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Pixel4の実機レビュー

Pixel4レビューの概要(ポイント)

2019年AIカメラ最強スマホ

Googleが直接投入してきたスマートフォンであるPixel4。

カメラ最強として呼び声が高かったPixel3のさらなる進化版となっており、高い写真性能を誇ります。

カメラ作例でも紹介していますが、Pixel3で強かったモノの撮影に加え、人物のポートレートがさらに処理が上手くなり、カメラを選択するなら、これで十分と思えるレベルにまで昇華されています。

簡易スペック表

CPU Snapdragon855
RAM 6GB
ROM 64GB,128GB
画面 5.7インチ

SoftBankGoogleストア

Pixel4 実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。購入検討している人はキャンペーンを必ずお読みください。

※本機は購入の上、実機レビューを行っております。

Pixel4の特徴

さらに進化したデュアルカメラ

Pixel3はシングルカメラでしたが、Pixel4になってデュアルカメラに進化しました。カメラは広角と望遠の組み合わせです。

 

後ほど作例でも紹介していますが、非常に綺麗な写真を撮影することが可能です。

 

最近のスマホとしては軽い

iPhone6 Plusが出たころからスマホの大型化と重量アップが目立つようになりました。

ところが、Pixel4ではそれに逆行するように160g台の軽さを実現しています。Pixel3よりは大分重くなりましたが、最近のスマホとしてはかなり軽い部類に入りますね。

 

iPhoneに近づいたUI

Pixel4では、iPhoneのようにスワイプ動作で使えるような機能が追加されています(正確にはAndroidとしての機能ですが)。

これによりiPhoneからの移行も比較的楽にできるメリットがあります。

 

リフレッシュレート90Hzのディスプレイ

Pixel4ではリフレッシュレートが90Hzのディスプレイに進化しました。個人的にはカメラの次に進化を感じるところ。

ディスプレイは有機ELを搭載しているため、残像感がさらに少なくなって、快適さが増しています。

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Pixel4のマシンスペック

マシンスペック

Pixel4のマシンスペックは以下の通りです。

発売日 2019/10/24
寸法 68.8×147.1×8.2mm
重さ 162g
ディスプレイ サイズ 5.7インチ
形式 有機EL
画素数 2340×1080
バッテリー 電池容量 2800mAh
ワイヤレス充電
リバースチャージ ×
急速充電 〇(18W)
プロセッサ(Soc) Snapdragon855
GPU Adreno640
ストレージ(ROM) 64GB
128GB
メモリ(RAM) 6GB
外部メモリ ×
通信 下り最大 記載なし
上り最大 記載なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth バージョン 5.0
最大接続台数 公式記載なし
生体認証 指紋センサー ×
顔認証
光彩認証 ×
おサイフケータイ
緊急避難速報 公式記載なし
防水(お風呂) IPX8
防塵 IP68
ワンセグ/フルセグ ×
赤外線通信 ×
コネクタ USB-C
OS 10
SIMサイズ nanoSIM
eSIM
DSDS

対応バンドについて

4G 1/2/3/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/38/39/40/41/42/66
3G 1/2/4/5/6/8/19
2G 850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz

スペックの解説

Pixel4はハイエンドスマホであり、日本で必要となる規格にもほぼ対応した優等生な機種です。

Snapdragon855でメモリ6GBのため、性能的にはXperia1と同等レベル。スペックは同じですが、軽いため、すみ分けができているモデルと言えます。

弱点としてはバッテリー容量が2800mAhと最近のスマホでは小さいこと。

特にPixel4では有機ELディスプレイを生かして、AOD(ディスプレイ常時表示)ができるため、電池の持ちが悪くなる傾向があります。

より快適に使うためにはAODを切るなどの設定をしておく必要があるでしょう。

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通信スピードテスト

UQモバイルを使って、スピードテストを行った結果がこちらです。150Mbpsも出ており、キャリア並みの速度となっています。

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Pixel4のカメラスペックと作例

カメラスペック

Pixel4のカメラに関するスペックは以下の通りです。

メインカメラ1
有効画素数 1600万画素
F値 2.4
光学手振れ補正
電子式手振れ補正
メインカメラ2
有効画素数 1220万画素
F値 1.7
光学手振れ補正
電子式手振れ補正
インカメラ
有効画素数 800万画素
F値 2.0
光学手振れ補正 ×
電子式手振れ補正 ×

