⇒

 

Vivobook 15 K513EAのメリット・魅力

エントリーながら必要なものを備えたモデル

Vivobook 15 K513EAは位置づけ的にASUSのエントリー機種になります。入門向け機種ながら十分な性能と外部インターフェースを備えた機種になっています。メモリが8GBまでしか選べない欠点はあるものの、エントリーならそこまで使わないと思うので、ターゲットにぴったりと合ったパソコンと言えるでしょう。

 

ダブルストレージで余裕のある記憶容量

Vivobook 15 K513EAはSSDとHDDのダブルストレージ構成になっているため、低価格でも十分な容量を持っています。写真を撮りためておきたい人にもぴったりです。

 

低価格モデルでも高級感がある

おそらくVivobook 15 K513の最も優れた点は低価格でありながら、高級感を感じるデザインになっていること。天板デザイン、エンターキーのアクセントカラー全てにおいて15インチのこの価格帯のノートパソコンとしては魅力的なデザインになっています。

目次に戻る⇒

 

Vivobook 15 K513EAのデメリット・欠点

上位モデルに比べるとデザインに野暮ったさがある

高級感があり見た目も悪くないVivobookですが、残念ながら上位モデルは天板がたくさんの種類から選べるため、デザインに野暮ったさがあります。パソコン本体のカラーリングで特徴を持たせたい場合は上位のVivobook S15 S553EAを選ぶ方が良いでしょう。

目次に戻る⇒

 

みんなの口コミ

ぜひ口コミをご投稿ください。

Submit your review
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

Create your own review

Vivobook 15 K513EA
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

intel第11世代プロセッサを搭載したASUSのクラムシェルの中で最も安いモデルだが必要最低限の機能に加え、テレワークを快適にするためのAIノイズキャンセリングを搭載する良モデル。8GBしか選べない点とUSB-PDに非対応な点が残念。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • シンプルな外観で好感が持てる
  • アダプタが一体型で持ち運びが楽

 

Vivobook 15 K513EAがおすすめな人

家で軽いネットサーフィンをする人

VIvobook 15 K513EAは位置づけ的にエントリーモデルのため、ハードな使い方は向きません。さらに重さも1.8kgもあるため持ち運びをするなら13インチクラスのノートパソコンがおすすめ。しかしながら、そういったところにコストをかけていないが故に、家で使うパソコンでちょっとパソコンを使う人にとっては魅力的なPCになっています。15インチで見やすく、テンキー搭載、さらに外観でも掲載しているようにASUSは電源アダプタが小さいので持ち運び・収納にも困りません。家でちょっと使う人にとっては、コスパに優れたモデルになるでしょう。

 

低価格で快適なテレワーク環境を作りたい人

VivobookはAIノイズキャンセリング機能を持つ、最も安いノートパソコンです。そのため、「できるだけ安くノイズの入らず迷惑のかけないテレビ電話環境」を作りたい人にとってはベストマッチするPCです。

 

Vivobook 15 K513EAがおすすめではないタイプ

対性能でのコスパを重視する人

Vivobook 15 K513EAはコスパ自体は悪くないのですが、同じくらいの性能で最も安いかと言われると微妙なところで、さらに安いモデルやグラフィックボードを搭載したモデルが出てきます。同ランクのモデルであれば、DAIV 4NDAIV 3NENVY x360 13 ay-0000などを選ぶ方がパフォーマンス的には優れたPCが買えるでしょう。

 

Vivobook 15 K513EAのカスタマイズ・モデルの選び方

Vivobook 15 K513EAはCore i7とCore i5モデルがあります。2020年モデルではどちらを選んでも事務処理、ネットサーフィン程度であればストレスなく利用できるでしょう。より快適に使いたい場合はCore i7モデルを選んでください。また、公式サイトにてMicrosoft Officeの搭載モデルを選択することができるので、学生やビジネスマンの人は選択しておくと良いでしょう。

公式サイトでラインナップを見る

 

Vivobook 15 K513EAの実機レビューまとめ

初心者向け15インチが欲しい人に

結論

Vivobook 15 K513EAは、見た目のかっこよさを持ち合わせたモバイラー向けのノートパソコンです。AIノイズキャンセリングを搭載しているため、外で通話しても影響を受けにくい点も魅力。

Vivobook 15 K513EAは外でノートパソコンをハードに使うビジネスマンの仕事をより一つ高い次元で効率化できるノートパソコンになっています。

本体価格10%税込み94,800円(税別)から(2021年3月23日時点)。現在の価格については公式サイトをご覧ください。

 

Vivobook 15 K513EAを安く買う方法

Vivobook 15 K513EAを含め、ASUSのパソコンは公式サイトを含め色々な方法で安く買うことができます。当サイト限定クーポンを配布することもあるので以下は必ずご覧ください。

【2024年10月】ASUS(エイスース)の限定クーポンとキャンペーン・セールで最大限安く買う方法・コツ

ASUS(エイスース)のパソコンは他社と比べて、コスパが高くなっています。性能と安さを兼ね備えたモデルを多く出しているため、「現行が安い」+「型落ちモデルも安い」とユーザーの買い手市場になっています。 ...

続きを見る

 

関連記事・ライバル機種