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LEGION T550iの実機レビュー

LEGION T550iのレビュー概要

高いコスパのゲーミングデスクトップ

LEGION T550iはLenovoから発売されている高いコスパを誇るエントリークラスゲーミングPCで、8万円台から購入可能な一台です。しかも安いだけでなく、上位ではRTX 2070 Superまで選択することも可能になっています。

デザインはLEGIONシリーズにありがちなゴテゴテとしたゲーミングPCではなく、すっきりとしたフォルムでライティングも控えめにできるためホームユース・ビジネスユースでも使えそうな外観。

ゲームだけでなく作業用PC(特にクリエイター)には、値段的にも、性能的にも魅力的な一台と言えるでしょう。

簡易スペック表

CPU Core i5-10400
Core i7-10700
RAM 8~16GB
ROM 256~512GB SSD
1~2TB HDD
画面 -
GPU GTX1650 SUPER
GTX1660 SUPER
RTX2060
RTX2070 SUPER
LTE 無し
重量 約14kg
CINEBENCH 3261 pts

※詳細スペックはこちら
※ベンチマークは当サイトのマルチコア計測値です。シングルコアはベンチマーク結果で公開しています。

Lenovo(レノボ)
2021年3月25日時点で税込86,605円~。コスパの高いPCですが、価格は変動する可能性があるため都度公式サイトでご確認ください。

 

LEGION T550i実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。実際に使った感想(主観的な内容)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事はメーカーからお借りしてレビューしています。

 

LEGION T550iの特徴

ここではLEGION T550iの一般的な特徴に触れています。筆者が使用した感想については、メリットデメリットからご覧ください。

 

入門用モデルとして手に入れやすい価格

Legion T550iは価格が安く、8万円台から購入できるゲーミングPCで、LEGIONの中でも最廉価モデルになります。注目は上位~中位モデルです。最高ランクでCore i7-10700とRTX 2070 Superの組合せで15万円台、RTX3070が17万円台で購入することが可能(2021年3月21日時点)。安いだけでなく自分の用途に合わせて、コスパ良く手に入れられるデスクトップパソコンとなっています。

 

シンプルさとワンポイントライティング

入門用モデルということもあってか、比較的おとなしめのデザインとなっています。ライティングはセンターのLEGIONマークのみとなっており、もちろんオフにすることも可能となっています。

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LEGION T550iのスペック

今回レビューしたLEGION T550iのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日 2020/06/04
サイズ 185mm×457mm×456mm
CPU Core i7-10700
GPU RTX 2070 SUPER
メモリ 16GB
ディスプレイサイズ なし
ディスプレイ なし
記録方式 256GB SSD
2TB HDD
生体認証 なし
フロントカメラ なし
リヤカメラ なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax
bluetooth 5.1
SIMカードサイズ 無し
LTEモジュール 非対応
重量 約14kg
光学ドライブ なし

※検証機以外の詳細仕様は公式データをご確認ください。

 

スペックの解説

今回の検証機は、発売されているモデルの中で最も高性能にあたるモデルです。後ほどゲーミングベンチマーク結果を出していますが、FF14、FF15ともに快適の数値をマークしています。

RAMは最大16GB、ROMはダブルストレージとなっています。上記とは異なりますが、最廉価モデルでも256GB SSD、1TB HHDとなっており、クリエイターでも使いやすい構成になっていると感じます。

またデスクトップパソコンではまだまだ珍しいWi-Fi6にも対応しており、より高速・低遅延なゲーム、ネット環境を作ることができます(検証機だけでなく、全モデルで対応しています)。

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LEGION T550iのベンチマーク(CINEBENCH他)

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は3282pts、シングルコア480ptsという結果になりました。マルチコアはもちろんの事、シングルコアも非常に良い結果が得られています。他機種のデータについてはCINEBENCHの結果一覧をご覧ください。

 

PASSMARK

PASSMARKの結果は以下の通りです。他機種の結果についてはPASSMARKの結果一覧をご覧ください。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。SSDの性能は3000を超えており、非常に高性能で読み書きはトップクラスです。HDDは標準です。

 

温度テスト

PASSMARKテスト中のGPU温度です。最大64℃となっています。

 

騒音テスト

PASSMARK測定時の騒音をチェックしました。41~43でデジベル程度となっていました。非常に静かです。

 

ゲームベンチマーク

FF14

ファイナルファンタジー14 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は以下の通りです。他機種の結果はFF14のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
最高品質 18910 非常に快適
高品質 19341 非常に快適
標準 23601 非常に快適

 

FF15

ファイナルファンタジー15のベンチマーク結果は以下の通りです。他機種の結果は、FF15のベンチマーク結果一覧をご覧ください。

モード スコア 評価
高品質 9694 とても快適
標準 12596 非常に快適
軽量品質 15515 非常に快適

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LEGION T550iのUSB-Cによる充電テスト

本機はデスクトップPCのためテストしておりません。

 

LEGION T550iの外観

ケース・外部出力

ゲーミングPCのLEGIONブランドらしく、前面には主張が強めのロゴがあります。こちらは任意で光らせることが可能です。スリットが入っており、意匠を凝らしたデザインが魅力的です。ただし、光学ドライブはありません。