※インカメラには顔認証用のIRカメラも搭載

※動画は1080pで最大120FPS、720pで240FPS、4Kで30FPS

 

Pixel4で撮影した作例

人物ポートレート

 

夜景写真

ポートレート

ポートレート適用

ポートレート処理前

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Pixel4の外観

Pixel4の外観はツルっとしていることが特徴です。最近のスマートフォンはiPhone11 Proをはじめ主張が強いものが多いですが、Pixel4の背面はカメラがワンパーツ内に収められているためそこまで主張を感じません。

 

特に、今回購入したモデルは黒のためカメラ部分に関する違和感が特に低いカラーと言えます。背面はGoogleを示す「G」マークが入っているだけで非常にシンプルです。

サイドはラバーコーティングされたような素材になっています。この素材は一見するとおもちゃのように見えるので好き嫌いが分かれそうです。

 

個人的にはサイドを触っていて指紋がつかず、滑り止めのような役割になっていると感じ、グリップしやすい印象を受けました。

右側は電源ボタンと音量ボタンを兼ね備えています。電源ボタンは前回のPixel3と同じようにバイカラーになっています。

 

逆側にはSIMスロットがあります。シングルSIM仕様になっています。

 

上部には何もありません。下部はUSB-Cコネクタとスピーカーがあります。上下ともにイヤホンジャックはありません。

ディスプレイは下側ベゼルが小さく、上側ベゼルが大きくなっています。ノッチがないためすっきりしています。

 

上側のカメラはシングルカメラですが、IRカメラも備えています。3D認識による顔認証が可能です。

カメラは若干飛び出しています。iPhoneほどは大きくなく気になりません。

 

コントロールパネルがこちら。ダークモードを適用しています。

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Pixel4のメリット・長所

90Hzのリフレッシュレートの恩恵は大きい

Pixel4というとカメラ性能をアピールしているため、どうしてもそちらに目が行きがちですが、実は90Hzのリフレッシュレートがかなり印象的です。

2019年夏モデルとして発売されたAQUOS R3がリフレッシュレート120Hzでぬるぬる動く印象を受けましたが、液晶でした。

Pixel4の場合は有機ELディスプレイを搭載しつつ、90Hzリフレッシュレートとなっています。数値自体は低いですが、もともと有機ELの方が残像感が少なくなる仕組み。

感覚的にPixel4はAQUOS R3以上の残像感の少なさを感じます。

 

カメラの進化は絶大

Pixel3の作例でも紹介しているように、もともとPixelは写真が美しく撮れます。

Pixel4では画像がさらにきれいに撮れるようになっています。カメラの性能がアップしていることもありますが、それよりもAI処理がうまくいっている印象。

ポートレートの輪郭の取り方はiPhone11 Proを凌ぎます。

 

軽くて使いやすい

Pixel4は重量が160g台となりました。前回のPixel3よりは大分重くなりましたが、それでも昨今のスマホ事情から考えれば十分軽い部類です。

 

ハイスペックで指に吸い付くようなフィーリング

リフレッシュレートの問題もありますが、指に吸い付く感覚があります。スムーズに使えることはスマートフォンの快適さからいっても重要。

Pixel3とは別物と言ってもいいほど快適なので、ぜひ一度店頭でも試してみてほしいです。

 

ダブルタップによるカメラ起動が便利

この機能はPixe3から踏襲していますが、電源ボタンのダブルクリックでカメラ起動できる機能は非常に便利です。

AndroidのUIによって変わるため、機種によってできるものできないものがあるため、Pixel4のメリットと言えるでしょう。

 

