Android One S6レビューの概要(ポイント)
Y!mobileの超格安スマホ
Android One S6はワイモバイルから発売された2万円台で購入可能な、京セラの低価格スマートフォンです。
5.8インチの大きな画面、151gの軽量さと軽く扱いやすい端末になっています。
ただし、CPUがMediaTeckのHelio P35/MT7675を採用しており、性能的にはLINE、電話、メール、ネット、YouTube以上の事をするなら他の端末を選ぶ方が良いでしょう。
簡易スペック表
発売予定月 | 2019/12/19 |
SoC | P35/MT6765 |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
画面 | 5.84インチ |
重量 | 151 g |
5G(Sub-6) | 非対応 |
5G(ミリ派) | 非対応 |
Android One S6 実機レビュー目次
忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。
Android One S6の特徴
この項目ではAndroid One S6のメーカーの特徴を中心に記載しています。著者が感じた主観的な内容はメリット・デメリットの項目をご覧ください。
価格は安いがコスパが高いわけではない
Android One S6はとにかく価格が安く、キャリアとしては珍しい2万円台で購入できるスマートフォンです。ワイモバイル自体の価格が安いことに加え、Y!mobileのキャンペーンも組み合わせることでさらに安く購入することができます。
性能はローエンド
本機種はHelio P35/MT6765を搭載しています。またメモリは3GBです。性能はローエンドなので、ハードなゲームは厳しくなります。
カラーバリエーションは3色
本機はブラック、ホワイト、ラベンダーブルーの3色展開となっています。
Android One S6のマシンスペック
マシンスペック
Android One S6のマシンスペックは以下の通りです。
発売日 | 2019/12/19 | |
寸法 | 73×153×8.9mm | |
重さ | 151g | |
ディスプレイ | サイズ | 5.84インチ |
形式 | 液晶 | |
画素数 | 2280×1080 | |
バッテリー | 電池容量 | 3050mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
リバースチャージ | × | |
急速充電 | 対応 | |
プロセッサ(Soc) | P35/MT6765 | |
GPU | 公式記載なし | |
ストレージ(ROM) | 32GB | |
メモリ(RAM) | 3GB | |
外部メモリ | microSD(512GB) | |
通信 | 下り最大 | 112.5 Mbps |
上り最大 | 37.5 Mbps | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | |
bluetooth | バージョン | 5.0 |
最大接続台数 | 公式記載なし | |
生体認証 | 指紋認証 | 〇 |
顔認証 | 〇 | |
光彩認証 | × | |
おサイフケータイ | 〇 | |
緊急避難速報 | ○ | |
防水(お風呂) | IPX5,IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
ワンセグ/フルセグ | × | |
赤外線通信 | × | |
コネクタ | USB-C | |
OS | Android 10 | |
SIMサイズ | nanoSIM | |
DSDV | × |
※スペック詳細はこちら
スペックの解説
Android One S6のSoC・メモリスペックで目立つところはほとんどなく、まさにローエンドモデルの構成と言えます。USB-Cに対応していたり、この価格帯では珍しく防水・防塵に対応したモデルになっている点は評価すべきと考えます。
Android One S6のカメラスペック
カメラスペック
カメラスペックは以下の通りです。メインカメラの画素数は値段帯から見ると、性能が良いように感じます。ただし、光学手振れ補正については、記載がありませんでした。
有効画素 | F値 | 手振れ補正 | ||
光学 | 電子式 | |||
メインカメラ | 1600万 | - | - | - |
超広角カメラ | 800万 | - | - | - |
インカメラ | 800万 | - | - | - |
※「-」は公式サイトで情報がなかったため記載しておりません。
Android One S6の外観
表面です。上部に切り欠きノッチがある形状になっています。
背面はこちらです。大きなデュアルカメラと背面に設置された指紋認証が特徴です。センター下部に大きくAndroid Oneと印字されています。
Android One S6のメリット・長所
USB-Cに対応している
Android One S6は外部出力用のコネクタとしてUSB-Cに対応しています。昨今のコネクタ類はUSB-Cに移行していますし、パソコン側でもUSB-PDに対応したパソコンを数多く出して普及して来ています。
スマートフォンはあまり使わない人でもパソコンをよく使う人の中にはUSB-Cを充電器としている人がいると思うので、このUSB-Cの対応は大きなメリットです。
低価格ながら超広角カメラ搭載
Android One S6はデュアルカメラ構成です。超広角カメラを搭載しているため、画角の広い写真が撮影できます。
インチ数の割に軽い
本機は5.8インチで151gといった軽さが特徴です。iPhone11 Proは5.8インチで177gとなっています。非常に持ち運びに向いたスマートフォンです。
価格が非常に安い
ローエンドスマホですが、かなり価格が安く京セラが出しているとは思えない価格帯になっています。格安かつ国産メーカーを選びたいといった人に有利になるスマホと言えます。
防水防塵である
Android One S6はこの価格帯としては珍しく防水防塵に対応しています。これは国産メーカーならでは。基本的にこの価格帯は海外メーカーが基本のため、防水防塵に対応していていないため、低価格かつ本体の防水防塵性を考慮するならほぼ一択とも言えます。
Android One S6のデメリット・欠点
最高速度が112Mbps
ローエンドのため全般的に性能は低いですが、中でも大きなデメリットが最大速度です。最大ダウンロード速度が112Mbpsしかありません。ワイモバイルは他社格安SIMに比べて高速にもかかわらず、この最高速度が生かせないのはデメリットと言えます。
Android One S6がおすすめのタイプ
安い防水・防塵スマートフォンが欲しい人
最もおすすめのタイプは価格が安く、かつ防水防塵性を優先する人です。同価格帯なら海外メーカーの格安スマホの方が安くなりますが、防水・防塵性能はありません。
Android One S6をおすすめしない人
LINE・電話・ネット閲覧・YouTube以上のことをする人
Android One S6はローエンドモデルです。ハードな利用は厳しいと考えて下さい。もしゲームをしたり、ハードに毎日使い倒すことを前提とするなら、ワイモバイルで発売されているP30 liteを考慮に入れる方が良いでしょう。もし別途購入することが可能なら、少し値段は上がりますがOppo Reno Aをおすすめします。
Android One S6の特徴レビューまとめ
Android One S6のキャンペーン・安く買う方法
Android One S6はY!mobileの専売モデルとなっています。安く買うためにはオンラインで購入するようにしましょう。Y!mobile公式サイトで購入すれば初期手数料をゼロ円にすることができ、節約することができます。
また購入時はワイモバイルのキャンペーンページも合わせてご覧ください。時期によっては安く買える可能性があります。