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【違いを解説】Surfaceシリーズの各ラインナップ特徴とおすすめモデルの選び方

Surface(サーフェス)シリーズはMicrosoftから出ているOSメーカーが出しているパソコンのため、高いイメージがあります。しかしながら、ラインナップが充実してきて、現在では低価格モデルから高性能モデルを備えるシリーズとなっています。

この記事ではSurfaceシリーズについて全ての機種の特徴とおすすめのタイプについてまとめました。

本文の前に

Surfaceシリーズはほとんどのモデルを実機にてレビューしています。外観詳細や実際に使ってみた細かな感想などについては各々の記事より参考にしてみて下さい。

 

Surface(サーフェス)のラインナップ目次

以下からSurfaveシリーズの各モデルの解説に飛ぶことができます。目的のモデルが決まっている場合はリンク先からご覧ください。

※Surfaceシリーズをお得に手に入れたい方は以下のページをご覧ください。

【2024年4月】Microsoft Surface(サーフェス)をクーポン・キャンペーン・学割・セールで最大限安く買う方法・コツ

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Surface(サーフェス)シリーズの特徴とおすすめモデルの選び方

シリーズの特徴・ラインナップ

Surfaceシリーズのラインナップについて、以下の通り書き出しました。CMでは2in1タイプがよく取り上げられていますが、それ以外にもクラムシェル、2in1、All in Oneモデルなど多様な種類があります。

以下にラインナップの特徴を掲載しています。また、レビューからは各記事を見ることが出来るので参考にしてみて下さい。

右側にスクロールして見ることが出来ます。

Surface Laptop Studio Surface Laptop 13.5 Surface Laptop 15 Surface Laptop Go Surface Pro Surface ProX Surface Go Surface Book Surface Studio
Surface Laptopの最高峰モデル。クラムシェルモデルでありながら、フリップ機構によりペン入力もしやすいモデルになっている。Core i5とi7モデルがあり、上位モデルはdGPUとしてRTX3050 Laptopを搭載してグラフィック性能にも優れる。 クラムシェル型ノートパソコンモデル。13.5インチの小さめサイズで持ち運びにも向き、大学生やビジネスパーソンが使いやすいモデル。 クラムシェル型の大画面モデル。15インチのディスプレイと質の良いスピーカーの組合せで動画鑑賞も楽しめる。2021年でパフォーマンスが大きくアップしたのも魅力。 12.3インチのSurface Laptop廉価版。リーズナブルではあるものの全体の質感が高く、安っぽさがない点が魅力。10万円以下の価格でありながらOfficeソフトが付いている点も◎ Surfaceの2in1スタンダードモデル。ペンを積極的に使いたいならこのモデル。クラムシェルに比べると軽量な点やペンがマグネットで固定できる。 Arm版プロセッサを搭載したSurfac 2in1ノートパソコン。CPU(SoC)が特殊なモデルのため一般向きではない。 2in1ノートパソコンの最廉価モデル。10.1インチの小型モデルで持ち運びに向く。プロセッサがあまり強くはないため、できることは限られる。サブPC向け。 タブレット分離型の2in1。クラムシェルとしても使える。Surfaceのノートパソコンの中では最高級機種。 Surfaceシリーズのデスクトップモデル。ディスプレイをそのまま倒すことができ、ペン入力が可能なクリエイティブモデル。
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Surface Laptop Studio Surface Lapop4 Surface Lapop4 - - - - - -
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- Surface Laptop3 Surface Laptop3 Surface Laptop Go Surface Pro7 Surface ProX Surface Go2 Surface Book3 -
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- Surface Laptop2 - - - - Surface Go - Surface Studio2
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それぞれの位置づけが分かりやすいようにSurfaceシリーズの性能について図にしました。

 

メイン用途で使うなら、Surface Laptop3、Surface Pro7が主流に、さらに高性能を求めるならSurface Studioが対象となります。一方、Goという名前が付くモデルは廉価版でプロセッサの性能が低い分、安く手に入れることができます。

 

全モデル共通した優れたデザイン性

一般的なメーカーの場合、廉価モデルになるほど筐体にプラスチックが使われ、安っぽいデザインになることがよくあります。しかし、Surfaceシリーズの場合はそれがなく、低価格モデルであっても金属筐体を用いて妥協のないデザインとなっていることが特徴です。最廉価モデルであるSurface Goシリーズはキックスタンドを搭載していますが、複雑な作りながら安っぽさは一切感じません。