 

上部です。上側にはUSB-Aインターフェイス、ヘッドフォンジャック、電源ボタンを2つ備えています。後方は山型にせりあがっています。

 

背面は手が引っ掛かるようになっており、持ちやすさに貢献しています。

 

左側面です。LEGIONロゴとなっています。

 

左側面には何もありません。

 

背面のインターフェイスです。

 

内部構造と外し方

LEGION T550iの側面は簡単に外すことができます。後ろのネジ2本を外し、スライドさせるだけで全ての構造が明らかになります。

 

CPU、メモリ付近です。スロットは2つ空いています。

 

GPUの飛び出し量は以下の通りです。おおよそ280mmでした。

 

電源です。650Wが使われています。

 

前面、後方にはファンが設置されています。余裕のある構造、ファンのおかげかベンチマークテスト時にもほとんど音はしませんでした。

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LEGION T550iの通信環境(WI-Fi)のテスト

IdeaCentre T540ゲーミングの通信環境テストを行いました。テスト環境は光1Gbps(IPV6非対応)でWi-FiにはWi-Fi6非対応のLYNKSIS VELOPを用いています。

 

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LEGION T550iのメリット・魅力

8万円から買える低価格さが魅力

何度も繰り返しになりますが、T550iの魅力はやはり8万円台から買えることが魅力です。一番価格の安いモデルでCore i5 10400とGTX 1650 SUPERで、ダブルストレージ構成となっています(ただし、MicroSoft Office無し)。上位のモデルももちろん魅力出来ですが、やはり最大の魅力はエントリークラスが安く手に入ることだと感じます。

 

意外とゲーミングっぽさはない

外観で写真を撮影しているように、ゲーミングの要素が少なく意外とゲーミングらしさがありません。そのため、ホームユースでも使える外観になっています。

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LEGION T550iのデメリット・欠点

フロントにUSB-Cがない

フロントにはUSB-Aとヘッドフォンジャックしかありません。最近のAndroidスマホやカメラはじめ、USB-Cインターフェイスが中心のため、USB-Cのコネクタがないことはデメリットになります。

 

RTX2080、Core i9は選択できない

コスパに優れるデスクトップゲーミングPCですが、その分最高クラスに該当するCore i9、RTX 2080といったデバイスはカスタマイズモデルにはありません。

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みんなの口コミ

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LEGION T550i
Average rating:  
 1 reviews
 by SIMPC

T550iは非常にコストパフォーマンスに優れたデスクトップPCです。最上位モデルでを選べば、重量級ゲームでも快適にプレイすることが可能な上、16万円台で整えることが可能となっています。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • ゲーミング向けには見えない
  • センターロゴの主張が強い

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LEGION T550iがおすすめな人

低コスパなゲーミングPCを求める人

エントリーモデルを購入したい人や、軽量級ゲームでキーボード、マウス、ディスプレイなどにお金をかけたい人にとって、このPCは向いています。

 

エントリークラスのクリエイターにも向く

コスパ良く、性能の良いCPU、GPUが手に入れられるため、軽いクリエイターソフトウェアを動かしたい人にとっては、ぴったりでしょう。

 

LEGION T550iがおすすめではないタイプ

最高クラス性能を求める人

コスパが良い一方でカスタマイズモデルで最高クラスの性能を追求することはT550iではできません。LEGION最上位モデルなどを購入するようにしましょう。

 

よりビジネスライクなPCを求める人

おとなしめの外観をもったPCですが、センターのLEGIONマークはどうしても目立ってしまいます。もしよりビジネスライクなパソコンを求めるなら、IdeaCentre T540 ゲーミングエディションを検討しておきましょう。ゲーミングエディションの名前が付いていますが、よりビジネスライクなデスクトップPCです。

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LEGION T550iのカスタマイズ・モデルの選び方

LEGION T550iはCPUはCore i5とCore i7の2種類がありますが、GPUがGTX 1650からRTX 2070 Superまで幅広い選択肢があります。どれが良いというわけではなく、予算の都合に合わせて選ぶと良いでしょう。GPUの検証が気になる場合は、当サイトで取得したベンチマーク結果を参照にして選んでください。

 

LEGION T550iの実機レビューまとめ

エントリーの低価格ゲーミング

結論

LenovoのゲーミングPCの中でもエントリークラスにあたるモデルであるT550i。入門用ということもあって、8万円からというコストパフォーマンスに優れる特徴を持っています。また最大カスタマイズをしても20万円以下。

ゲーミングPCですが、センターのロゴを光らせなければおとなしいデザインなので、ビジネスやホームユースでも使いやすくなっています。

ゲーム用だけでなく、クリエイターにも選択肢に入れて欲しいモデルです。

Lenovo(レノボ)
2021年3月25日時点で税込86,605円~。コスパの高いPCですが、価格は変動する可能性があるため都度公式サイトでご確認ください。

 

LEGION T550iを安く買う方法

Lenovoのパソコンは、購入経路によって値段が異なります。詳細については以下のページで詳しく解説しているので、購入前に必ずご覧ください。

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