Intel Compute Stick(Core m3-6Y30)の実機レビュー

Intel compute stickのレビュー概要

超コンパクトデスクトップ

Intel compute stickはスティック型のWindowsパソコンです。intel Compute StickにはいくつかのCPUラインナップがありますが、中でも最も高いグレードがCore m3搭載モデルです。ROMにはeMMCを搭載しており、起動はそこそこ速くなっています。

ただし、あくまでもスティック型PCという特殊ジャンルなこともあって、CINEBENCHの測定結果からわかるように性能はさほど高くありません。

またスティック型のPCでコンパクトなように感じるかもしれませんが、コンセプト周りと接続ケーブルが大きいので意外にコンパクトには感じない恐れがあります。

簡易スペック表

CPU Core m5-6Y57
Core m3-6Y30
Atom Z8300
RAM 4GB
ROM 64GB eMMC
画面 -
GPU Intel HD Graphics
LTE 無し
重量 381g
CINEBENCH 358 pts

※詳細スペックはこちら
※ベンチマークは当サイトのマルチコア計測値です。シングルコアはベンチマーク結果で公開しています。

 

Intel compute stick実機レビュー目次

忙しい方はまず特徴をご覧ください。実際に使った感想(主観的な内容)はメリットからご覧いただけるとわかりやすくなっています。

※本記事はAmazonにて実機を購入しレビューしています。

 

Intel compute stickの特徴

コンパクトなスティック型PC

intel Compute Stickは超軽いスティック型のパソコンです。サイズは手のひらほどしかありません。

 

普通のパソコンはHDMIの入力側しかありませんがこのスティック型PCの場合は出力側となっており、これ一台でテレビやディスプレイに差し込み、パソコンとして使うことができます。

 

スティック型ながら比較的高い性能

本機はスティック型のノートパソコンですが、他の機種に比べると性能が高くなっています。一番のポイントはCore m3が用いられていること。普通スティック型のノートパソコンはAtomが使われていることが多く性能面で実用性がありません。

Intel Compute Stickの場合は、ノートパソコンほどの性能は期待できないものの、実際に使っていて起動やネットサーフィンにストレスを感じるほどではありません。

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Intel compute stickのスペック

今回レビューしたIntel Compute Stickのスペックは以下の通りです。

マシンスペック(技術仕様)

発売日(月) 2016年6月
サイズ 124×11×38mm
CPU Core m3-6Y30
GPU Intel HD Graphics
メモリ(RAM) 4GB
記録方式(ROM) 64GB eMMC
ディスプレイ なし
ディスプレイサイズ なし
生体認証 なし
フロントカメラ なし
リヤカメラ なし
Wi-Fi a/b/g/n/ac
bluetooth 4.2
SIMカードサイズ なし
LTEモジュール なし
重量 381 g
光学ドライブ なし

※詳細仕様はこちら

 

スペックの解説

今回レビューしたのはintelのスティックパソコンの中でも上位スペックに入るm3-6Y30を搭載したモデルです(最上位はm5があります)。RAMは64GB eMMCとなっています。Crystal DiskMarkの結果、さほど速いわけではありませんが、起動スピードにストレスは感じません。Wi-Fiはacまで対応しています。Bluetoothは4.2まで対応となっています。

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Intel compute stickのベンチマーク(CINEBENCH、PASSMARK、他)

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20の測定値は以下の通りです。

CPU(MULTI) 358pts
CPU(SINGLE) 187pts
MP RATIO 1.92 x

 

測定結果はこちらです。

 

PASSMARK

PASS MARKでのレーティングは以下の通りです。うまく測定ができず、N/Aとなっている項目があります。

PassMark Rating N/A
CPU Mark N/A
2D Graphics Mark N/A
3D Graphics Mark 503.6
Memory Mark 1306.4
Disk Mark 0.0

 

計測結果はこちらです。

 

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markの測定結果は以下の通りです。eMMCのため、HDDよりは速いですが、SSDに比べると劣ります。ただし、起動スピードはあまり気になりません。

SEQ1M Q8T1 224.63 88.51
SEQ1M Q1T1 222.70 91.02
RND4K Q32T16 18.39 29.32
RND4K Q1T1 17.54 26.71

 

測定結果は以下の通りです。

 

Intel compute stickのUSB-Cによる充電テスト

本機はUSB-Cを備えています。ただしAnkerの30Wでテストしましたが、起動できませんでした。

 

Intel compute stickの外観

Intel compute stickの外観です。

 

定規と比較しました。

 

サイドです。電源ボタンとUSB-Aです。

 

逆側はUSB-Cのコネクタがありますが電源用です。横にはminiSDスロットがあります。

 

出力端子はHDMIとなっています。

 

本体にはストラップホールがあります。

 

右側は電源コネクタです。本体にUSB-Aも付属しています。

 

電源コネクタのコンセント部分です。

 

コンセプト部分は取り換えが可能です。本記事では掲載していませんが、海外で使えるコンセプトに変えることができます。

 

電源ケーブルです。かなり太めです。

 

実際に繋いだ様子はこちらです。

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Intel compute stickの通信環境(WI-Fi)のテスト