 

専用スタイラスによる優れたペン入力

Surfaceシリーズは専用スタイラスペンがあります。このペンを利用することでスムーズな入力ができます。

 

最廉価モデルであるSruface Goでも十分快適に動きますし、純正だけあって接続性も抜群に良いです。

 

Surfaceシリーズの選び方は「メインにするか、サブにするか」

Surfaceシリーズを選ぶにあたって、最も重要なのは「メイン端末にするかどうか」です。Surfaceシリーズはかなり極端でハイエンドPCとサブPCに分かれます。サブPCとして欲しいならGoが付いたモデルを、メインで使うつもりならそれ以外のモデルを選ぶと良いでしょう。

 

Officeソフトを入れること前提ならSurfaceは第一候補に

SurfaceシリーズはMicrosoftが発売しているパソコンのため、Officeソフトがインストールされているものが多数あります。例えばSurface Laptop Goであれば本体代10万円を切ったうえでOfficeソフトが入っているため実質5万円クラスと同等。本体の質感を考えれば、非常に高いコストパフォーマンスをほこります。

 

Surfaceにはスマートフォンも存在

本記事はパソコンがメインのため、くわしく取り上げませんがSurfaceシリーズにはスマートフォンも存在します。以下でレビューしているので参考にしてみて下さい。

Surface Duo 2の実機レビュー

2画面分割して使える折り畳みスマートフォンで実用性が高いモデル。特に電子書籍でマンガを読む人にベストマッチです。

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Surface Laptopシリーズの各ラインナップ・シリーズ

Surface Laptopは一般的なクラムシェル型のノートパソコンです。シンプルな構造で、他のSurfaceのようにギミックがない分本体の質感の高さがより際立つモデルになっています。

 

最強のクラムシェル「Surface Laptop Studio」

2022年から登場したSurfaceシリーズ最強のノートパソコン。フリップ機構により、2in1タブレットとノートパソコンのいいとこ取りとなっています。上位モデルはdGPUとしてGeFroce RTX3050 Laptopも搭載しています。

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最もスタンダードな「Surface Laptop 13.5インチ」

Surfaceシリーズの中でも標準的で手に入れやすいスタンダードモデルです。13.5インチのディスプレイサイズで持ち運び性に優れることも特徴。ディスプレイアスペクト比が3:2のため、縦に長い作業(例えばWordやネット閲覧)に向いています。Core i5モデルでも十分使えますが、快適にしたいならCore i7モデルを選びましょう。

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AMDプロセッサ搭載「Surface Laptop 15インチ」

持ち運びをしないなら、13.5インチよりもおすすめな15インチモデル。こちらはプロセッサにAMD Ryzen3000シリーズが用いられており、処理能力が大幅に強化されています。ただし、15インチモデルはWi-Fi6に非対応(13.5インチは対応)といった細かい違いがあるので注意が必要です。とはいえ、プロセッサの差は大きいので快適性を重視したいなら15インチの方を選んでください。

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2021年モデルが登場したので以下でレビューを行っています。Ryzen7 4980Uに進化したことで大幅にパフォーマンスがアップしています。

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最廉価クラムシェル「Surface Laptop Go 12.5インチ」

シリーズの中で最廉価ですが、意外とおすすめのモデルがこの「Surface Laptop Go」。第10世代、Core i5モデルを搭載し、高い品質ながら10万円以下で購入することもできます。シリーズの中ではディスプレイサイズが最も小さいことや、プロセッサの能力的にハードな使い方は難しいですが、用途を絞って使えばお買い得なノートパソコンと言えます。

また、Officeソフトが標準で入った価格になっているため、ソフトを使うこと前提であればコストパフォーマンスがぐっと上がるモデルでもあります。

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Surface Proシリーズの特徴

Surface Proシリーズは取り外しできるキーボードが付属した2in1スタイルのタブレット型ノートパソコンです。タブレットPCは一般的に性能が低いイメージがあるかもしれませんが、高性能なマシンも取り揃えていることが特徴です。

 