最低3年間のOSアップデート

Pixel4はGoogleが出すピュアAndroidということもあり、最低3年間のOSアップデートが保証されています。

SIMフリースマホはOSアップデート、セキュリティパッチが降りてこないこともあるため、アップデート保証は長期間使う人にとって安心に繋がります。

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Pixel4のデメリット・欠点

デュアルカメラの構成は広角と望遠

Pixel4のカメラ構成は広角と望遠となっています。2019年はデュアルカメラの構成が広角と超広角の組み合わせが多い現状。

私自身、2019年スマホをたくさん買ってきましたが、超広角の方が使い勝手としては良いです(ズームはデジタルが使えるため)。

時期Pixelで超広角の搭載が楽しみです。

 

カメラは強いがマクロは弱い

カメラの強いPixel4ですが、夜景、物撮りのポートレートが強い一方、マクロはあまり強くありません。

HuaweiのP30などの方がマクロ撮影が強い印象です(P30にはマクロモードもある)。

夜景写真、人物、ものの撮影ならPixel4が良いですが、近距離撮影するなら他の機種を選ぶ方が無難です。

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Pixel4の口コミ・評判

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Pixel4
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 by SIMPC編集部

カメラ性能が高いだけでなく、軽くて使いやすいスマートフォン。特に物を撮影するポートレートモード、夜景の撮影能力は他のスマホと比べてもずば抜けています。

カメラで選ぶなら最新のPixelと間違いなく言えるスマートフォンとなっています。

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Pixel4がおすすめのタイプ

カメラを最重要視する人

Pixel4はGoogleが出しているスマホですが、Googleと連携することで生まれるメリットはあまりありません。

この機種はGoogleとの連携を期待するのではなく、カメラで選ぶスマホです。逆にカメラ性能で選べば、所有欲を確実に満たしてくれる一台と言えるでしょう。

 

軽いスマホが欲しい人

Pixel4の強みはPixel3から同じく、軽いことです。今のスマートフォンはどれも、ハイエンドスマホほど大きく重くなっている傾向です。

同じくらいだとGalaxy S10くらいですね。軽さにこだわる人はPixel4を選択肢に入れておきましょう。

 

夜景・星空を撮影したい人

Pixel4の夜景撮影能力は異常といっても過言ではありません。夜景に強いといわれるP30やiPhone11 Proの夜景モードですが、個人的にはPixel4には敵わない印象。

特に違いを感じるのはイルミネーションの撮影。iPhone11 Proの夜景モードは綺麗ですが、全体的に明るくなってしまいます。しかし本当に欲しいのは、周りが暗くてイルミネーションが際立つ写真。

こういった写真撮影する場合は、Pixel4の方が圧倒的優位に立ちます。

 

Pixel4をおすすめしない人

超広角を使いたい人

物理的に機能を搭載していないのでしょうがないですが、超広角カメラを使いたい人にはおすすめできません。

超広角を使うなら、iPhone11 Proもしくは、Xperia1などをおすすめします。

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Pixel4の実機レビューまとめ

とにかくカメラで選ぶ一台

結論

写真を綺麗に撮りたい!という要望には期待に対して、100%以上で答えてくれる超有望なスマホです。

初心者の人でも、写真を綺麗に撮りたい!ということなら迷うことなく買う一台です。

また重量が160g台と軽いため長時間スマホを使う人にも勧めたいモデルです。

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Pixel4のキャンペーン・安く買うために

Pixel4の販売ルートはSoftBank、もしくはGoogleストアです。Googleストアでは、Pixel4とセットで他製品がお得に購入できるクーポンが付いてきたりします。

SIMフリー版を購入するなら、Googleストアは要チェックです。

 

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2019年発売のカメラ性能が高いライバル機種のレビュー記事です。

 

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