Lenovoプロダクトマネージャー藤井宏明氏に聞いたゲーミングPCの市場と魅力

藤井宏明さんのセミナー概要

前回は、Lenovoの吉原敦子さんが登壇されたセミナーについて記事にしました。

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その同日、ゲーミングPCについてセミナーも合わせて拝聴。レノボと言えば、他社と比べてゲーミング分野において、デスクトップよりもモバイルノートPCの比率が高いことが特徴。

コスパが高く、魅力的なゲーミングPCを出すレノボの戦略やプロダクトラインについて担当者に聞いてきました。

 

今回お話を聞いたのはプロダクトマネージャーの「藤井 宏明 氏」

今回セミナーに登壇されていたのは、プロダクトマネージャーの藤井宏明さんです。ゲーミングPCについて熱く語って頂きました。

 

Lenovoが目指すゲーミングPCの形

レノボが目指しているゲーミングPCの理想は以下の通り。

 

レノボは他のゲーミングPCメーカーと比べると、モバイルの比率が高いといわれているため、モバイル・ゲーミングPCの実現が項目に上がっていることがレノボらしいと感じました。

続いて、面白い調査結果だったのが以下の資料。

 

ゲーミングPCのユーザー調査ですが、男性59%、女性41%となっています。また、36歳以上の分布も多くなっているそうです。

ゲーミングPCは、レノボに限らずどのメーカーでもキラキラ光る奇抜なモデルになりがち。

そのため、IdeaCentre720といったこれまでのPCライクなデザインのパソコンを用意することによって、幅広い年齢層に対応しています。

 

またゲーミングPC市場は拡大傾向で、2年前に比べると176%成長。

今後GoogleのStadiaもありますし、ゲームが筐体によらない仕組みになればなるほど、パソコンの優位性は高まるのではないかと思います。

 

日本のPCゲーマーの比率は1.3倍に増加。これからeSportsの認知・拡大が進めばさらに伸びていく可能性はありますね。

もちろんPCだけでなく、VRゲームも可能性としてはあるわけで、同じカテゴリの商品が売れる可能性は高そうです。

 

魅力を感じたゲーミングPCは

Lenovoではidea centreやLEGION(レギオン)を発売しています。今回、新製品として、いくつか見せて頂きました。

 

なかでも最も魅力的だったモデルはLEGION C730。上部に取っ手が付いたパソコンらしからぬ筐体を持つパソコンです。

 

C730はセンターが区切られており、それぞれ左右で独立した冷却経路を持つ設計のマシン。藤井さんその冷却機能についてセミナー含め、熱く語っていました。

 

背面を除くと、それぞれから排熱するための穴が開いています。まさにLenovoが目指す「機能美」を感じるポイント。

 

天面は強化ガラスとなっており、中身が見える男心をくすぐる仕様。メカニカルな要素が好きな人にはたまりませんね(個人的に排熱を考えるとガラスにしたのはどうなのかなと思いましたが)。

 

また全てツールレスで解体できる仕様になっています。

 

もう一つ、非常に良いと感じたモデルがこちらのLEGIONのゲーミングノートPC「Legion Y740(17)」。

ゲーミングノートPCはどちらかと言えば、特徴的(すぎる)くらいの派手さがあるモデルの方が多い中、一見普通のPCに見える代物で逆に好感が持てます。

 

Lenovoの特徴である赤いトラックポイントがないので、一般的なモバイルPCのような感覚をより受けます。

 

とはいっても流石ゲーミングPC。普通に見えて、このY740はこれまでの冷却構造を見直すことで、効率を一気に高めたモデルと、藤井氏はおっしゃっていました。

 

ヒンジ部分が冷却用に設計されているため、一般的なノートパソコンとは少し違った形になっています(底面が少し飛び出す形)。

 

一見して普通のPCに見えるのに、中をよく見てみると機能面から考えて効率的な構造を取っている機能美も搭載されており、ある意味で「玄人心をくすぐる」モデルともいえるのではないでしょうか。

 

その他の紹介のあったゲーミングPCパーツ

同日は、C730だけでなくモバイルゲーミングPC、デスクトップ、ゲーミングモニター、マウス、キーボード、そしてバッグが陳列されていました。

Idea Centereは一般受けしそうなモデルでしたが、それ以外のLEGIONモデルはまさに"カッコイイ"モデルばかりであり、中学生に戻ったようなワクワク感を感じさせてくれるようなものばかりでしたよ。

 

セミナー中でも紹介のあった、Idea Centre前面がすっきりとしたモデルで、本当にゲーミングPCに見えないモデルでした。

こういったデスクトップPCが増えれば、ゲーミング分野の裾野がもっと広がるのではないかと感じます。

 

藤井氏のセミナーから筆者が感じたこと

ゲーミングPC自体の性能が良いため、人によっては「ゲームでない用途」で使いたいという人も数多くいるはず。

動画編集をするクリエイターにとっては、ゲーム用途でなくてもクリエイティビティな作業に向くはずです。

ゲーミングデスクトップもそうですが、モバイルノートパソコンもそうでしょうね。

 

ゲーミングというと見た目に特徴あるPCばかりでした。しかし、idea Centre(例えばT540 Gaming)のようにゲーミングPCには一見見えない製品が出てきています。

これはゲーミングPCユーザー拡大に合わせた動きなのかなと感じました。

これからゲームPC市場はさらに広がるでしょうし、一般向けのデザインも用意したLenovoのゲーミングPCによって、販売数の増加だけでなく国内のLenovoシェア拡大につながりそうです。

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