2in1スタンダートモデル「Surface Pro 7」

キーボードが取り外し可能な2in1タブレットノートパソコンは各社出していますが、日本で発売されている2in1の中ではトップクラスに実用性、性能で優れるモデルと言えます。基本的な処理性能だけでなく、Surface専用のスタイラスペンに対応していることで2in1の強みを活かせること自体も魅力と言えます。

Surface Pro7自体が持つ独特の強みとして、USB-A端子を持つことが挙げられます。2in1に限らずハイエンドコンパクトノートパソコンはUSB-Aが廃止される方向になっているため、それだけで魅力的とも言えます。ただし、残念ながらLTEには非対応です。

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ARM系特殊プロセッサの「Surface Pro X」

2in1タイプのSurfaceモデルの中で唯一専用のスタイラスペンを収納できる仕組みを持つモデル。スタイラスペンはこのモデル専用タイプになり、平型になっています。Surface Pro Xは見た目もよく非常にかっこよく、さらにLTEまで対応していますが、プロセッサがARM系の特殊なチップとなっています。そのため、一般的なWindowsソフトに対応してないものもある点が注意。

どちらかと言えば玄人向けのモデルなので、メインPCとして使う想定や初心者の人が使う前提で購入するのはおすすめできません。

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Surface Goシリーズの特徴

Surface GoシリーズはProシリーズの廉価版、かつ小型化されたモデルです。プロセッサはPentiumかintel省電力プロセッサが用いられているため、もたつくことも多いですが持ち運び性に優れ、ネットサーフィンなどにはぴったりのモデルと言えます。

 

2020年登場の第二世代「Surface Go2」

10インチクラスの小型2in1タブレットパソコン。Surfaceの中でも最も小さいため、カバンに収納しやすく持ち運び性に優れます。またLTEに対応しているため、パッと開けて使える点も魅力(顔認証に対応しているためパスコード入力も楽)。ただし、プロセッサの性能があまり高くない点が弱点と言えます。なお初期はWindows Sモードで起動しますが、解除可能です。

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Surface Bookシリーズの特徴

Surfaceのノートパソコンの中で最高級グレードに位置するモデル。このモデルのみノートパソコンとして唯一GPUを搭載しています(ただし上位モデルのみ)。本体デザイン、質感、性能と全てにおいてハイバランスで、所有欲の満たされる一品ともいえるでしょう。

 

Surface Book3 13.5インチ

Surface Bookの13インチ版でCore i5、Core i7、そしてGPU搭載モデル有り無しなど、様々な種類から選ぶことができます。

 

Surface Book3 15インチ

Surface Bookの15インチ版でCore i7モデルのみ、かつGPU搭載モデルのみとなっています。GPUはGe Force GTX1660 Max-Qが搭載されており、13インチ版と比べてより高性能になっている点が特徴です。2in1としてタブレットで持ち運びをした場合、1kg以下となるためモバイル性が意外と高い点も魅力です。

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Surface Studioシリーズの特徴

Surfaceシリーズの中で唯一のデスクトップモデルです。超高額ですが、その分、性能に優れたパソコンとなっています。

 

Surface Studio2

4K、28インチのPixelsenseディスプレイを持つデスクトップパソコンで、Core i7 7820HQとGTX1060(もしくはGTX1070)を搭載しているモデルです。性能もさることながら一体型としての美しいデザインが魅力的。28インチの大画面がタッチパネル化されており、スタイラスペン、ダイヤルに対応しているため、クリエイター向けのデスクトップパソコンと言えます。

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Surfaceシリーズの違いとラインナップまとめ

Surfaceシリーズについてラインナップをまとめました。Surfaceは10万円以下から60万円以上と幅広いラインナップが存在していますが、基本的にメインストリームはSurface Pro7もしくはSurface Laptopシリーズを選ぶのが良いでしょう。またサブPCとして使う場合はSurface Laptop GoもしくはSurface Goを選択肢に入れて置いておくと良いでしょう。

より細かい情報やレビューについては各項目に掲載しているリンクから紹介しているので、購入前にチェックしてみることをおすすめします。

 

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Surfaceについては、bookシリーズ、Goシリーズ、Laptopシリーズ問わず、当サイトでもいくつかレビューを行っています。各モデルのレビュー・ベンチマーク結果・外観写真等は以下の個別記事よりご覧ください。

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