Wi-Fiルーターと同じ部屋にて通信テストを行いました。ルーターはLYNKSIS VELOPです。結果はPING 13ms、ダウンロード58.38Mbps、アップロード107.71Mbpsでとなりました。

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Intel compute stickのメリット・魅力

利用に不便さは感じない

amazonのレビューでも、ノートパソコンとほとんど変わらないと書いていましたが、実際に使ってみて、「確かに不便を感じるほどの処理性能ではない」と感じました。Youtubeの再生や、4Kで撮影した動画の再生を試していますが、全く問題ありませんでした。

 

起動が速い

Compute Stickは、HDDに「eMMC」というメモリを使っています。eMMCはフラッシュメモリで、高速読み込みが可能。結果的に、起動がとても速くなっています。

 

持ち運び性能は抜群

スティックPCを持ち歩くくらいならノートパソコンを持ち歩くという人がほとんどだと思います。仕事ならそれでいいんですが、スティックパソコンなら少し違う使い方ができます。それは、自分の両親に子供の写真や、動画を見せたりできること。

今のテレビにはほとんどHDMIが付いているので、帰省時にこのスティックPCを持っておけば、実家で見せるという使い方も可能です。

 

USB接続ポートは意外にも多い

Intel Compute Stickは本体だけでなく、ACアダプタ側にもUSBポートを2つ持ちます。そのため、USB接続機器が多くても、困ることはあまりありませんでした。

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Intel compute stickのデメリット・欠点

本体が熱くなる

小さなパソコンに有りがちですが、熱をかなり持ちます。本体に接続しているUSBにも熱が伝わるため、壊れないか少し不安です。また、熱くなるせいか、音が少し大きめです。

 

高周波音が気になる

ベンチマークテストをしている際、高周波音が聞こえます。騒音計で測っても52db程度でしたが、高周波音なので人によっては気になるでしょう。

 

本体幅が大きい

Compute StickはHDMI端子の入力部の幅が大きくなっています。そのため、直接入らず、コネクターを使う必要があります。見た目的には少し不格好ですね。

 

付属のACアダプタが大きい

本機には付属のACアダプターがありますがこれがかなり大きくスティックPCとしての良さを軽減しています。持ち運びをするなら、本来見るべきはスティック型PCではなく、ACアダプターのサイズを考えておきましょう。

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Intel Compute Stick
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 1 レビュー
by SIMPC編集部 on Intel Compute Stick

とても小さく持ち運びに便利ですが、残念なことに電源ケーブルが大きく、太いため曲がりが悪く使いづらい。固定しておくならあまり気にならないかもしれません。性能面ではm3モデルはあまり不満無し。ハードな作業をしなければ普通に使える印象です。

 

女性目線の口コミ

普段、Let's NoteのSZシリーズを使っている妻からコメントをもらいました。ライトユーザーとしての一意見として捉えて頂ければと思います。

女性目線のコメント

  • 後ほど追記します。

 

Intel compute stickがおすすめな人

テレビの接続用PCとして

リビングで、U-NEXTHuluなどのVODを楽しむなら非常に優れたパソコンです。ネットとしても使えるため、YouTubeもパソコンと同じ感覚で再生することが可能です。

 

Intel compute stickがおすすめではないタイプ

ネットサーフィン以上をしたい人

コンパクト過ぎるがゆえに、性能面でIntel Compute Stickにあまり期待はできません。ネットサーフィンや動画視聴程度なら簡単にこなせますが、それ以上のことは難しいと思っておきましょう。

省スペース性を重視しつつパソコンを置きたいなら、ThinkCentre m75q-1 tinyがよいです。スティック型ではありませんが、超コンパクトながら、価格に対してかなり良い性能(ノートパソコンよりも性能が明らかに高い)が出ているので、快適にパソコンを使えるでしょう。

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Intel compute stickのカスタマイズ・モデルの選び方

Intel Compute Stickには発売年度に応じて、いくつかモデルがあります。本記事でレビューしたのはCore m3-Y30のモデルです。下位モデルもありますが、Atomシリーズで性能が低いためおすすめできません。また価格差を考えると、実用性を考えてもCore m3-Y30の方が妥当でしょう。

後発で発売された、上位モデルもあります。こちらはCore m5モデルですが価格はかなり高めです。上記でもおすすめしたThink Centreのようなモデルを購入するほうが、コストパフォーマンスが高くなります。

 

もしスティックPCを購入するなら今回のレビューのm3モデルがバランス的にはちょうど良いと考えられます。

 

Intel compute stickの実機レビューまとめ

Core m3なら思ったよりも使える

結論

Intel Compute StickのCore m3-6Y30モデルは思った以上に起動も速く、パソコンとして普通に使えてしまうモデル。

リビングのテレビを簡易的にパソコンに変えてしまうという点で、Fire Stickよりも用途が広いモデルとなっています。

 

Intel compute stickを安く買う方法

Intel Compute Stickは各通販サイトで発売されています。価格、ポイント還元率を踏まえて比較して、自分にとって最も良い通販サイトで買いましょう。

 

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後日追記します。

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